何が心配といって、P子が突然サッカーを始めてしまったことだ。
彼女には、運動神経というものがないのである。
ないものはないのだから、高望みしないのが吉。クラブも委員会も思いっきり文科系。いいともさ、君には君が輝くステージがあるんだもんね。
かくしてスポーツは体育の時間だけという日々を送っていたのだが、誘われてやってみたら楽しかったという理由で、始まってしまったのだ、P子のサッカーライフ。
か、かなり無謀だよお嬢さん。
今は小5、俗にゴールデンエイジといわれる人生で一番運動機能が発達する時期なので、何かスポーツをやるのはいいと思う。何かやろうよ、とテニスかスイミングを勧めたよ、確かにお母さんが勧めました。
で、まさかのサッカー。
まあね、サッカーは走るし、頭は使うし、何よりチームプレイだから、わいわい楽しいだろうな。鍛錬にはよい。大変によい。
しかし鍛錬だけですまないのがサッカーの怖いところで、練習の終わりには練習試合があり、なんというか、補欠クンの動きはかなり手に汗握るものがある。小僧とはまた別の意味で。
大変多角的に、選手の母の気持ちを味わえたのは大収穫だ。
うまい子には確かに価値があるが、どんな子でも一生懸命やっている子がすばらしいという境地に確実に立てた。P子のおかげで広がる世界。がんばれ!
……どうもお気に入りのボーイフレンズは、みんなサッカー少年らしいから、共通の話題作りにも最適みたいで。うまい。シュートは下手だが、そこらへんは上手い。
「シュートなんてそう簡単にできるもんじゃないってわかったよ。福助ってすごい」
と弟を尊敬する、素直な初心者Pちゃんである。
始めたからには一年、けがをしないように、しっかりやっていこうね。書割の人形だって壁の練習素材になるぐらいだから、とりあえず枯れ木も山の賑わいだからね。
かくして鈴木家は、一丸となってサッカー漬けだわ。週末はたいてい誰かの練習か試合だ。リフティング練習中の相方は、今は世小Pのソフトボール大会が控えていて、練習に余念がないし。
マネージャーとしては週末のトリプルブッキングをどうさばくべきか、苦悩中。
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