2008年01月24日

ほろ酔い日記

酒癖が悪いのは親譲り、お酒が入るとどうも失敗が多いです。
ずっと昔、一緒に暮らしていた人といよいよ結婚、その親と顔合わせと言うときに、なんたってうちの両親はそれぞれにお膳ひっくり返して大立ち回りしていますから。わはは。
よほど腹に据えかねる何かがあったのだろうと今ならわかる親心。当時、酔った勢いで刺し殺していなくてよかった。

私の酒席での失敗は、たいてい、丸裸になっちゃうこと。
ナイスバディーだったころは本当に脱いじゃうクセが、そしてナイスミドルになった今は、心の中さらけ出しちゃうクセが。私の周りにいる人はこんな私と友達でいてくれるぐらいですから寛大な人が多く、丸裸の私を割と面白がって受け止めてくれるので助かります。酔っ払いのときの私は丸出しダメ人間ですから、こんな不肖の私とお付き合いいただけるだけで、私の友達はみんな天使みたいだと思ってます。拝んじゃうわ。

相方がこれに輪をかけて、お酒が入った後のゆるゆる伝説がものすごい人なもので、まあたいていのことはおどろきません。
そういうだらしないところも含めて両親がゆるゆるに赦し合っている感じが伝わるせいか、うちの親孝行な娘さんは、お酒飲みに対して免疫が高く、とても寛容なんですね。
「アル中と結婚しちゃうお嬢さんの父親はたいていアル中」というデータの信憑性は、私や彼女を見ているととてもよく理解できます。いや、相方はアル中じゃないですけどね。
人生最初に出会う男が父親なわけですから、そりゃあもう、父親のありかたってのは、責任重大なわけですよ。娘の理想の旦那像は相方ですし。小5になって未だ。うーん、相方の、ゆるゆるしていないバージョンならおススメかな。
今夜も飲みに行っているんですが、無事帰ってこられるといいなあと……。戦場か?無事生還を望むなんて、傭兵のようだわ。

で、問題はうちのアスリート小僧ですよ。
アスリートに適していないといわれるおやつやジュースは口にしないほど、ストイックな小1をどうしてくれましょう。
「ビールは特別な日に一口飲むぐらい」とロナウジーニョがいったから、ビールはアスリートの敵だと信じています。
小僧の心の師匠、尊敬する横山さん(O−50 日本代表候補)がまた一滴もお酒を飲まない人なので、自分もかくあるべしと思っています。
ロナウジーニョも横山さんも大人なので酔っ払ってる私たちに特に何を言うわけでもないのですが、いやむしろロナウジーニョには何か言われてみたい気もしますが、ロナウジーニョの代わりに、うちの小僧がとにかくロバのようにうるさいんです。
自分に厳しい人は他人にも厳しい。
時々ビール酵母の入った健康母乳を飲んで育った子どもとは思えない発言です。

今日は久しぶりに家で飲んでみたんですが、小僧の小言を聞きながらでは酔うに酔えず。
まあね、酔って書き込むと心神耗弱時様態でたいていろくでもないことが起こるので、この程度のほろ酔い加減がいい感じなのかもしれません。
しかし、落語には酒飲み噺が多く、一人で聞いてるとつい飲みたくなっちゃうのよね。

小僧がやけ酒をあおることなく、一生を終えたらいいな。
やけ酒やるなら、焼き鮭を食いな。どんぶり飯で、もりもり食ってくれるといいと思う、親心。
人生いろいろあるだろうけどさ、おしまいまでわかんないよ。
今渦中にあっても、案外あとで振り返ると笑えたりするもんだ。サッカー選手になれなくて絶望しても、得意の算数があるし。大好きな理科もあるし。勉強もダメで何も見つけられなくなったら、おかんと一緒に旅に出ようぜ。サッカーしてから旅に出たナカタにはなれなくても、旅して回るなら、やってることはそう変わらない。そんな風に思ったら、引きこもろうが何しようが、それはそれで楽しみに思えてきました。

今、そこにあなたがいる。
それ以上の喜びなんか、ないんだから。
存在してくれることに、もう、どうしようもなくありがとうなんだから。

いかん、ビール終わって紹興酒になって、くどさが増すな。お酒飲むと、楽観的な性格に、さらに磨きがかかるのよな。ちょっと酔いが回ってきているようです。歩くとヨタヨタだ。わはは。
明日は休肝日にしよう。と、決心して寝ます。ちょうど、これにて、お酒もおしまい。おやすみなさい。

2008年01月24日 00:51