2008年04月01日

少年サッカーに夢中

お友達の家に合宿。
という、小僧的には夢のような一日が始まり、そわそわしっぱなしなのだった。
二日分の公文の宿題をあっという間に仕上げる。
……やれば出来るなら、枚数を増やそうよ、小僧。普段は30分以上かかっているのに。
自分で荷物を詰めたら、禁止されているDSを入れて、持ち物リストにあったWiiリモコンを忘れていた。っていうか、ちゃんとチェックしない私が悪いわ。歯ブラシは途中のコンビニで買う、いい加減さ。うう、マネージャー失格だわ。
合宿所になるお友達の家で、母たちはお茶会。
子どもたちが遊んでいる間、とにかくずーっとサッカーの話題で盛り上がる。飽きないんだなあ、少年サッカーの話って。
また、私がその合宿に参加している子達の大ファンということもある。
青田刈りもはなはだしいというか、田んぼの泥狩りだが、その泥の中に大量のミジンコが、いやもう才能のきらめきが、うっふっふっふっ、彼らの将来が楽しみで楽しみで。
サッカーが仕事になるかどうかはさておいて(情報過多なため、変に冷静)、みんなひとかどのものになりそうな子どもたちなのだ。ピカピカよーん。

合宿計画を練ってくれた友人Cは、密かにマジックまで練習してくれたらしい。
涙ぐましい努力だ……。ううう。
今度はぜひ私が合宿所として名乗りを上げたい。マジックはとうていできないけど、子どもたちと一緒に遊べる今がチャンスかもしれない。彼らのやり取りをじっくりこっそり聞いてみたいと、Cからの報告メールを読んで身悶え。
楽しそうなんだもーん。

そういうことを心から楽しんで演出してくれるCに感謝しつつ、そういう「友達」に、私もなりたいと思う。そういう人柄に、近づきたいと思う。
明日はお迎えがてら、また少年サッカー談義が出来ると思うと、わくわくする。少年団の抱える問題について、いろいろな角度からの意見は実に興味深い。晴れれば、あの子達の練習を見ることも出来そうだ。うれしーい。
少年サッカーを趣味にして、小僧の所属チームのサポータになってしまうと、これがもう、喜びが日々に満ちる。ママ友達の語らいは、後援会幹部の会議なのである。小僧が出てない試合だって、応援に力が入りまくりよ。小僧が伸び悩んでいるときでも、朋友が絶好調ならチームは強いし。そして、少年団だから、転勤でもない限り、選手のトレードはないわけで。ビバ、少年サッカー!
小僧は四月から、スクールに通って技を磨く。実は少年団にはそういう子がすでに何人もいたのだった。コツコツなひたむきな7歳たち。筋肉質。さらさらヘア。俊足。はにかみ笑顔。激しい高揚と、時に涙。うはは、青春時代に夢見て手に入らなかったものが、すぐ近くで笑ってくれる。
自分の小僧に限っていえば、抱きしめてもキスしても一緒に風呂に入っても、オッケーよ。特権、特権。
もっとも、みんなの前でハグしてキスしていい?と聞いたら、「やめろ、きもい」と言われたけれども。わはは、立派な男の子である。
少しずつ成長し、消せない情熱をチームに持ち帰って、貢献するがよい。選手諸君!!
果てしなく応援するぞ。

どうでもいいが、小僧はサッカー選手の後、引退したら、本屋さんになるといっている。
理由を聞くと、お父さんの本をたくさん売ってあげたいからだそうだ。
よくよく聞くと、どうも原稿料という概念は理解できず、我が家に献本される漫画本だけが、お父さんの報酬で、お母さんが密かにそれを売りさばいているのだと思っていたらしい。
それで本屋とは……。親孝行な小僧である。
っていうか、若いうちに引退しなければならないスポーツという概念を持っているあたり、しっかりしているのか、根性がないのか。
本屋の星になる前に、悔いなくサッカーをやれるように、かあちゃん頑張る。いや、どうかこのまま、頑張らせてね。

2008年04月01日 00:35