2010年06月23日

サッカー三昧と、親の意味

ワールドカップで連日、睡眠不足。フラフラですが、今日は息子のサッカーの練習を見学しました。
おたふくという病みあがりな上に、風邪っぴきですから、体力温存のために車で送迎。
ちょっとサッカーママ友にもご用があったので、好都合。

……ああ。ステキだわ。
と、うっとりしてました。
親専用特殊効果で、3割は魅力が増量するね。「オレの息子劇場」では、福助が主役よ。何してても。
どんな一流選手より、うちの小僧ですよ。頭の形が長友ですよ。
そりゃあ、もうちょっとシュートを打てよだとか、一対一で果敢にとりに行けよとかなんだとか、難癖つければつけ放題なんでしょうけども。
プレーヤーズ・ファースト。いつも、選手が一番です。

練習そのものも、見学も久しぶりだったもので、帰宅の車で、
「今日はサポーターとして満点をつけるけど、福助としてはどう?」
と聞いてみました。
いつも、こんなに見ているよ、という意味で、いいところを三つぐらいと、悪いところをひとつ、述べていたんですが。
「んー、よかったところはドリブルとシュートに切れがあって、イメージどおりだったこと。左足で決めたい場所にゴール決められたのもよかった。でも、悪かったところは……」
ふだんなら、反省点はせいぜい途中、足を止めた、ぐらいなのに、今日は出てくるわ出てくるわ。
細かいトラップの状況から、パスミスから、理想のパスコースから、パスを送った選手のミスと修正課題まで、まー、実に詳細いろいろ。
君は、いつかコーチか監督を目指すといいんじゃないかな。

久しぶりの練習で、興奮しているのもあるんでしょうが、親がぐずぐず素人コーチングをしなかったのがよかったように思います。
いわれればふてくされるのもわかっていて、でもつい私は気付いた事をいわずにはいられなかったんだけれど。
いわれなければ、自分で探ってたことをちゃんと整理できるんだ。それも、私の見えないところまで。
改めて、子どものモチベーションって、簡単で難しいもんだな!! と思います。
そして親ってのは、ただ木(気)にかけながら、立って見てればいいんだなと、実感しました。

サッカーは何でも教えてくれるな。小僧だけでなく、私にまで。今回は、親のあり方を。

この後、イングランドとスロベニア戦。
明日に備えて早寝か、いや、ちょっと見ちゃうか。レポート、どうするんだ、レポート!
でも、レポートはいつでも書けるけど、ワールドカップ南ア大会は今だけ。しかも、サッカー、そこには人生の「全て」があるからなあ。


2010年06月23日 23:10