wii fitは白いボードに乗って、そこで動くと、画面上で私の動きと連動するドットが出てくる。
重心を測定しているらしい。
体力測定では、画面に出てきた四角い的を、重心移動で消していくゲームがある。
たくさんのステージをこなせたら、より若い。という採点だ。
最初は固定の的だが、上位ステージに行くと的そのものが動くことになる。複数個にもなる。
当然、重心を変えて、的にドットを当てるべくコントロールするのだが、私はある画期的な方法を編み出した。
ボードの上で、闇雲に暴れるのである。
的なんか見ない。
足底はつけたままという条件があるため、腰をくねらせたりしゃがんでみたり、とにかく重心をむやみやたらと動かすべく激しく暴れると、ドットがよりたくさん動き、案外勝手に命中するのだ。
これが、革命的に、飛躍的に、私の体力年齢を若返らせた。
実質体力は変わらないので、要は点数に対する自己満足だけだが、なんとなく30代前半だの、20代だのと採点されて、「アナタのカラダはお若いようですよ」といわれると、それが機械の世辞だとわかっていても背筋の伸びる想いだ。
私はこの単純な自分の性格を、とても愛している。
で、この驚異の方法を、私は「秘技・暴れ太鼓乱れ打ち方式」と命名した。
そしてまた、体力測定で的あての時間がやってきた。
「よし、おかんの暴れ太鼓を見せてやる!」
とイチローがバッターボックスに立つかのように真剣に宣戦布告し、意気揚々取り組もうとしたところ、突然ドアが開き、
「何、何、おかあさんのアブラ大根って何?」
……娘よ。期待に輝かす目は、もうちょっと違うところにもっていくがよい。
今は青首のスラリ美しい脚を持つお前も、いつかは桜島になるのだ。
人の振り見て、笑うでない。
fitのいいところは真剣にやっている変なポーズを、まわりが見ていて大変楽しい点にある。
相方がヨガの、片足バランスで手足を縮めたり伸ばしたりしているポーズ中、小僧はゆっくり「でも、そんなの関係ねぇ」」とアテレコしたりする。また、相方が気持ち、小島よしおににているので、なかなか愉快である。
人の振りをみると、やっぱりおかしい。
| HOME |
|
Topページにもどります |
| AFFILIATE |