2008年06月04日

鬼気迫る人

だましだまし、日記をアップ。
歳をとるとは、そういうことなんじゃ。ふぉ、ふぉ、ふぉ。

さて、本日、衝撃の事件。
家計用の財布がない、財布がないと探していたのだが、どうにも見つからないので、探すのをやめたときに見つかるのはよくある話だと、諦めていた。
冷蔵庫から出てきた!
程よく冷えて、夏のお買い物にぴったりですよ、奥様。……とか言ってる場合じゃない、冷えたのは、私の背筋だ。大丈夫かなあ、私?

と、なんとなくめりめりっと壊れ始めている私にかまうことなく、相方はかりかりっと働いています。
すごいなあ、こんなに働く相方を見たのは結婚して初めてです。というぐらい、働いている。地下にこもって。
ごはんだよ〜と呼ぶと、台所の床がぱかっと開いて、相方がのそのそ出てくる。
もりもりっと食べて、また地下収納庫みたいな扉を開けて、Uボートみたいな狭い地下にもぐっていく。時々ぱかっと蓋があいて、五段のはしごを上ってトイレに出てくるが、すぐまたもぐる。太陽浴びてないけど、大丈夫かなあ。

鶴の恩返しは、羽をむしってはたを織っていたが、相方もまた何かをそぎ落として描き続けているみたいだ。
私が相方のやつれ分、取り戻すかのように肥えていて、家庭内エネルギー不変の法則なんてなことを思ったりしているが、このままでいいんだろうか。
鬼気せまる相方を見て、私のやるべきことをちょっと考えてみる。壊れている場合ではない。

……とりあえず、おいしいごはんかな。
財布の置き忘れはともかく、ごはんの炊き忘れにだけは、気をつけないといけない。

2008年06月04日 09:38