2008年07月10日

鈴木のかあちゃん

今週末、オーストラリアから知人がきます。
娘が以前、大変お世話になった方です。

何をしたら喜んでいただけるのか、とにかく必死で探っています。
でも、きっと本人にあって聞くのが一番なんだよね。
そして、できることしかできないので、気負わずホステスに徹することだわ。

本当はいろいろ準備したいこともあるのですが、頭の中も、家の中も、ぐっちゃぐちゃです。
してあげたいことの半分もしてあげられない。
でも、それはわが子に対しても、他の子に対しても、友達に対しても、相方に対しても同じだわ。
体は一個しかないからね。

相変わらずバタバタしている毎日だけど、でも、なんか今日は、ちょっとハッピーだったんだ。
学校で「問題児」と呼ばれる子と、ちょっとだけど話ができたから。
そんな事がすごくうれしかったりする。彼は知らないんだろうなあ、「あっ、鈴木のかあちゃん!」と寄ってきてくだらない話をするだけで、私をこんなにうれしい気分にさせてくれてることを。
いつもなんとなく、話しかけてくる。
学校に入り浸っているけど、先生じゃない。そういう大人って、きっと変な立場で、ちょっと気安くて、だから話しかけやすいのかもしれない。
まだ、べったり親しいわけじゃないから、私が彼に何ができるわけじゃないけど、そばにいる地域のおばちゃんとして、少しでも関われたらいいなと思う。
「てめ、しっかり話、聞かないと、抱きしめちゃうぞ!」
という、決まり文句。
「げっ、きめー」(気持ち悪い、の意味)
といいながら笑って逃げる。逃げるくせに、また寄ってくる。
かわいいなあ。ったくもー。

女子はみんないい子ばかりで、物足りないぐらいだ。
小さな頃から知っているから、本当にみんなきれいなお嬢さんになっていて、まぶしいなあと思いながら、よく立ち話をする。話しかけて適当に答える子は一人もいなくて、みんないつでもすんなり話の仲間に入れてくれるのがいいな。関ジャニとか、さっぱりわかんないけどな。

学校でPTA活動するって、シンガポールに行って、マーライオンを見るようなものだと思っていた。
当たり前すぎること。それでいて、世界三大がっかりのひとつ、みたいな。……でも、なんかこう、実際やってみると、ちょっと手ごたえが違うみたいだなと思う。
子どもが近い。すごく、うれしい。

不器用だから、どうせできることしかできない。
できないことを悔やむのではなく、できることができることを、寿ごう。
また明日、子どもたちに会えたら、今度はどんな話をしようかな。
で、週末、片言の英語で、私は彼女と、どんな話をするのかな。
いずれも娘から派生した、知り合い。かあちゃんだからこそ、会える友達。
娘がいてくれて、楽しい毎日です。


2008年07月10日 00:31