本日、聖地・国立競技場で、小僧はサッカーの試合をしてきた。
JFAキッズU-6サッカーフェスティバル・ユニクロキッズ!in 国立競技場である。
芝生はふさふさして、緑が濃くて、気持ちよさそうだったが、サポーターは芝生には触れられない。
まさに選手だけの特権。今日来ていた大量のサッカーキッズの中から、この芝生を実力で踏む者もきっといるんだろうなあと想いながら開会式をスタンドから見た。米粒よりも小さく見える我が子なのに、ちゃんとどれだかわかる。これが、野生のカン?
「おかあさん、誕生日だね。プレゼントは何がいい?」
ときかれたので、
「お誕生日ゴールがいい」
と言ってみた。いやなプレッシャーをかけたかと不安に思いながら、試合前に今日は何点とりたいですか? とインタビューしてみると、
「三点」
と答えてしまう辺り、ものすごーく子どもらしくていい。
第一試合、挨拶の時にあくびをしている。
国立のピッチで、あくびか……。大物なのか、バカなのか。ホントに大丈夫なのか。
わずか10分間の試合、小僧、いきなり全開で走りまくる。息をのむ攻防。声を限りに応援して、まずはドリブルから一点。危ないところの守備も完璧。何しろ、倒れない。ボールもとられない。走って味方に指示して、残り数分、絶妙なセンタリングをボレーで仕留めた。
うおぉぉぉぉぉぉ、かっこいいぃぃぃぃぃぃ。本当に私の子なのか?
第二試合はベンチに。迎える第三試合、サイドはひらくは、パスは回すわ、スペースは作るわ、この子達ってばいったい……。と、ひょっとして銀河系一強いかも知れない6才児軍団をうっとり見る。(はいはい、親ばかぶりも全開ですよ) 。一点目をリン(仮名)がかる〜くドリブルで運んで左サイドから入れ、二点目はリン同様、福助が相手の股抜きを含む数人抜きのドリブルで、真正面から。そして、三点目は福助がゴール前で囲まれて、しっかりフォローに来たサンタ(仮名)にパスをまわし、ディフェンダーの意表をつくゴール。
そのあと、福助足を痛めて交替したが(フィジカル弱い)、死にものぐるいで走り続けるチームメイトの闘いぶりに、やはり声援を送り続けたため、私の喉は完全にやられた。
団子サッカーといえば団子サッカーなのだけれど、なんかこう、圧倒的に熱い団子。たかが子どものサッカーなのに、気がふれたようになってしまうわ。ちょっと盛り上がりすぎを反省。
その後、母ヨシコも一緒にゴハンをたべて、ごんごん飲み、フラフラで帰宅。娘のマッサージ券を行使したらもう、夢心地でした。P子、今日は脇役なのに渋い味わい。P子のえらいところは、自分が自分が、と出てこないところだな。引くべきところの空気の読み方が、ものすごくうまい。うう、Pちゃん、マッサージの腕があがってるよぉ。地味だけど、かあさんにとっては嬉しくて仕方ない。
「なんだよ福助、ゴール後のパフォーマンスはしなかったじゃん?」
と、ちょっと意地悪く言ってみたら、
「それどころじゃなかったんだよねー。すぐ攻めてくるチームだったでしょ。でも、おかあさんとの約束守ったよ。三点いれたよ。お誕生日、おめでとう」
と言われて、私は銀河系一、幸せ者! と思いながら福助を抱きしめた。
お誕生日でしたか!
おめでとうございます〜。
ようこそ大きなロウソク4本と
ちいさなろうそく2本の国へ。
28歳になりました。
と、言ったりもしているんだが(笑
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