2008年07月02日

お星様にお願い

あれよあれよという間に、もう七月ですよ。
馬が、めっちゃめちゃおもしろくてさ。馬の役やった人の動きがねー。と、小僧がはしゃいでしゃべっているので、何かと思えば、七夕集会の模様でした。
馬? 牛? 牽牛、だよね?
ああ、牛。牛だった。で、牽牛って、何?
はてさて、牽牛……なんでしょう?
知ってるようで知らないことはたくさんあります。
7月7日は雨になって、1年に一度しかデートできない織姫と彦星は、たいていかわいそうな結末。という、そんなことぐらしいか知らないわ。
そもそも、一年に一度しか会えないのがかわいそうな結末なんじゃないかという気もしますが、いや、むしろ、燃えるのかしらとか考えたりしてね。……下品。

一年に一度しか会えない。
それでも、会えるなら。

ええーっと、病院、行ってきましたよ。
私はMRI撮ると、空間がゴージャスと言うか、頭蓋に比べて脳みそがちっちゃいもので、実はちょっと恥ずかしいんですね。ちっちゃい、と言うのがなんとなく恥ずかしい。という心理は、アレに限らないわけです。そういえば、骨盤が大きくて理想的と褒められたときに、なんとなく誇らしかったんですが、大きいとうれしいのも、アレに限らない。
そんなくだらないことはいいとして、検査なわけですよ。
そしたら、予備検査の段階で、なんかこう、ちょっとシリアス。シリウスはおおいぬ座。お星様になるにはまだちょっと早い。
医者なんてもんは、どうせ脅かすだけ脅かすものなので、話半分に聞くとしても、なかなか神妙な一週間です。どうせ来週の大きな検査で、結果が出れば、なんだよぉぉぉ。と祝杯を挙げることになるに違いないのですが。
それにしても、お医者め、脅かしすぎだあ!びびるじゃないかあ。

とりあえず、大病が原因の症状でなければ、命に別状のない病気が一つ見つかりました。大病の方がはずれでも、治療は始まるそうです。どっちにしてもやはり40過ぎたら、メンテナンスに行かないとダメね。

私は態度も体もLサイズですが、案外気は小さいので、正直、ちょっと怖いです。
相方が優しく「じゃあ、しばらく旅行にでも行こうか」といったら、ビンゴです。
来週も、再来週も、ずっと冷たいままの相方でいますように。……いや、時々は優しくてもいい。一年に一度ぐらいは。

幸い、めちゃくちゃ忙しくて、いろいろなネガティブなことを考えずにすんでいます。
こんなときにも、思いっきりくだらいなことで敵意を向けてくるメールが来たりして、でも不思議と落ち込まないのね、なんかもう、とてもどうでもいいことに驚きました。悪いことばかりじゃないね、ギリギリの事態って。

誰だかわからないけれども、私はね、あなたのために祈る。その途方もなく元気な命の輝きを、不平不満ではなくて、ぜひプラスに向けられるといいね。

大好きなママ友達と普通に話して笑うことも、なんだかいっそう輝いて見えます。
しかも、小僧と娘を見ると、つい見つめてしまうのでした。
こんな時期にこんな思いでこどもたちを見つめる機会もそうそうないので、それはそれでいいチャンスかもなあ。世界が薄皮一枚、クリアになった感じです。
子ども達は悪ガキだし、生意気だし。でも、私の子だから、本当にいい子で、こりゃあ何がどうしたって、かわいそうな結末になんか、なれないだろうと思います。
よーし、明日シャンパン買ってこよう。火曜まで冷やしておこう。祝杯のほうに賭けるぞ。


2008年07月02日 22:37