2009年08月18日

東京暮らし

昨日はお盆が終わった月曜日。
渋滞を避けて、一日ずらしての帰郷となりましたが、それでも東名は秦野中井⇒横浜町田間は25キロの渋滞でした。
もっとも、東名の渋滞はのろのろでも走り続けるのでストレスが少ない気がします。
30キロぐらいでだらーっと走る低速道路、田舎ですごした数日間の四方山話をしながら帰るのは悪くないだらー。と思いました。
語尾に「らー」がつく下田弁は、シンガポールの英語のようです。
「だじゃ」と「だら」と「だらじゃ」の区別は、まだネイティブ並に使い分けることが出来ませんが、了解の意味で「らじゃー」と応えると混乱することはわかりました。

後部座席には、ぐったりして寝こける子どもたち。
山間部や沼津三島辺りのでっかいプールはお休みらしかったので、天城を越えた辺りのこじんまりした市民温泉プールに寄って、ひたすら25メートルプールを競馬馬のプール調教のように泳がせ続けたのが効きました。
私はなぜか腰洗槽の横についていた温泉、に、じっとつかりながら、ゆっくりストレッチし、ただ子どもたちを眺めていました。
家族4人で1000円。安上がりなレジャーです。
12時半から一時間は係りの人が休憩のため、プールには入れないというのどかさも気に入った。
100円のロッカーは誰も鍵なんか使っていないしさ。
おばあちゃんが孫を連れてプールに来ているケースも多かったんだけど、これが元気はつらつ。
温泉ってのは、観光資源だけでなく、やはり何かとてつもなくいいもんなんじゃないかしら。
そういえば、いつになくお肌はすべすべだし、ゆっくり眠ったせいで体調もすばらしくよい。
渋滞という困った課題はあるものの、相方の実家が温泉場というのは、大変によろしいことだじゃと、帰省の度に思うのでした。

さーて、今日からは桃源郷の夢から覚めて、東京暮らし。
圏外なので、全然電話もメールも受け取れない、という不便さが、案外よかったのよね。
実は自然相手にやらなければならないことの多い田舎暮らしほど忙しくないから、東京暮らしは多分ずっと楽なんだけど、このせわしない感じはなんだろうな。


2009年08月18日 11:45