2008年04月06日

モジャンボ

これはアレだね、気が抜けているらしいね。
新一年だ、役員だ、娘が突然受験と言い出した、さらに英語劇、息子の特別支援ケアのお願いと、一方でサッカー送迎と新しいサッカー進路、とにかく何やかやとめまぐるしい一年間がようやく終わって、春。
忙しすぎた一年が終わると、こんなものなのかも。
疲労感、倦怠感、虚脱感‥‥。
特に、複数男子を持つ母親にはおこりがちらしいと先輩ママさんからの助言を受けてすごく得心が行ったので、母親同業の皆さん、どうかお気をつけてくださいまし。

娘P子の髪型が70年代フォークジャンボリーみたいなのだ。
着るものにも髪型にもまったく興味のない娘は、かなりいい加減に髪をとかす。いや、とかさないことさえある。劇団の公演に向けて、とりあえず伸ばし続けて真ん中分けにしているため、あの頃二人のアパートは裸電球まぶしくて、銭湯にも毎日は通えないような、そんな雰囲気が、どうにもフォークジャンボリー的なのだ。さらにベルボトムのジーパンなどをはいていた日には、もう思いっきり。
あんまりな髪型の時には「ジャンボリーちゃん」「略してジャンボ」などと呼んで注意喚起していたら、小僧が「モジャンボ」と呼び出した。
ポケモンのキャラである。しかしこれがなんとも、ぴったりなのよ。うちのモジャンボ、もとい、Pちゃんに。
小6最高学年になるモジャンボ、今年はどんな一年になるのか。
まあ、そろそろプライベートなことは書き込めなくなってくるよなあ、いろいろと配慮が必要なお年頃だ。
漫画家一家の家庭内事情、一風変わっていたり、実はきわめて普通だったり、泣いたり笑ったりをたらたらと書き綴ってきたけれども、うちのモジャンボが「暴露、やめてね」と言ったときが、この万華鏡の終わりのときなんだなあと思う。
とりあえず、まだうちのモジャンボがモジャンボと呼ばれても大丈夫なうちは、もうしばらくおつきあい願います。

今日のお気に入り。
「寿、限りなしと書いて、寿限無はどうじゃ」と言った私を真似して、小僧、
「寿、カジリムシ?」
‥‥都会のお尻は苦かった。

「何、食べたい? 俺、吉野家の牛丼」と言った相方に対して、小僧、
「かつおだし、さらにどーん!」
‥‥それ、丼じゃないって。

さあ新学期も、笑いを取りに行けよ小僧。モジャンボは、髪をとかして行けよ。
いよいよ、明日から、新学期です。


2008年04月06日 22:25