2008年05月21日

自由な発想

北海道から東京に転向してきたみさは、犬のトチそっくりなシロに会う。喧嘩友達だけど仲良しだったひろくんにトチを託してこっちに来た。シロをめぐり、飼い主、しんやと早々に喧嘩が始まり……。

国語の授業。
そんな話を読んだ後、感想を書くシートがあった。
●どんな人や動物が出てきましたか。どう思ったかも書きましょう。※印以下、私の感想。

しんや→けっこうおちついている。※何を根拠に?
シロ→トチとにている顔をしている。※合格
トチ→ほっかいどうで何をしているのか。※と、問われても。
ひろくん→気持ちが強い。※だから、何を 根拠に?
おとうさん→ヒマそうな人※みもふたもない、書かれ方。ちなみに登場人物でもないのに。

●おもしろかったところや心に残ったことを書きましょう。
シロとトチがそっくりでおもしかったです。
あと、みさのかみのけがかつら(かっぱ)みたいでした。それもおもしろかったです。

……福助君。そこ、面白がるところじゃないから。
挿絵に引っ張られすぎている。それでも先生は、いっぱいの花丸。
「たしかにかつらっぽいけれども……お話のことについては、どうだったかな?」と、とても優しい。
で、念のため挿絵を確認してみると、まさしく気になる、奇妙な河童的髪形ではあったのだ。いまどき、ちょっといないな。
先生、真っ向から否定しないでくれてありがとう。

小2の男子の発想は自由闊達である。

と思ったら、小6の女子の発想も自由だった。
お嬢の授業である。自分の大好きな言葉を書道で書くという課題だった。
バレリーナになる子は舞、サッカー少年なら蹴、あるいは夢、愛などを選んだというが、うちのお嬢は「食」だった。
なぜ?
「だって、食べることが一番好きだったんだもん」
なんというかっこ悪い字面を…と言いかけたところ、相方はなんてクールなセンスなのかと大喜び。

育てたように子は育つのか。
カエルの子はカエルということか。発想飛びコンテストがあったら、高く飛べそうだが。
おかあさんは、まじめにまじめに君達を育てたはずなんだけどなあ。

2008年05月21日 21:21