「アジアを喰う」はDRMフリー

判型を間違えて販売を止めていた「アジアを喰う」が再発売されました。
第二版になります。
ギリギリ温泉の1巻の時に、同じ判型間違えをやったのに、学習しなくてすいません。
今回は少しパターンが違っていて、
1、「限界集落温泉」は、横844px、縦1200px
2、「僕と日本が震えた日」は、横800px、縦1280px、と縦長にしたんですね。そうです、最近の7インチタブレットと同じサイズにしたんですよ。
3、「アジアを喰う」は、最初に戻して横844px、縦1200pxで作ったのに、それを忘れてて2のサイズの設定(content.opf)にしてしまったのでした。
opfの設定より画像が横長だったために、iPad、FireHD 、Android端末では画面右が切り取られてしまったのです。
KindlePWは、opfが間違っていても画像優先らしく、不具合なく表示されていたので気づきませんでした。
マシンは複数台チェックしなければいけませんな。反省反省(と言いながらNexus7を買うことにしたのでニコニコしているのだった)
漫画家のうめ(原作の小沢)さんから、誤植を指摘するメールがきました。
「P63の3コマ目、もしかして誤字ですか? ニウニヤ→ニヤニヤ
うわー、10年以上前に本にして、誰も気づかなかった誤植にいきなり気づくかー。その直しは追いつかなかったので、次の版で直します。
版を変えることは、前回はめちゃくちゃ面倒だったんですが、今回は買ってくれた35人の人にアマゾンがメールを出して、「バージョンを上げる人はここをクリック」というリンク一発で2版に変えられるようになっていて、すげえ1ヶ月前とはぜんぜん違う、というところを見せてくれました。
このアマゾンからの「版が変わったよ」メールは、中身が相当変わった場合だけ適応されるようで、誤植を数箇所直したくらいではやってくれません。
3版は、このブログ(ちんげ教)で告知します。

昨日FMでも話したんですが、この「アジアを喰う」は、なんと。
DRM(コピーガード)を入れておりません。
あれだけ、日本の電子書籍はコピーを怖がりすぎて使い勝手を悪くしている。と指摘しているのに、自分の作品にはDRMを入れるというのはどうだろう。と悩んでいたんですが、思い切って外してみました。
これはどんどんコピーをして広めてください。ということではありません(笑)
家族や親戚、親しい友だちに「この本面白かったよ」って本を貸すじゃないですか、昔マンガなんてそうやって読んだもんですよ。あしたのジョーとかがんばれ元気とか。
ボクシングばっかりか。
そのくらいのことは、どんどんやっちゃってください。ということです。
DRMがないことで、いろんな端末で読むことができるなら、アマゾン独占で販売してもいいよね。ということなんですけど、このファイルが.azw。アマゾン独自仕様です。
このままでは他の端末で読めないんですが、PCに移した後、拡張子を.mobiに変えてやるだけで、koboやソニーリーダーで読めるようになるらしいです。
まだやってないんでわからないんですが。(もし出来なかったらごめんなさい。でも他人のKindleに入れることはできるよ)
明日色々なハードを買いにいってきます。
バックアップとしてDRMがない作品を試してみて、これで問題なければ、他の作品も順次DRMを外していこうと思ってます。