いやー、恥ずかしいことばっかりですよ、と一昨日のブログに突っ込む自分。
そもそも、あーんな恥ずかしいことや、こーんな恥ずかしいことをして子ども作ってんだし。
もうすっかりはるか遠い昔のことなので忘れちゃったような気がしてますけどね。
聖人君子のフリをしなければならないのが、おかんのつらいところです。
おかんは恥ずかしいことも含めてたっぷり経験がありますから、子どもに対して、つい上から目線になりがちです。
でも、案外ね、子どものほうが美しかったりすることもあって、あるいはこっちの主張からだけだと絶対正しい私の主張も、見方をかえたあっちの主張からだと実にへろへろだったりするわけで、われこそ正義!にならないよう、自戒したいものです。
弱くてスケベでいやらしい私、という部分をいまさら隠しても、どうせ、ばればれ。
恥ずかしいことだらけの生き方です、はい。
と言うような私なので、メールで人生相談されても多分何のお役にも立てない気がする。ごめん。
なんか最近、ちょっと立派な威勢のいいことばっかり書いているもので……。反省、反省。
といいつつ、似たような経験があるので、ここで。
「私のことを大嫌いな誰かが、私のことを吹聴するようで、別の人が思い切り誤解をします」
よくママ友関係ではありがちなトピックスのメールを頂き、真剣に考えてしまいましたよ。
これは悲しく切ないよね。
私の場合はどうだろうか、と考えて、実に恐縮ながら、正直、似たように状況のときに私ははっきり「なんかめんどくさいなあ」と思ったことを白状します。もうね、誤解とくのもめんどうだった。
これが青春時代と違う、不惑の四十代の強みですかね。
苦悩しているなら、アナタはまだ若いのだ!……っていわれても、あんまりうれしくはないか。
惑わないのは面倒だからという、なんかこう、孔子への冒涜みたいな解釈ですが。
私を誤解する人は、私ではなく、その誰かの方を信じたのだし、その段階で私の太く、もとい、不徳ですから。人は信じたいように信じる権利がある。
まあ、その分、その同じ言動を誤解もなく正面からきっちり評価してくれる人も、多分いるはずで。
だって本当に頑張ってるんじゃん、頑張っている人を笑ったりひがんだりするヤツは、頑張れないヤツなんだよ。いっそ、かわいそうかもしれない。
私が先輩から送られた印象的だった言葉を使いまわして贈ります、
「おぼれている犬をたたくな」。
相手が上から目線だったとしてもね、そういうのはたいてい虚勢だから。
あなたの頑張り方が「誰か」のお気に召さなくたって、その「誰か」のために働いているわけじゃない。
義のために動くことを恥じちゃいけない、自分にとってのスタンダードが、ローカルルールと合わなくても、グローバルスタンダードならば……ああ、またいうことがどんどん壮大に、偉そうになっていくわ、スケベな小心者の、一介の主婦なのに、ごめんなさい。
ハグして!といったら、ハグしてくれる友達がいると、いいです。
ハグしてくれる旦那様でもいいです。あ、旦那のほうが最初にくるべき?
私は昨日、ちょっと夜遊びしにいったんだ。夜なら時間は作れるんだよね、おかんだって。翌日が多少辛いけどさ。
ママ友ではない、仕事の利害もない、魂の姉妹。ごはん食べながら、いろんなことをただだらだらしゃべって、ハグしておわかれしたんだけど、帰り道の自転車、坂道はハードでも、ものごぉぉぉぉぉぉく幸せな気分だったのよね。終電も終わって、日曜日の夜は車も通らず、私はRCなんかくちづさみながら街を独り占めしたような王様気分になっちゃった。
姉妹はママ友ではないから、PTAや学校で起きてる問題の視点が違って、なるほどと思う。
クリエイターの姉妹の話は刺激的で面白く、自分が面白がっていくべき方向を思い出させてくれた。
自分を認めてくれている人が今目の前にいる幸せって、きっとあるんだろうなあ。
それがハグ効果だ。
もし、そういう友達がいなかったら、ちょっとライブなんかにいって、回春するのも吉かも。自分の中のスタンダードをもう一度見直すいい機会になる。鬱々していたら、お笑いもいいし。
閉塞しているときには、刺激をね。
ただじっとしていたら、どうもその一点だけにとらわれてしまって、よくほえて噛み付きそうな犬がうるさくてうるさくて、殺してしまいたい感情に襲われてもいけないし。おぼれているのに。
私はメールだけのつながりで、ハグしてあげられないし、あんまり力にはなれないけれど、同じ気持ちを抱えたことがあるものとして言える。頑張ろう、一緒に!一人じゃないからね。
2008年01月21日 17:51| HOME |
|
Topページにもどります |
| AFFILIATE |