自分の荷物を自分で背負えたら、大人。と、友人けんたから教えられる。
なーるーほーどぉぉぉぉ。
そう考えると、小僧の荷物はサッカー関係以外は基本的に持ってやるし、娘ですら親と一緒に移動するときには荷物を持たせていないわ。
つまり、自立の第一歩なんだ、林間学校。
大人になる訓練として思春期にお泊り集団旅行をするんだな。
そして、旅行のときの着替え以外の荷物も、いろいろと背負っていくのだ。
そのうち、人の荷物や人生まで背負えるようになるほど、たくましくなるのだ。
ものすごーく納得してしまったので、ここに記して忘れないようにする。
大人になるって、初潮とか精通とか発毛だけではないのね。
「毛が、ぼーぼー生えてくる、だっておかあさん!」
福助は広告コピーが大好きだ。そして漢字は勘でかなり読める。もひとつそして、彼は私を愛している。私が薄毛で悩んでいることをよく知っている。(メタボと薄毛でお悩みとくればたいてい中年男性と相場が決まっているんだが、こんなところで、なんて男らしい俺)。
「買ったら?」
薬局の手書き広告はインパクトがあった。だが、もっとインパクトがあったのは、その広告の前のレジにいた白衣のミスターうすうす薄毛氏(推定55歳)だった。
「いや、多分効果ないから」
と、必要なヘアムースを買って出たものの、店を出てからちょっと吹く。
こういうの、昔だと「漫画的」なんて表現されてたっけなあ。
漫画的なシーンは日常にごろごろしているが、大人になるとなかなかソレに気づかない。子どもを連れていると高さの違う四つの目で見られるんだなあと思う。
そういえば、そのときもサッカーのキーパーグローブと雑誌を買ったのだが、グローブは福助がして、あとの荷物は私が持っていた。
あと4年後には、私の肩ぐらいの視点からものを見始めるだろう福助も、林間学校に行く。
そして、15年後には、子ども達はここにはいない。結婚して14年だから、あっという間だなあ。
さらに40年後、ぼーぼー生えてくる毛はえ薬を、今度こそ買って自分で使い出すんだろうか。
一日一日を、慈しんで過ごしたいなあ。
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