小僧がアウトドア系ボール星人だったので、うっかり気づかなかったのだが、昨今立派な小学生ともなればDS、wii、なんとかカードは三種の神器で、対戦ゲームやったりソフト貸しあったりカード交換したり、するらしい。
そこで面倒な問題が起こる。
新しいゲームを買った子の家に、今まで来たこともないクラスメイトがどどどっと押しかけ、ゲームだけして帰っていく。ニシンが来たことを知らせるカモメのような状態である。上げ潮、上げ潮。
それで楽しく遊べれば問題もないが、まあ、今まで遊んだことがないっていうのはそうそう気が合うってわけじゃないんだから、ゲームの取り合いで喧嘩になる、順番が守れない時間が守れない、態度が悪いなど、もう、親がどこまで関与していいかの線引きからして迷うことだらけだという。
あるいは、ゲームだけやっている状態について、どう考えるか。
難しいねぇ。
福助はサッカーだけやっていれば幸せな点で、ゲーマーである。
たまたま精密機械が、ボール一個に取って代わっているので、原始的な分、問題が起こりにくい。
年上も年下でも、同級生ならもちろん、それでもめたこともいやな気分になることもますめったにないので、「日がな一日好きなことをやりたがる」という共通点がありながら、インドア系男子の苦悩について考えたこともなかった。
おかあさんって仕事は、子どもの種類によって、学部学科が違うぐらい、別の課題を抱えることになるんだなあ。いわば、幼稚園前が教養課程で、集団生活が始まれば後は専門みたいなもんだ。
考えて考えて、学んで学んで、観察していじくり回して、スキルアップする。
んー、母親というゲームぐらい楽しいものはないよなあ。
と、横道にそれた。
ルールはそれぞれの家で考えるべきものなので、参考までに鈴木さんちのルールを。
我が家のDS、本体はおかあさんのものである。
何か手伝ってくれたときに喜んで30分、貸し出す。
小5の娘さんは、友達に家に持って行ったりもしているが、そのバンス(前借)のとりたてはお手伝い要求が大変なことになると判断してか、まああまり貸し出し希望はない。現在の彼女は忙しくて、ゲームする時間もないというのが本当のこところだ。
小僧はDSよりはWiiが好きだ。これはサンタクロースがくれたものなので、一人持ち時間30分、特に対価なく遊べることになっている。
遊びに来た友達がインドア派の場合、大活躍するわけだが、それでも一人30分、合計一時間以上はやらせないルールが書き出してあり、合意しなければスイッチを押せない。
一時間に限定してあるのは、そうしないと完全にwiiだけで終わってしまい、あるいはおやつだ別の遊びだを 取り入れた場合、最大二時間を消化しきれずに、帰宅時間が遅くなってしまうからだ。
福助は、家族ともwiiであそびたがる。
一人だと30分というルールは、二人なら1時間。そのほうがおいしい。
元ソフト部の名に懸けて、野球だけは落合が乗り移ったかのように冷酷に叩きのめすが、その他のスポーツもゲームも、すでにたいてい、本気の小僧にはかなわない。最近では小僧が私にわざと負けてくれることもあり、なんとなく母親としてはむむむむと思う。思うが、負けたときには真剣になくほど悔しがり、馬鹿にしたことでも言おうものならもうやらないとダダをこねるので、福助はちゃんとゴキゲンをとるのである。そして、どんなに本心悔しくても立派な勝者を讃える、というのも絶対に忘れてはならない。そういう、さまざまな行動を見せてこそ、親がゲームにつきあう意義があると思うからだ。
……だから、余裕のないときには、ゲームそのものに付きあえないんだけれども。
カードのトレードに関しては、福助は「レートはこだわらない」「お付き合いのためのツール」「二人きりでトレードすることはなく、必ず近江商人のようなトレードの達人を仲介に入れる」と位置づけているようなので、それを尊重する。
ムシキングの失敗で学んだことが、ちゃんと生きているのでよかったよ。
カードに関しては、小僧が勝手に導き出した答えを唯一のルールとし、親は口出ししない。
だが、それ以外のことは話し合って(誘導して)、きめてきた。
「自分のことは自分で決めなさい」というのは自主性を重んじているようで、責任回避をしていることになる。決めさせてもいいけど、決定したルールは親子で確認しあわないと、最後に親が責任を取ってやれない。
何であれ、子どものトラブルの責任は親が取る義務がある。
子どもは責任を取れないのだから、ルールを勝手に都合よく変えないというのが、子どもの義務になる。
そんなことをりくつをこねくりまわして徹底してねちねちやってると、口うるささに子どもは案外めんどくさくなって、自分の好きなことだけをやればいいかー。と思うようになるようで。
娘さんの独立心が旺盛なのも、小僧が逃げるように一つのことに集中しているのも、すっげぇ口うるさいおかんがいるからだとすると、まあそれはそれで一応存在意義があるからいいんじゃないかしら。とも思うのだ。
RPG「おかん道」、口うるさいキャラで、爆走中。バッドエンディングにならないように、がんばります。
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