あさのあつこ氏作 バッテリー に、夢中。昨日の夜一気に読んでしまい、娘に頼んでおいた二巻が今日手に入り、むさぼり読んだ。
小説に夢中になったのは何年ぶりだろう。
ジュブナイルを読むのなんか、何十年ぶりだ。
……いいものは、いい。娘には三巻、四巻と順番に借りてもらおうと思う。
同じ本を娘と一緒に読んで、一緒に感動を分かち合える喜びは大きい。
彼女は今小5、そうか、私が1番楽しく小学校時代を送っていた「あの時期」だ。
あの頃、コレだけは覚えておこうと思ったたくさんの出来事が確かにあったはずなのに、案外、きれいさっぱり忘れている。まだ生まれたてのヒナのような震えるほどの自信のなさと、未来はすべて自分のものだと信じていたおめでたい万能感を、少しずつ少しずつ思い出す。
小学校、中学校、高校。ついでにちょっとだけ大学。社会に出てから。そしてママ友。
いつも傍らには私にはちょっともったいないような、いい友達がいっぱいいたなあ。
子どもの頃から、彼らに誇ってもらえるような友達になることが、私にとっては大事な目標だった。
だが、果たして、私は等価の友達として存在しているだろうか。
多分私にとって、もっとも誇れる財産、友達。
貯金もない私には、もう唯一の財産だ。
応えられる、自分になりたい。
今日もまた、いい友達に救われた。……ありがとう。
2008年02月05日 23:18| HOME |
|
Topページにもどります |
| AFFILIATE |