2010年01月31日

スポーツ少年たち

小僧のバスケ部入部に伴い、シューズは先輩からのお下がりをお借りできることになった。
ところが、小三23センチは、なかなか厳しい条件で、やはり明日、安売りスポーツ店をのぞいてみないとならないかもしれない。上履きでは、なんとも走りにくそうなのだ。
そうなると、ドリブル練習のためにもボールが欲しくなり、シュート練習のためにボードが……ってキリがない。
どこかにお下がりがないかしら、とバスケ経験者に思いを張り巡らしていたら、とんでもないことを思い出した。
私は初恋のバスケ部キャプテンに、なんと彼の三年間の愛用ボールを頂いたのではなかったか!
第二ボタンはもらえなかったんだけどさ。
おつきあいしたのが、ずっと後だったからさ。
ってことは実家にあるはず!!使える使えないはさておいて、それはとりに行かなくちゃ。今は履けなくても、それは私のガラスの靴なんだもの。

今も、実は彼は、バスケに携わっているらしい。
絶対に、会えないけどな!私、変わり果てすぎたから。でも、あの頃の放課後の体育館ように、ちょっと陰から見てみたい気もするな。
かっこよかったんだよなあ、先輩のドリブルシュート。フリースロー。

あっ!書きながら思い出した、そういえば私の弟は中高とバスケ部キャプテンなのであった。結婚式に顧問が来ていた。
なんとなく、それもあってのボールプレゼントだった気がする。じゃ、今あれは弟の家に?!
あら、大変!!もうないかも。
弟は、リトルリーグ出身で、今は少年野球のコーチで、野球少年の父としても親子鷹である。県レベルではまあまあの活躍をしているらしい、甥。すっかり野球漬けだから、忘れていたわ。
高校に推薦されそうになったソフト部のおばちゃんとしては、ぜひともキャッチボールしてもらいたいとリクエストを出しながら、何しろ土日は互いのスポーツ少年団で、ほとんど会えるチャンスがない。
そして、サッカーをやるには福助が、野球をやるには甥が、すでにうますぎるので、どうやって遊んでいいかわからなかったのだ。
スポーツをやる子どもたちは、いまや大変にハードスケジュールであり、スペシャリストまっしぐらだったのである。

ああでも、盲点だったな。
バスケがあったじゃん。
今度男三人のいとこたちと会ったら、小僧と一緒に皆でバスケをやればいいんだ。年齢は近いんだし、きっと楽しめる。P子には運動神経がないから、バスケもきっと下手。ハンディーなしで楽しめそうだ。基本は弟が教えてくれるだろう。
そう思うと、子供用バスケボールを買うのも、惜しくない気がしてきたわ。

第三のスポーツとしては、卓球も手軽でいいんだが、相方の姪は、卓球で東海なんとかまで行っていて、車庫には立派な本格卓球台があり、下田ではいつも卓球を指導してくれる。相方も元卓球部。すでに小僧には私が勝てない。
テニスやバドミントンは楽しめるようになるまでの敷居が高い。
バレーボールはビーチボールなどでやる分にはいいが、10分で飽きるだろう。
格闘技は、論外だ。
ここはバスケだ!バスケで決まりだ!!

そうと決まれば、弟にメールだ。

2010年01月31日 01:24