2009年04月09日

花見のつもりで、早朝からお散歩がてら、学校に行く。
昨日は入学式でした。
娘ちゃんは、リーガルのシューズで歩いて行って、マメをつぶしました。貧乏足。
私は着物にスニーカーでいきました。途中で履き替えたけどな!
相方は急いでいたので、髪にデップを付け忘れて、情けない柴犬のような髪の毛で臨みました。

室内管弦楽団の生演奏で入場してきた娘、しかし、きょろきょろ保護者席を見回しっぱなし。楽しそうでハイテンションで、厳かな卒業式とは全く違う華やかな入学式です。やっと金髪発見で手を振ってるし。
わかりやすい。

詳細を書くのは控えますが、ここまでぴったりな学校はないだろうと思うほど娘にフィットしそうないろいろで、満開の桜とあいまって、大変、うれしくなりました。
初日に仲良くなったお友達は、純粋ジャパニーズなれどインター育ちのバイリンガルと、合格していた有名私立中を蹴ってここを志願した個性派だそうで、春休みに緩んでいた娘ちゃんの顔に、一気にやる気がみなぎってました。いい刺激だわー。

勉強は詰め込んだって意味がない。考えることを楽しめたら、それが一番うれしい財産。
そこのところに自信と実績をもっている学校とめぐりあえてよかったなあ。

で、娘と一緒に帰りつつ、開口一番、「P子の今彼Sほどカッコイイ男子はいなかったね!」という、はしたない私。「でしょう!うちもそう思った」「一応上級生もチェックしたけど」「あ、どうだった?」「ワタシ的には、Sの勝ちだよ」……おばちゃん、すっかり回春ですよ。
これからも、娘のまぶしい青春をナマで目の当たりにできるって、すごいなー。ドキドキするなー。
生きてるなー。
おばちゃんの目から見ると、実は中学男子ってだけで、どんな子でも、かわいくてカッコイイ気がするんですが、自分の娘に好意を寄せてくれているというだけで、男前倍増ですからね。

恋の源は生殖ですから、恋は命に関わる重大な関心事。
だから私は恋をする娘の、その成長を、うーんと喜びたい。
まだたとえ、恋ごっこだとしてもです。幼児期のままごとなしに、よき家庭経営はありえないようにな。
お砂場のままごとに付き合いながら、男性っていうのは「家庭は女の天下なんだなー」「出された飯は黙って食うのが正解だな」「奥さんに口ごたえすると三倍返しになるんだなー」ってな真理を、5歳にして学ぶんだと思うし。いや、うちは違いますけどもね、亭主関白ですけどもね。
仲のいい人が、そりゃ別に異性でなくてもいいと思うんですが、そばにいるっていうのは、本当にすばらしいと思うんだ。私自身、相方と一緒にいて、実に快適だからさ。
子どもたちにもそんな「相方」が見つかるといいなと思います。

2009年04月09日 13:12