ザッピングしていたら引っかかってきて、周防監督版の方を途中から見る。
最初は、ごろ寝だったのに、最後は正座して見てしまったわ。
1995年公開。私はまだ結婚間もない頃、相方と一緒にビデオで見ている。
面白かったけど社交ダンスだし、正直ピンと来なかった印象があって、私の評価は低かった。最近ハリウッドリメイク版を見ても「こんな話だったかなあ」と思うばかりだった。
それが、奥さん! びっくりなのよ。
途中から涙が止まらなくなって、もうどうしましょう。子ども産んで育てて、家も買って、ちょっとくたびれた中年の夫婦になってこそ、きゅーんと味わい深かったのね。
最近では「一休さん」(再放送)を見ては毎回母の愛に滂沱の涙を流して子ども達に不信がられているのだが、確かに小学生のころ、母上様の気持ちなどさっぱり理解できず、ただただ頓知問答に夢中になっていたんだものなあ。ドラマや映画って、自分の成長をまざまざと見せてくれるものだったのね。
Shall we dance? 見終わって、涙でマスカラをドロドロにしつつ、相方を抱きしめに行く私。暑苦しくてごめんね、相方にはホラーでも、私には久しぶりの純愛映画ど真ん中だった。すごい来た。なんか、実に、まいったんだよ。
つい最近、「舞妓Haaaan!」見て笑ったんだけど、それで湧き上がる元気とは確実に違う種類の元気があるんだなと思った。
あっちは主婦友だちと一緒に笑いに行く映画、こっちはご夫婦揃って見たい映画だ。
ライブだの小劇場に夢中だった私は、いやあ、映画って本当にいいものですね。ということに、最近気づき始めた。落語といい、この年まで見落としていたエンターテイメントは、実にたくさんあるんだなあ。
残り40年で、何が見られるだろう。こんないい時代に在って、ぼやぼやしていたらもったいない。
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