2009年02月18日

エネルギー充填120%

娘ちゃんが袴をはいて卒業式に出たいと言い出し、てんてこ舞いです。
着道楽の祖母の代からの、鈴木家の底力が試されます。ったって、半襟とか白足袋は、新品を買うんだけどさ。この際だから、長じゅばんは娘ちゃん用にいよいよ新調して……。
こんなとき、着道楽の祖母・登美が生きていなくてよかったです。きっと、呉服屋さん呼びつけちゃって大変なことになるから。
久々に実家に電話をして、母ヨシコと相談だ。

そんな折にも、元役員で、ランチ、してきました。四時間ノンストップ、笑いっぱなし。
八人で、あ・うんの呼吸。すごい、狛犬軍団。
笑いすぎると、ほっぺが痛いのよ。
大学や、高校合格のお子を讃えたり、これから受験の気持ちを聞いてみたり。
公立中学と私立中学の違いや、メリットデメリット、いろいろと学びつつ、でも、どうしてか途中で、なんだかんだ、笑ってるんだよな。
心を許しあえた友達がこ〜んなにご近所にいるって、いいものね。
役員の最大の収穫だわあ。と思いながら、ドリンクバーを往復する。
いろいろと情報を聞くうち、娘ちゃんのようにやりたいことがめいっぱいはっきりしている人には、公立中学からの高校受験は本当に難しそうで、それでも娘ちゃんなら、これからいく学校の高等部を目指すだろう個性の片鱗があって、そこを志願するために支払う予備校代を思うと、こと彼女に関しては「ここに行きたい」学校が見つかっちゃった時点で、私学の進学が、大正解だったと思う。思う、思う、そのとおりだよ、と、思う。
そうなの。
この仲間は、全員まるごと受け止め型というか、肯定型というか、自画自賛型というか、愚痴しらずというか。で、どうなんだろうかと不安を投げかけると、いつの間にか力強く解決しているの。
なんだろうなあ、一緒にいるといい化学反応が起きて、いいエネルギーがあふれ出すんだ。
うちの娘は確かに幸せな進路だったけど、小4から血反吐はくほど勉強してきた受験生たちと一緒に語ってはやはり申し訳ないわけで、なんとなくその点に関して肩身が狭かったのだけれど……なんかねー、進路選択、よかったなあ!って思い切り有頂天にさせてもらっちゃった。
幸せなランチタイムだわ。
同時に、卒業を機にこの仲間と離れるのが、すっごくつらい。
また中学で、一緒にいろいろ役員やら委員やら、やりたかった気がする。趣味・PTAだから、私。
いやいや、学校変わっても、きっと定期的に会っちゃ、持ち寄った情報を交換しつつ、大笑いしてるだろう。この、永遠に消えそうにない報酬は、宝くじにあたったみたいな感覚に似ているのかも。湯水のような友情。
「ああもう、使い切れませんんんん」
……精神的にはリッチなのよ。贅沢すぎるほど。でも、実生活の経済的な局面では、使ったことのない言葉だわ。一度、使ってみたいものだ。

私学のPTAは、どうなってるんだろうかなあ。みんなお金持ちだったらどうしましょう。
とりあえず、義理姉からもらったお古のブランドバックをフル活用したほうがいいのか、お気に入りのタイの象さんの刺繍がスパンコールで入っているズタ袋がいいのか。
ああ、興味は尽きない。

私の中の脳内三月ウサギがやってくる前に、できるだけ前倒しで、いろいろやっておかなくちゃ。
どうも三月はあわただしくて、何かがおかしくなってしまいちだから。
鼻もかみっぱなしだからね。花粉で。プチ奇跡じゃなかったから。
卒業式は、泣いちゃうのかなあ。やっぱり、泣いちゃうんだろうなあ。鼻セレブ持参だな。コンタクトだと、涙で流れていっちゃうなあ。めがねはこのままとして、ウォータープルーフのマスカラ、買わなきゃ。
……みたいなね、準備です。
スキー合宿の準備を筆頭に、春休みのアクティビティーも計画していかないと!お金を使わず、どれだけ遊べるかに挑戦だ!! 

エネルギーチャージしたせいで、夜まで元気すぎるほど。
でも、先日のテニスがたたって、右肩故障。早く寝ないと、治らないわあ。今週は「なんちゃって先生」をやるために着物を着る日があるというのに、この肩じゃまずいわ。
さあ、楽しく子どもたちに振り回されよう!「小学生二人」の黄金時代は、あと、ちょっと。


2009年02月18日 02:10