2009年02月22日

大人の部活動

明日から、だんなさんと一緒に朝散歩を始める(予定)。
相方、と書かずに「だんなさん」などと書いてみたのは、そっちのほうが盛り上がる気がしたからだ、(気持ち的に)。
こう、チャーミーグリーンを使うと手をつなぎたくなる♪雰囲気(古いっ!)なのではないかと思うのだ。
相方と散歩、というのだとこう、ネタ合わせみたいでなあ。
実際、しゃべっていると常に楽しくて大変結構で、気がつくと何時間かが経過しているようなところがある。ここのところ、忙殺されている割には私の情報収集がいまひとつで、しゃべりの内容の新鮮さに欠ける事を自覚していた。
この早朝お散歩活動は、話題の仕込みという刺激にもなって、ボケ防止にもいいかもしれない。
10時に就寝し、朝早くから散歩である。
思いっきり老境。

散歩をリハビリにして、相方は、またジョギングに戻っていくのだろう。
スロートレーニングも再開するに違いない。
彼は、漫画家で構成された山部にも属していたり(山生まれ山育ちだからか?)、めっきり参加率は低くなったけれど、猿テニス協会という自営業者のテニス部では事務方を勤め、ボイストレーニングを欠かさず臨む昼カラ部(昼のカラオケ部)では部長もやっている。
朝は納豆を食い、夕食は7時まで、禁酒禁煙粗食派である。
つまんないし、めんどくさい。
だが、健康オタクと一緒に暮らすなんてごめんだと思いながらも、そうなってしまったものは仕方ない。
彼だって、結婚当時50キロ台だった私が、ここまで成長を遂げるとは想像もしていなかっただろう。お互い様である。多少私のほうが分が悪い、お互い様である。
それだけに、リハビリ期間の散歩の間だけ、せめて前向きに付き合ってみようかと思っている。
このまま膨張を続けていく宇宙のようなカラダのままではまずいと、ひそかに相方が懸念してのお誘いかもしれない。彼なりのヒモ理論は、私の首にヒモをつけてでも外に引っ張り出すことから始まるのかもしれない。
目標は「いつの間にか矮小化してしまったズボンを、ファスナーがあがる状態にもっていく」ことである。息を極端に吸いきり、身を縮こめればボタンはしまるが、ファスナー部分が大笑い、みたいな状態の脱却だ。捨てられなかった高級ブランド品の、箪笥の肥やしを糧としてやる。(エコ)
クローゼット前にまず、ぶら下げてみた。

私も相方に習って、何か部活動をすればいいのだと思う。猿テニス協会(休部気味)だけでは、ダメなのだ。
ところで最近、観劇部に入部したのだった。
定期的に、お友達と一緒に観劇する部活動である。
大昔、ご飯を我慢しても隔週ペースでお芝居を見ていた頃の血が騒ぐ。
けれど、観劇部は自分で舞台を駆け回ったりしないので、カロリーはちっとも消費しないのだ。そしておそらく、前後に「おいしい」何かをはさんでしまうのだ。
和服に目覚めかけている友達がいて、これはこれで和服部が出来そうな気配である。とりあえず和服着て歌舞伎。そのあたりから攻めてみたいという、活動計画があがっている。
でもこれも、和服で集まったら、やはりそばと日本酒だろうとか、意外性でドーナツでもとか、そういう方向に流れていきそうな気がする。メンバーを見ると確信する。
フレンチカッパの会、という、うまいものを食べ歩き、町を愛でる会も立ち上がっていた。別名称と別集団で、リーダーはすでに西荻あたりに突撃していた日記をネットで読んだ。これは、いかん。急ぎ、もろ手を挙げて、仲間に加えていただかねば!

そうだ、全ては受験が一段落したらということになっていた。
そして、一段落した今、さあ、遊ぶぞ遊ぶぞモード全開で、さらに太りそうな予感ではあったのだ。

相方、じゃない、だんなさんと二人の散歩部は、いつまで続くだろうか。部員募集が出来るほどに広がりを見せるといいな。とりあえず、入部なのである。

2009年02月22日 22:23