2010年10月10日

メディカル話

10年の10月10日、10時10分10秒をMRIの中でポルカを聞いて過ごしました。
騒音が気になるでしょう、とヘッドホンしてくれるサービスはうれしいけど、ポルカはどうなの…。

不況はつらいけど、いろんなサービスが良くなるのは大変有難いことで、休日でも検査が受けられます。
本日、娘さんは大会。
私は朝から病院で検査。
どっちが結果を出すか、勝負だ!と昨日の夜笑ったんですが、私の方、結果出てもらったら困るんじゃないかしら? まー、なんであれ、明確になるってのがうれしいね。いわば、自分の体内ヌードだよ。あとで見せてもらうお楽しみも格別。と強がって、異常がないことをコソコソ祈るのです。

そういえば、小僧の脳みそレントゲンも、娘の脳みそレントゲンも、たいそう美しくて、飾っておきたいほどでした。
共に幼稚園時代に頭を打っていて、当時は「先生様」に撮影していただいたものだから、くださいと言っても「患者様」と呼ばれる今ほど気楽に譲っていただける時代ではなかったんだけど、ふたりとも、本当に美しい頭蓋骨の子どもたちだと思ったものよ。どうも、自慢する場所が変だけど。
あと、コレクションしておきたかったのは、私の骨盤レントゲン写真! 平均より3センチ以上も径がでかくて形がよくて、「理想的な妊婦!」と絶賛されたんだった。子どもたちの頭の形がいいのも必然ね。って、自慢する箇所がやっぱり変だけど。

私の頭の形はいびつだし、脳みその形もいろいろどうかしているし、育ちもよくないし、当然努力してもひねくれた心は円満には程遠い気がするんだけど……とりあえずものすごくいい骨格と白さたっぷりめの筋肉と、健康な血液と丈夫な内臓器を与えられてたんだなあと、今更ながらに思う。
それをうまく次世代に活かすことができてよかったと思うわ。
子どもたちは健康。
ケガの回復が異常に早いのも、私似。頭痛と胃炎はふたりともご愛嬌程度に持っているけど、夫が後々腹を下したり、吐き戻しそうになったりする食品も、一緒においしくいただけて、きちんと消化する強靭な生命力が素晴らしい。ふたりとも、アジアに連れていっても、快食快便快睡眠だったしね。
それ以上、何を望もう。
以前、漫画家の西原理恵子さんの言葉で印象的だったのが、「人は遺伝子の乗り物」というフレーズ。
若くして亡くなったご主人の、素敵なジャーナリストの血は、お子さんに乗り換える形で受け継がれているのだという話に、感動しました。
私の最初の子どもたちは派手に難破してしまったけど、娘と小僧にはがっちりいい感じで、「私」のいいとこ半分が乗っかれた気がする。
改めて、なんか、うれしい気がします。
MRIの結果がダメダメだったとしても、とりあえずいいか。

とかいってるが、小僧は風邪っぴき。
サッカー休みだと、発熱するのか。夏のお盆休みも、練習休みになった途端に発熱して寝込んでました。
「サッカーやりてぇぇぇぇぇ」
と叫んでいやがります。豪雨ならともなく、東京地方、晴れ間が出てきちゃったからね。
ああもー、私の「多趣味」で「好奇心旺盛」な部分も受け継げばよかったのに!!


2010年10月10日 12:55