2008年02月29日

幸せな朝

ややややややや、柳家紫文ししししししししし、師匠から直電、キターーーーーーーーッッッ!!

全身一気に汗だくになりまして、体痛かったの忘れて直立不動ですよ。
治った。もう、インフル飛んでった。

本日、ちょっと小粋な下町の若旦那、古今亭菊之丞師匠の独演会というのが、高円寺ちとしゃん亭でございまして、これがまた私の密かに岡惚れしている柳家紫文師匠のお店なのでございますよ。
で、意を決しましてメールで予約を入れ、私はこの日を楽しみに艱難辛苦を乗り越えてきたのですが、あいにくの保菌者という変わり果てた身に相成り、伺えませんとのメールに快く「結構ですよ」と。メールの不調があったため、わざわざのお電話で。
メール、よくぞ不調で!いや、なんてことを。タミフルが言わせるんです、こういう暴言をね。
師匠、お優しい。師匠、最高。師匠の三味線聴きたい。……電話で何を望むか私。

何をお話したかまったく覚えていない空白の一分間でしたが、師匠と直でお話できただけでなんかもうね、おなかいっぱい。変なとこ、乙女ですから。
紫文師匠は、相方をぐっと男前かつ江戸前にした感じです。すっと立った着物姿が、なんていうかすごく美しいのです。
もー、目が離せないのね。寄席にも出演されていまして、密かに香盤チェックしては見に行ったりしていました。どうも、私は楽器上手の歌上手に弱いみたいです。

ああ、なんといういい朝。生きててよかった。インフルに負けなくてよかった。いや、もともと負けるようなやわな体力じゃないんですけどね、心だけがヘタレで乙女なだけで。
さあ、元気出していきましょう。
えーっと、小僧だけがタミフル効かなくて、まだ高熱で動けません。水を与えて、寝かせ続けたいと思います。
そういう私も、37度5分を切れていないんですが、なーに、気力で今日中に振り切り、来週にはもう保菌者ではない私に生まれ変わってみせますよ。
そして、行くのだ。寄席へ!そこに行けばどんな夢もかなうという、寄席へ。

2008年02月29日 11:34