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それは、いけない対応である。
と、娘に訓告。訓告終了、では……。
対応という漢字を空書させる。
類義語を探させる。対義語を言わせる。
日々、受検勉強。ったって、思いついたときに、その程度の。
♪いけない太陽〜。
と小僧が歌いながら腰を振り、ボールを蹴りだす。
相方が一緒になって歌いながら、ヨガマットの上で腕立て伏せをしている。
最後は「なぁなぁ」で。
……この緊張感のなさは、とうてい受験生を抱えている家庭ではないと思う。
ま、いいか。
娘ちゃんは過去問を楽しげに解いているし、その解説は私の和みの時間にもなっており、小僧には罪がない。私には自分が命がけの中学受験で燃え尽き、学歴礼賛を放り出してしまったトラウマがある。だから、こんな緩々加減がちょうどいいのかもしれない。
ところで、今病院から帰ってきたのだが、もう一ヶ月以上止まらない咳はアレルギーではないかと言われた。弱っているところにもってきて、ちょっとづつ別の風邪をもらっているパターン。去年の今頃も同じ症状で来院しているのだが、カルテによればゴールは間近だ！
アレルゲンはハウスダストかダニが疑われるので、娘の受験よりもっと緩々だった掃除を、ひとまずしっかりしていこう。……といいつつ、今日はこの後、ちょっと横になる。ああ、緩々〜。