2010年12月07日

部屋とルンバと私

今朝もルンバさんが部屋の隅々まで舐め回すように触手を動かして掃除をしてくれている。
彼女が毎朝定時に頑張っていると、おお、私も頑張らなくちゃな!と思うのよ。

しかし今朝は小僧が嘔吐して、朝から小学校に行ってこなすべき複数の予定が全部頓挫した。
とりあえず眠らせている今、やっと自分の時間。
「まったくもー!」
と背中をトントンしながら、はっとした。
面倒を見ているようで、腰痛と背部痛が結構しんどくい今、逆に小僧の嘔吐に救われたのかも……と気づいたのだ。今日はまだ私が痛み止めを飲んでいない。一緒に寝てしまってもいいんだなと思うと、気が楽になっているじゃないか。

子どもは敏感だ。
もちろん校内で流行中の感染症だろう。
けれど、これがサッカーの試合なら多分小僧は吐いたことを隠してでも会場に向かったと思う。最初から、即座に「休む〜」という結論には至らないだろうし、私も自分が元気で今日が例えば大学に行く日だったりしたら、いつものように「大丈夫、大したことない!頑張ってこい」と尻を叩いて送り出したかもしれない。
私は親の、とりわけ母親の『暗示力』の大きさをよく知っている。
残念ながら、母ヨシコによってネガティブに活用されたことで、身にしみている。徹底的に反面教師にすることで、うちの子どもたちはとてつもなく健康に育っているし、健康に自信も持っているはずだ。
「かあちゃんの子なんだから、大丈夫」
そういうなんだかよくわからないけど母ちゃん強いし、自分もきっと!みたいな、根拠のない自信みたいなもの、つながってる感って、特に小さな頃には大事だ。
それにはかあちゃんが心身ともに元気でいないとな。

とりあえず緊急手術は免れても、状況は全く変わっていない。
腰は要で、痛くなると本当に全くだらしがなくなるんだということを痛感する。
ちょっと痛い程度でつらいつらい言ってましたけど、深刻な腰痛持ちのみなさんに、お詫びしたい気持ちだわ。

あ、ルンバさんも頓挫している。戻れなくなってエネルギー切れ。
そんなこともあるんだなあ。
ちょっと手を貸して、おうちに戻してあげる。
しっかりチャージして、明日からもばっちり。ルンバさんも、私もな!


2010年12月07日 10:44