2009年03月09日

笑顔がなくなった、らしい

おかあさん、欝なんじゃない?とムスメちゃんに心配されてしまいました。
ムスメちゃんを心配させるほどの問題を、大人の自分が解決できないというのが問題です。
かあさんにもね、いろいろあるのよ。
でも、むやみに死んだりしないから大丈夫だよと無理に笑えば、ふいに涙がこぼれそうになります。
子どもがいると、最後に踏ん張りがきくのが、幸いね。
同時に、子どもにとっても、親が最後の踏ん張りどころになるようでないとね。
「やっぱ家族といると楽しいから、自殺はやめとこ」と思えるような家庭でなくちゃいけないわ。
「笑っているお母さんがいいなあ」
と、ムスメちゃんが一生懸命、一生懸命、言ってきました。
「笑って、おかあさん」
……そんなに心配かけるような顔をしてしまっていたのか。
申し訳なかったなあと反省です。
私の最も大事なことは、この子達の母親であることなのに、眉間にしわを寄せて、一体、何をがんばってきたのでしょうか。
四月から新しいことを始めるワクワクも、忙しさに押しつぶされてしまっては本末転倒でした。
ついうっかり、自分のことばかり考えてしまいそうですけれど、お子様第一だったね。
「欝は、早い時期なら薬で治るって。早いうちに病院に行ってね、おかあさん」
と、ムスメちゃんは冷静です。ネットで調べたね?
うん、大丈夫。本当にやばくなる前に、病院にいくよ。
そんな心優しいムスメちゃんがいるのに、ぼんやりして車に轢かれそうになって、轢かれちゃってもよかったかなあなんて一瞬思った自分を恥じました。
がんばらないことにしようと思いました。
小僧は今のところ全く問題がないし、ムスメちゃんの前途は明るい。もう私が、何か無理にがんばることはないのかもしれません。
楽しそうなことだけ、やっていこうね。
あと40年ぐらいしかない人生、暗く湿っぽく過ごすんじゃ、もったいないもの。

気軽すぎると警鐘を鳴らす人もいるようですが、欝は心の風邪引きだから、早めに病院に行くのが一番だと言われています。
私の場合は、カウンセリングの部分を私のことを熟知した相方と親友が担ってくれるので幸いですが、いよいよ厳しくなっちゃったら、心療内科を訪れようと思います。
それでも休めないのよね、母親業。
休めるものから、休んでいこう。
と、ここからお疲れママさんたちに呼びかけます。
一緒に、休めることから、休んでいこうよ。
「ゆう子さんもがんばっているんだから、私もがんばらないと!」というメールは私に元気を与えてくれてとっても有難いんですけど、がんばらない選択もアリかなあと、今日はしみじみ思います。
とりわけ、障害児抱えていたりするママさんたちは、年中無休で忙殺されちゃうと思うんですが、どうか上手にお休みを取ってください。お休みとるのも仕事のうち、ぐらいに思ってね。

いろんなこと、やーめた。
って、放り出せたら楽だろうなあ。

そんなとき、私はゆっくりお風呂に入って、何もかも放り出しちゃう妄想に浸ります。
暖かいままお布団に入って、そのまま眠りに就くことを幸せに思います。
疲れている私とあなたが、素敵な夢に包まれますように。

2009年03月09日 16:33