引っ越しは続く。
地下室は完了、次は自分の仕事部屋だ。
今日、リサイクルショップの方が査定に来て、家具は一切不可、雑貨などを無料引き取りのみしかできないと言われた。つまり私たちは、お金を払って持って行ってもらわなければならないような粗大ゴミと、ずーっと暮らしていたのだ。
キモに命じよう。
捨てられないお宝も、他人にとってはゴミ以下、他人にとってはゴミ以下、他人にとってはゴミ以下。
ただ、無料引き取りでいいですかと言われたのではいと答えたものの、ものすごーく選り好みして、LDやら着物を持って行かれて、なんだか解せない気分になった。
大半ゴミでも、その中から仕入れをしたわけだから、一枚5円でも10円でも値をつけるべきなんじゃないかなあ。
もちろん、その場でそう思っていたら、言っていた。
でも、頭回っていなくて、あとで思ったこと。
お役に立てたなら何よりだが、お金が欲しいんじゃなく、なんかこう、筋としてさあ。
全部持って行ってくれるなら、まあ、売れなかったときのコスト考えても、あるいはゴミの処分もあるわけで、無料引き取りでもいいんだけどさ。
なんか、言ってること、セコイ?
それにしても、つまりは全部ゴミだったのかという事実に愕然として、いつもの元気も出ないよね。がっかりだよ。
電話にて、区役所に粗大ゴミを申請。ゴミ捨てるのにこんなにお金がかかると、へこむ。この痛みをちゃんと覚えておけ!! もう買い物をするな!! と、胸に刻みこむ。
のど元過ぎても忘れませんように。
小僧、幼稚園からちょっと離れた小学校のFCを、幼稚園の友達と一緒に見学・体験入部。
小一対幼稚園児の試合は見応えがあり、薄暮の中、つい声を上げてしまった。
練習試合は1対0で負けはしたが、シュートの数が幼稚園児、小学生の十倍以上。ゴールの大きさがいつもと違うので精度に欠いたが、巧みなパス回しはびっくりするほどで、キープ率の高さにも驚いた。チームプレイを得意とする福助のクラスメイトだ。審判に文句ばかり言う馴れ合いの小学生より、見よう見まねも含めて、ずっと試合態度が立派だった。このクラスメイトと一緒にサッカーが出来たらいいなあと夢見たのだが……。
練習後、
「君が一番うまかったな!」
と監督に福助、みんなの前で言われて、私自身がひきまくる。
がっかりだよ。サッカーは全員で勝つもので、俺が俺がではいいチームにはならないと思うし、私は福助に勝つより大事な、仲間とか協力とか、そういうことを学ばせたいのに。
「ぜひ入ってください、歓迎します! 」
誰かのお役に立てるのは嬉しいのだが、なんかこう、筋が違うと思えてならないんだよなあ。
うまい子をひとりたくさん褒めるなら、ひとりひとりを一言でなぜ褒めない?
そんなことも、のど元過ぎても覚えていられますように。
福助は負け試合だったので、帰宅後100本シュート。
センタリングを出す相手としてつきあって、私だけが既にぐったりである。
こいつは筋を通す男で、サボったためしなし。
私もコツコツやるしかないんだな。
まずはこのゴミ屋敷をなんとかしよう。
ドリブルでゴール前まで球を運び、決してズルをしないで100本丁寧に補習している福助を見ていて、教えられた。
問題は、教えられたこの金科玉条を、のど元過ぎて、ちゃんと記憶していられるかどうかなんだが……。
自分の子が褒められたら、私は、単に嬉しいだけだが、ゆうこさんは、ここらへんが、私とは違って、奥が深いな。現状に満足していたら、発展なし。
常に、驕らず、切磋琢磨すべし。・・なかなか難しい
ほめられれば嬉しいんですよ、でも、サッカーってみんなで協力するものだからなあ……。一番とか二番とかって、違うと思ったのねん。
Posted by: ゆう子 : 2006年11月15日 16:21HOME |
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