台風がきた

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今日こそ単行本の表紙を描き上げる。
それに中身の直しも進ませる。と目標をここに掲げておこう。目標かよ。
台風が近づいているらしく、朝から雨風雷の大荒れの天気だ。こういう時に部屋でできる仕事でよかった、とにんまりするのだが、なんだ今日は祝日じゃないか、とさっき心にほっこり灯った小さな幸せの火は吹き消されるのであった。
いや祝日でよかったよね、この雨のなか靴の中ぐちゃぐちゃにして歩かなくてすんで。ねえ?
などと口では言うものの、みんなが雨でヒーヒー言う日に部屋にいるという相対的な喜びによって作家は仕事ができるのである。しばらく外出できないほど仕事三昧なので、雨が吹き荒れればよい、などと心の奥底では思ってしまうのだ、うひひ。
Amazonで頼んだ本は、次の日の昼には届く。本屋からどっさり荷物を抱えて帰ってくるよりずっと楽であるが、どうしてもすぐに読みたい衝動が邪魔をして、イライラしてしまう。
本は買ってすぐ読みたい。早くダウンロード販売が一般化しないかな。
「青春少年マガジン」は予想通り大層面白かった。
小林まこと先生は教祖が一番好きな作家かもしれない。
いっしょに買った「関の弥太っぺ」がまたすばらしい! もっとたくさん作品描いてくれればいいのになあ。と読者としては思うのであるが、作者側としてはまあいろいろありますね。語尾が弱っ!