2010年12月30日

蹴り納め

フットサル大会は早朝から電車で遠征してU-10で優勝、そのまま午後にエントリーしたU-11で準優勝。
おめでとう。ぱちぱち。
どうでもいいが、おまいたち、8試合の間、休むときは休め!といいたいほど、ずーっとずーっとかけずり回って球を蹴り続けていた一日でした。
監督は、イラストレーターの横山宏さん。
これはJFAに登録をしているガチのチーム活動ではなくて、スクールのお友達と勝手に作った遊びのチーム。
そこに、監督をボランティアで招聘しての、ある意味、贅沢な趣味の領域であります。
横山監督もずーっとずーっと一緒にアップしてくださっていて……あれ、50代じゃなかったっけ? 
フットサルチームというより、ボス猿とチビ猿たちという風体でありました。
でも、采配はさすが! 
子どもたちはちゃんと賞品をゲットして、鼻高々に祝勝会を開きました。

これが2010年、蹴り納め。
今年、始まりは少年団退団というショッキングな事件からのスタートでしたが、まわり道はすればするほど拾い物は多くなる、人はどんどん強くなるんだなあと実感した一年でもありました。
まさしくサッカーは人生そのものだなあ。
とか、本当に思うわ。
さて、来年はいよいよ五年生になる歳なので、少年サッカーも佳境を迎えます。
夢中になっている小僧を見ていると、こっちも熱くなってしまい……。
天皇杯、高校サッカー選手権、なんだかお正月もサッカーが楽しみで、少年サッカーからいつのまにかサッカーマニア化しているのかも。
こたつにみかんの、まったりした年越しになりそうです。

今年一年、万華鏡におつきあいくださってありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いします。
喪中ですが、心は誰よりおめでたく。
来年は、廊下を走らない、もとい老化を急がない、いろんな意味でのスローライフを志そう!と思っています。百メートル走のスピードで箱根を走ろうとしない。そろそろそういう頭の使い方ができるお年頃でもありますし。


2010年12月26日

スローな年の瀬にしてくれ

休めるなら休みましょ。
もうね、実感としてこれだけ言いたい! お正月、ぜひゆっくり過ごされることをおすすめします。

やたらと頑丈な私には、「熱を出す」みたいな、わかりやすい壊れ方がほぼありません。
36.4度が平熱ですから、健康そのもの。しかも朝でも夜でもほとんどブレがありません。
高温期にはきっちり36.8度。下がっても36.2度。
まったくもって、優秀な体だと思うわ。自慢しにくいけど。

それがね、先日、37.7度という私史上タイ記録に近い高熱を出しました。
ぼわああああんとだるくて何もできないから、寝ているしかない。
しかも水戸黄門の印籠みたいな体温計があるもんですから、もう大手を振って寝る。ふんぞりかえって寝る。
しかも、熱のおかげでぼわあああああんとしているので、首も腰もどこも痛くないんです。
これは実際、ちょっと甘美だったわ。
で、ひたすら水だけ飲んで、じっくり寝まして。
翌日にはもう36.4度。ただ、突然の発熱だったのでこれは一応体の黄色信号と警戒して、普段の半分ぐらいの速度で動いてみました。
車の運転はしない。
信号が変わりそうでも、電車の扉が閉まりかけても、走らない。
家事ものんびりと。
テレビも横になってだらだら見ちゃう。
食事もお酒も少なめに。←酒、やめないのか。
そして眠れるだけ眠る。

するとですね、今朝、ウソのように体が楽になっていまして。
46過ぎたら、しっかり休まないと駄目だったんだ!と、改めて痛感しました。

小僧はバスケ部の練習に出かけていき、娘は部活に行き、相方は走りに行ってる年の瀬。
私はダイエットエクササイズのつもりで、掃除でも。
時々、ゴロゴロしながら。そういうゆるゆるした年の瀬も、悪くない。


2010年12月24日

メリークリスマス!

メリークリスマス!

多分ブログを始めて9年目のクリスマス……これで9回目の、メリークリスマスでございます。
毎年、たいていは教会で礼拝しながら、こんなブログにおつきあいいただく皆様のご健勝をお祈り申し上げてまいりました。
顔はわからないけど、ざっくりここを訪ねてくださる方みんな!BE HAPPYだぜ!! という、アバウトぶりですみませんが。
そんなわけだから、効果のほどは問わないでね。
耶蘇教で祈ってくれなくてもいいのよ、という方もおられましょう。
それでもここを訪れてくださる方に、いつもありがとうございます、と、改めて申し上げたい気持ちです。

一介の主婦のだんだら話にお付き合いくださってありがとう。
時々、お手紙くださってありがとう。
リアル知り合いの方も、ありがとう。

では今年も、お祭り信者として、教会に行ってきます。
さっきから教会と打つたびに、鬼妖界、鬼妖界と変換されていて、ゲゲゲの女房かよと思います。
水木先生ほどの大化けぶりが望めない、この不景気ですが、ええ、相方の作風には言及せずにね、さらりと世相のせいにして、それでもなんとか食うに困らないのはありがたい事です。

寒い空の下で、寒い心ままの人がいたら、何か温かいものを召し上がれますように。
ゆっくり眠って、明日、温かい日差しに包まれますように。
今日食べられて、眠れたら、こっちのもんです。
明日のことは、明日考える。
今日一日、生きていてください。そしたら、明日もきっと。
なんとかなるもんです。うん、今日を無事、過ごせたんだもの。なんとかなる。

現状幸せな方は、どうか現状維持で。

笑顔になれるようなエピソードを探して、書きますね。
ぜひまた遊びに来て下さい。

メリークリスマス!
まだお目にかかったことのない、わりとしょっちゅう会っている、逢いたいけどなかなか逢えない、
あなたに!

2010年12月22日

あたり

最近の鈴木さんちはおおあたりである。

娘ちゃんの的にあてるもろもろはもちろんのこと、なんだかよく当たっている気がするのだ。
私は生まれて初めて懸賞に当たった。
エッセイや小説やプレゼンテーションで賞をもらったことはあっても、純粋に応募して当たったことはなかったの。
それも、ハーバード白熱教室DVDボックスである。とりあえずHDDに残しておいて、いつかDVDに落とそうと思っていた録画分を全部消した。
これでお正月も大丈夫。絶対笑ってはいけないシリーズも録画可能。
ありがとう、ジョン・モンジロー。日々英語教材として使わせてもらって、しかもプレゼントまで。
ツイートする方は、こちらに⇩
@John_Monjirou
http://www.gabastyle.com/
意外と義理堅い私。笑

で、昨日は姪の夫が、天城を越えてて鹿に当たったらしい。
ライト大破してさぞやビビったのはわかるが、そのまま鹿をお持ち帰りになればいいものを!と、姪のmixi日記を読んで残念に思う。
お正月間近にして、そんなごちそうの獲物を……。
鹿肉って、そりゃあもう、美味しいんだから! 
ケガがなくてなによりだったんだけどさ。

今年は義理母も義理姉も、病気の当たり年になっちゃって大変だったけど、命に別状なかったあたりは強運だよね。しっかり厄払いして来年はいい年に。
実父が危ないんじゃないか、の予感が当たったり、実母ヨシコがヤバイんじゃないか、の予感も当たったり、結果的に父と父方の叔母の喪中が重なる大当たりだったりするわけだけど、とりあえず私が背骨やられて以来、母ヨシコは私に頼らず、自己管理して頑張ってくれている。ま、悪い目ばかりじゃないってことよね。

勢いに乗って、相方の電子書籍「エガリテ」や、ビーム連載中の「ギリギリ温泉」があたるといいなあ。
彼はあたるといえば、食あたりぐらいだから。
こういうことは勢いだからね。
これで年明け、小僧のあるチームへの、セレクションも、うまく当たればいいんだけどさ。
当日、ベストコンディションで臨めるように、ここからは健康管理の鬼になる。
合格にあたりますように。でも、病気にあたりませんように! 

そろそろ始まる受験生のみなさんも、合格にあたりますように。
病気や事故にはくれぐれも気をつけてくださいね。

2010年12月20日

いいニュースと悪いニュース

「おかあさん、いいニュースと悪いニュース、どっちから聞きたい?」
と、娘が言う。
母 「何? 期末で理科が平均点を下回りそうだというのは聞いたけど、それ以上に悪いニュースがあるのかい?」
娘 「……それはそうなんだけど、ええーっと、今日。今日あったことで、いいニュースと悪いニュース」
母 「いいニュースにきまっとる」
娘 「……それじゃ、だめなんだって! 空気読もうよ」
母 「じゃ選ばせないで、悪いニュースから言えばいいのに」
娘 「うちの部のトロフィーがなくなりました」
母 「ふーん。誰か過去の優勝者が持ってるんでしょ」
娘 「……うん、多分」
母 「じゃ、悪くないじゃん」
娘 「……そうじゃなくてぇ、トロフィーというからにはあ! はい、ここからいいニュース。P子さん、自己タイ記録で、部内大会、二連覇です! おめでとー、おめでとー」

最初からそれだけ盛り上げるつもりなら、納会で優勝したよーおかあさぁぁぁんって帰ってくれば可愛いものを。
と一瞬思うけれども、もちろん顔には出さずにおめでとー、おめでとーに加わる。
20射14中はあっぱれなり。そりゃあ、腹も減るね。

「では、夕飯のいいニュースと悪いニュースです」
と、娘に言ってみる。
娘 「わ、悪いニュースは?」
母 「今、冷蔵庫には豚肉と鶏肉しかありません。父も母も弟も三時頃がっつり食べたので全くお腹が減っておらず、お買い物に行く予定はありません」
娘 「……で、いいニュースは?」
母 「優勝おめでとう! あなたが今日の夕飯のメニューを選ぶことができます!鳥? 豚?」
娘 「……豚で」
母 「ラジャー!」
ベビーリーフサラダ付き・スペアリブプレートでお祝い膳。骨をぶつけて、乾杯だ〜。
今度は獲物を矢で打ってこれたらいいのにね。と言って、娘に叱られた。

2010年12月19日

広汎性発達障害の面白さ

6年生に、とんでもなくかっこいい女子カオル(仮名)がいる。
あの子はスポーツ特待で将来を約束されるだろうなあ、と誰もが思う俊足の美少女だ。
男子より、早い。
学校一、早い。
もちろん、彼女の大好きな種目でたくさん勝利を修めていて、全国大会にでたらみんなで応援に行こう!と仲良しママ友で楽しみにしている。ぜひとも、横断幕は私が作りたい。

横断歩道を駆け足で渡る人を見送りながら、
「あれが普通だよなー」
と小僧がいう。小僧の提言はいつも突然だ。
女子の走り方は男子に比べて、背中のひねりが多いというのだ。極端に言うと、競歩みたいな揺れということだと、身振りで必死に説明する。
しかし、カオルの走り方は背中が揺れない。腰を軸に横揺れすることがないので、ぜっけんがまっすぐ背中に張り付いたまま走り続けられる。リレーの時に見ていて、なぜゼッケンの揺れかたがこんなに違うのかと思っていたらしい。
極端な例が目の前を走って、それで気づいた。
おそらく、足が早いというのは上半身に無駄な動きがないことが必須なのだ、と、私がまとめれば一息でいえる一文を、信号が変わって横断歩道を渡って次の横断歩道で止まるまで、ものすごーくつたない日本語で必死に訴えていた。
……そんなこと、考えたこともなかったけど、実にいい考察だと思う。

小僧は、脳みその使い方がちょっと違う。
それが幼稚園の時には大きなハンディーに思えた。
ハンディーなら克服できないかと、専門機関の扉を叩いて、「広汎性発達障害」という冠を頂いたけど、ほとんど役に立たないわ、個人を見ずにレッテルだけが先行するわで、ずいぶん悲しい思いをした。
今、私は「検査したほうがいいかしら」と問われると、覚悟があるなら、検査の前に母親が勉強することを勧める。それで自力で頑張れないかもと思った時に、相談すればいいと思う、と言う。
相談したい時に必ずすぐに相談できる場所を探しておけば、多分それで大丈夫だと思う。
インターネットもあるし、本も充実してきた。法制化もあった。この10年に、広汎性発達障害業界は、大きく前進しているから、ひょっとすると専門機関も今や捨てたもんじゃないかもしれないけれど。
告知されたところで、憂うべきことじゃない。
ものの見方がものすごく面白い、チャーミングな子どもを持てたんだなと愉しめばいいんだよ、と、悩んでいる人に伝えたいなあ。

伝えたくて大学に行き始めたのに、ああ、頑張らなくちゃ!

その日、小僧のサッカーはひときわいい走りっぷりだった。
多分自分の解説で、頭の中が整理されたのだろう。
中学生に混ざって、何度もいい場所に走りこみ、フリーでここにくれ、あっちに出せと合図していた。
毎回聞いている今日の課題とよかったところで、
「よかったことはね、自分から大きな声で自己紹介できて、6年にも自分から話しかけられたこと。全員の名前を覚えたよ」
コミュニケーションに難がある……典型的な例が心配されていても、物事に例外はあるのだ。
そして、例外じゃないときには、チームプレイではない種目や科目をえらべばいいだけのことなのだ。
普通の事ができないなら、普通じゃない事ができるかも。
そういう人がいなかったら、世の中面白くないんだからさ。

超親ばかな私には、小僧の動きが日本代表のように見えても、客観的に見れば小僧のサッカーが趣味の域をでないことにはそろそろ気づいている。
それでもサッカーを続けられる道は必ずあると思うんだ。
小僧のサッカーの目標は「じじいになってもサッカーを続ける」事。かっちょいいサッカーじじいになることだから、先は長い。
小僧のおかげで、私も発見だらけだ。ヘトヘトだけど、楽しくってやめられない。


2010年12月17日

同じ牛乳パックなのに

同じ牛乳パックなのに、おかあさんが持つとものすごく軽そうに見えるんだけど、おとうさんが持つと重そうだよね。
と、小僧が言う。
……相方は何につけ慎重かつ丁重なのに、私のものの扱い方は雑、ということだな。
小僧の目には私たち夫婦は、どう見えているんだろう。

2010年12月14日

混沌

断捨離!断捨離!とつぶやきながらいろいろなものをごんごん捨てていくのは確かに気持いい。
しかし絶対に捨てちゃいけない教科書や参考資料だけでこんなにも大量だとかなりくじける。
私は事務処理が苦手なんだが、通信教育は事務処理の権化で、期日を一日でも過ぎれば温情はない。
しかも記載すべき書類が山盛り。
この山盛りの書類から必要な書類を見つけ出すのがまた一苦労で、その一苦労が終わったあとに片付けるのが一苦労。
で片付けないまま、また大事な資料がみつからなくて、もういいかさがすのをやめたときに見つかることもよくある話か、とか言って放置してウフッフー。

つべこべ文句言ってても仕方ないんだから、お片づけに精を出すのだ。
精を出せる自分が嬉しい。
とにかく、20分動くと10分横たわり、20分じっと座っていたら10分横たわり、という30分刻みで痛みを逃すヒッヒッフーみたいな生活だったのが、最近は一時間連続運転可能に。
痛みって慣れるのね。
ものは考えようで、あの苦しかった日々を経て、ひどく高性能になったような気がしている。1時間しか動けないんじゃなく、一時間も動けるんだぜ!って。
毎時10分間の休憩は、市民プールでも推奨している。

期末真っ盛りだというのに、娘、寝坊。
家の金を着服してこっぴどく叱られた小僧も、本日「生まれ変わる」と約束したはずが、寝坊。
私が寝坊したからなんだが。
たっぷり寝てふやけたように顔がむくむくした娘、昨日はあまり眠れなかったのか、目の下にクマが出来ている息子。
共に、ご飯にシャケフレークをダバダバかけて、かっこんで、バタバタ出かけていく。
私と夫はあとから納豆飯。わかめの味噌汁根絶を希望する金髪夫と、白髪染めのいらないわかめ好きな私が、くだらない話をしながらゆっくり朝御飯を食べた。

通過儀礼と覚悟してはいても、着服事件はショックだった。
実際にそういう事があると絶望的な気持ちにはなるわけで、子育てに自信をなくす。
生まれ変わったのだろうから、ひとまず前科には触れないけれど、本当に生まれ変わってくれと祈るような気持ちだ。
「サッカーの神様は見ているのに、泥棒するようなヤツにチャンスが回ってくると思うか? そんなヤツがプロになれると思うのか?」
という言葉で、小僧は号泣した。
今はいい。
でも、これでサッカーが支えにならなくなったとき、彼は大丈夫だろうかと逆に心配になる。
ポテトチップスも食べない、コーラも飲まない、アスリートにはおにぎり。飲み物は牛乳。見るテレビはサッカー。足元には常にボール。そんなストイックな生活も、サッカーのために。
海老蔵の件にもう興味はないが、エビ蹴り犯の足は、かつてボールだけを蹴っていたわけで…彼が、将来を嘱望されたサッカー少年だったという報道を受けて、暗雲たる思いがする。
サッカーだけじゃなく、ちゃんと物事の道理を。
ちゃんと勉強を。
って、子育てはどこまで関与したらいいのか、さっぱりわからないよ。
今回の百点のご褒美は「かに三昧」でひとつよろしく〜。と交換日記に自らを鼓舞するご褒美のおねだりを書いてくる娘の四年の時と、小僧の時の、起こる事件の質が全然違うんだもん。
ひとまず、逃げないこと!
私はプロのおかんだからな。
課題はたくさんあったほうが面白いんだ。
そして、課題化できれば、大抵の問題はちゃんと解決するんだ。
これ、大学の演習でさんざん学んだこと。ううう、今月もレポート間に合いそうにないけど、コツコツ勉強だけはしとこう。それは自分自身の成長の糧だ。そこにおかんとしてもヒントも隠れているはずだし。
科目終了試験場で会いたかったなあ、みんなに。
ごめん、来月も欠席。がんばってね。←個人メール

サッカーの神様は私の管轄外だが、サンタクロースは代理業務なので、今年はご辞退申し上げることにし、今あるものを大事にしようと子どもたちと話し合ってみよう。
やるべきお勉強から逃げている気もするのだが、何しろ書籍にうもれて資料が見つからないんだから順番として片付けるのが望ましい。
とにかく、せっせといらないものを片付けて、さっぱりしよう。気持ちのオリも消し去るほどにだ。
さっぱりしたところで、そこから未来を考えよう。

2010年12月08日

小僧のアタック

小僧が上機嫌で帰ってきた。
「国語が100点だったんだ!」
しかし、それだけではなさそうなのだ。どうしたんだ、へへいベイベー。
「んー、どうしようかな。……交換ノートをね……んー、やっぱ恥ずかしいな……交換ノートをー、アタックしてぇー、OKもらったんだーっっっ! あー、言っちゃったああああ」
そりゃ、おめでとう。身をよじるほどうれしい気持ちはよくわかる。
で、お相手は誰?
「それば言えない」
あとはどんなに促しても、絶対に口をわらないのだった。

誰が好き? と聞くと、即座に「あべちん(仮名)」とクラス一頭のいい男子の名前をあげていた小僧。あべちんの近くの席だったと、それはもう今日みたいに嬉しそうに帰ってきたことがあった。困ったことはあべちんに相談すればすべて解決するらしい。確かにお話ししてみるとあべちんはしっかりしていることこの上なく、娘を嫁がせたいと思うほど立派な四年生なのだ。
俊足のシュガちゃん(仮名)や将来のミスタープロ野球、タカハシ(仮名)、一緒にがんばれベアーズをやってるバスケのウミ(仮名)も、小僧が愛してやまないキャラで、私は小僧による彼らの自慢……なぜか自分の延長みたいに行動を自慢するのね……を聞いているので、そのめざましい活躍をよく知っている。
今日、誰がすごくいいことを言った。
今日、某がこんなことをして褒められた。
今日、あいつだけが、こんなことができた。
私は小僧のクラスの話を聴くのが大好きだ。いや、クラスだけじゃない。
「隣のクラスなら、絶対にアキハバラディーブ(仮名)!来年同じクラスになりたい!!」と一年の頃からやけに気の合う、気は優しくて力持ち、公平な精神の男子もいる。そういえば、クラスを超えて、よく一緒に遊んでいるのだった。
うちに遊びに来たときに、
「アキバ、俺の活躍ビデオ見る?」
と小僧が言うと、
「うわっ、見せて見せて」
と言ってくれて、まじまじ鑑賞したあとに、
「うわーまじすげぇなあ。もう一回見せてよ」
などと超嬉しいことを言ってくれるような、友情に篤い漢である。
アキバは自信があるのだ。そして、小僧を愛してくれているのだ。
小僧は小僧で、アキバのGKとしての根性が世界一だといつも私に報告しているから、互いに尊敬し、それぞれ自信を持っている部分があってよかったねと思う。
お笑いコンビを組んでいるモーリー(仮名)ともネタ合わせが真剣で、いつご披露があるのかわからないまま時は流れているが、モーリー母に言わせるとダメ出ししてもちっともくじけないらしいから、まあいいのかと思う。
とりあえず、東京ダイナマイトのネタ、ラストクリスマスの替え歌♪ラストクリスマス 寒いね ホッカイロがほしいね 鍋食べたいね お母さんに逢いたい……という、オリジナルを誰も知らない母恋唄が、局所的に大流行しているらしいことは聞いた。
模倣から始まるわけね。
人数の少ない都心の学校で、まあ実に楽しい毎日を送っているんだなと思う。
ギャングエイジとは徒党を組んでそれぞれの自我がグループの価値観になり、影響しあって集団を形成していく発達段階をさすわけだが、小僧の周りにはギャングらしいギャングがいないので、必然的に「なんかとってもまろやかな、いい子たちの会」になっている。
まあこんなにいい子たちなら、互いに好き好き大好きってのも理解できるし、このまま中学までつるんで遊んで、あいつは最高だとか、こいつは凄いぜ、かっこいいんだぜとかなんとか、そうやって過ごしていくのかと思っていた。
そこに女っ気はないままね。男子の集団だから。

ところが、女子、キターッッッッッ。
な、わけで。
そのOKしてくださった奇特なお嬢様が誰だかわからないけど、四年生は誰もが自分の子みたいなもんだから、それが誰でもうれしいなあ。ありがとう、小僧の勇気に応えてくれて。
まずは、「お友達から」始めてください。←当たり前だ。
私は義母と初対面の時、「こんな小僧と結婚してくれて、本当にありがとう」と言われて、すごく嬉しかったんだ。だから、ああいう姑になりたいと思うよ。がんばるよ。

……って、そりゃまだ早いかあ。あはは。
しっかし、そうかー。そういう時期かあ。ちょっと早いのかな。恋までは行かないのかもしれないな、まだあべちん愛を超えていないみたいだし。
それでも、とっても微笑ましいわ。

2010年12月07日

部屋とルンバと私

今朝もルンバさんが部屋の隅々まで舐め回すように触手を動かして掃除をしてくれている。
彼女が毎朝定時に頑張っていると、おお、私も頑張らなくちゃな!と思うのよ。

しかし今朝は小僧が嘔吐して、朝から小学校に行ってこなすべき複数の予定が全部頓挫した。
とりあえず眠らせている今、やっと自分の時間。
「まったくもー!」
と背中をトントンしながら、はっとした。
面倒を見ているようで、腰痛と背部痛が結構しんどくい今、逆に小僧の嘔吐に救われたのかも……と気づいたのだ。今日はまだ私が痛み止めを飲んでいない。一緒に寝てしまってもいいんだなと思うと、気が楽になっているじゃないか。

子どもは敏感だ。
もちろん校内で流行中の感染症だろう。
けれど、これがサッカーの試合なら多分小僧は吐いたことを隠してでも会場に向かったと思う。最初から、即座に「休む〜」という結論には至らないだろうし、私も自分が元気で今日が例えば大学に行く日だったりしたら、いつものように「大丈夫、大したことない!頑張ってこい」と尻を叩いて送り出したかもしれない。
私は親の、とりわけ母親の『暗示力』の大きさをよく知っている。
残念ながら、母ヨシコによってネガティブに活用されたことで、身にしみている。徹底的に反面教師にすることで、うちの子どもたちはとてつもなく健康に育っているし、健康に自信も持っているはずだ。
「かあちゃんの子なんだから、大丈夫」
そういうなんだかよくわからないけど母ちゃん強いし、自分もきっと!みたいな、根拠のない自信みたいなもの、つながってる感って、特に小さな頃には大事だ。
それにはかあちゃんが心身ともに元気でいないとな。

とりあえず緊急手術は免れても、状況は全く変わっていない。
腰は要で、痛くなると本当に全くだらしがなくなるんだということを痛感する。
ちょっと痛い程度でつらいつらい言ってましたけど、深刻な腰痛持ちのみなさんに、お詫びしたい気持ちだわ。

あ、ルンバさんも頓挫している。戻れなくなってエネルギー切れ。
そんなこともあるんだなあ。
ちょっと手を貸して、おうちに戻してあげる。
しっかりチャージして、明日からもばっちり。ルンバさんも、私もな!


2010年12月03日

2022年、W杯はカタールで

2022年、ワールドカップはカタールに決まりましたね。
小僧、22歳です。

10歳の今、小僧はサッカーに夢中です。四年生らしく、ワールドカップを夢見ています。
心酔するコーチがまた、最高にかっちょいい人で、小僧のちっちゃい可能性をぐいぐい広げてくれています。
私も目の保養だわと思いながら時々練習を覗いていたのですが、小僧が嫌がるので、最近は送迎だけ。寂しいなあ。
自ら海外のプロリーグを経験してきた人というのは、指導のスケールも大きい。
まず、小僧のクラスは選抜されなければ入れません。厳しい現実と直面させて指導が始まります。
しかも毎月、順位がつきます。
その評定は毎回厳しく、中にはプライドが砕け散って辞めていった子もいます。でも下位からぐーんと伸びまくった子もいます。下位っていったって、あらゆるチームのエース級ばかりですから……気持ちさえ強く保てれば、とてつもなくいい環境だと思います。
昨日は月例成績発表の日でした。
先月はシュートのタイミングとコース、先々月はパスコースと精度。
小僧にはたくさんの課題がありました。そして今月は?
「修正ポイントをひとつひとつよく修正してきたと思う。パスは正確になったし、シュートもタイミングもテクニックも的確になっている。特にインサイドキックの精度は素晴らしい。普通じゃないものを持っていると思う。だた、世界にはもっと上がいる。もっと上を目指すには、まだ足りない。すべてをより磨き上げる必要がある。満足したら終わりだから、もっともっと上を目指そう」
小僧はほくほくしながら「世界にはもっと」を繰り返していました。

ふつうじゃない、といえば、ふつうじゃないです。それで大変苦労してきました。
でも、そのふつうじゃないことが、こんなふうに活きてきたことが、幸せだと思います。

おそらく、そのコーチのプレイスタイルに小僧が魅了され、周りのレベルに押し上げられて、サッカーは小僧にとって、他に変えられないほど楽しいものになってしまいました。
でなければ片道一時間かけて、バスや電車を乗り継いで通わないわね。
素人が見ても、本当にこれは小学生のサッカーなの?と思うぐらい、素早いポゼッションサッカーです。このままチームを作ったらいいのにと思ったり、でもそれが諸般の事情でかなわないことをこらえたり。
「ずっとこのクラスにいたいなあ」
という小僧。私もそれがいいと思っています。こんないいコーチにはなかなかめぐりあえない。それがめぐりあっちまったんですから、もうこのまま小学生世代はずっとお預けしたいというのが本音です。
しかし、小僧は「日本一になりたいから」という理由で、あるチームのセレクションを受けようとしています。
チームに入れば、他のクラスはとれません。
本当に、長い目で見て、それがいいのかどうか……。

来年度、仮にとてつもない倍率の針の穴を通っても、その後のジュニアユースの採用はまた別の問題。中学の部活。フットサルへの転向。いろいろな方向を考えながら、フローチャートを描き続けて、ぐちゃぐちゃです。
世界はもっと、以前に、同世代のとんでもない選手の、とんでもなさ加減もよくよく知っているだけに、何を目指すのが幸せなのか、転ばぬ先の杖を探します。
でも結局、小僧が決めることだからなあ。
転んでも転んでも、杖なんかいらない。ボールを蹴り続けてどこまでも走っていくような気もするし、もう二度と立ち上がらずに全然違うスポーツを始めるかもしれません。
全部、自分。
コーチの座右の銘が、小僧のサッカーグッズに書かれています。
たがか10歳で、「世界にはもっと」という視点を持てているだけで、よしとしなければならないのかも。

でもきっと、これだけは予測できる。
12年後、小僧は、サムライブルーのユニフォームを着て、カタールのワールドカップを見ています。
それが選手でなく、応援するサポーターという12番目だとしても、そこにサッカーがあるかぎり、きっと小僧は夢中になって日本を応援していると思います。私もユニ着て、応援するんだ。
異常にサッカー好きな小僧がいたおかげで、ふつうじゃないお楽しみが広がってます。

2010年12月01日

椎間板話005検査結果後

手術を覚悟して行ったら、結果は保存という方向だった。
正直、おしっこ漏らしそうになるほど、ほっとした。
放っておいたら1/4は寝たきりだとか、出術に失敗したら寝たきりだとか、もう寝たきりライフばかりが頭の中でくるくる、ぐるぐるしていたので、正直、私にはありがたかった。
バッドエンドと縁が切れたわけではないけれど、とりあえず緊急に手術しなくても大丈夫。
脊椎管の狭窄は確かに狭窄しているんだけど、私の骨、脊椎が平均よりずっとごっつく太いらしく、トゲもでてるけど、内側の空間が広いのでこれならなんとか保てるのではということだった。
あああ、こんなところでもやっぱり。丈夫な体を、ありがとう。

んー。60歳ぐらいで切ることになるかなー。
腕があがらない兆候があったらすぐ来て欲しいんだけど、その場合はこことこことここを削るけどね、多分、痛みに体が慣れていくから、しっかり薬のんで、理学療法して、あと15年はうまくつきあっていけるんじゃないかなー。
という診断だった。

人は勝手なもので、なんかもう、喉笛を切って切って、チタン埋めて埋めて、縫って縫って、この痛みともお別れだ。と思っていたので……いや手術はビビるほど怖かったんだけれどもね……結局痛いのはそのままなのね、という結末に、割と切なかったりもするのだが。

いよいよ生活改善だな。あと15年、現役でいるために。
ストレスをなくして、規則正しい生活をして、負荷をかける体とサヨナラするためにダイエットして、薬と拮抗しないようにお酒を減らして、痛みを軽減するために体をしっかりトリートメントしよう。
いい加減に酷使してきたツケが回っているようにも思えた。
40過ぎたら、メンテナンスだね!

で、来週は甲状腺と、緑内障チェックを予約した。
一病息災の卵巣はなんとか現状維持している。
って、年取ると病気の話ばっかりになるなあ。いやん。
でも徹底的に治して、治して、元気な老後に向かうのだ。


椎間板話004検査結果発表前

本日発表。
これから出かけてきます。
と、誰に言うともなく言うわけだな。
このブログというのは、基本的に自己の覚え書きなのだけれど、なんとなく親しいお友達が浮かんだり、いつも励ましてくださる読者の方のことを思ったり、「全く好き勝手ばっかり!」と文句を言ってる人を思い浮かべたりしながら書いている。娘や小僧に向けて書いたりね。
自分自身と対峙するつもりで書いていても、公開しているから、必ず想定読者がいる。
だから時々(これでも)かっこつけてみたり、柄にもないことを言ってみたりもする。
ついうっかり読者を忘れて本音が炸裂することもあるけど、飲んで書き込むのをやめてからはそれもだいぶ減った。大人の階段をのぼったな。
私はいつも自分を、他人様を、観察するのが好きだった。
直情型なのに冷静なのは、多分、「見ること」「書くこと」が大好きだからだ。
いい趣味じゃん。
自画自賛するのも、大好きだ。だって、他人様はなかなか褒めては下さらない。自分で褒める分には、限界知らずだぜ。心ゆくまで、落ち着いている自分を褒めよう。

これが46年培ってきた「自分」なのかもしれない。
いや別に、人生の集大成が検査の結果じゃ困るけどさ。こういうピンチに、結構人間性、出るな〜と思って。
基礎知識は詰め込んだ。心の準備はできたと思う。さ、いざ出陣なり。