2010年08月30日

野球の少年団と自由研究

「真夏のストレート」を歌えば、全国上位をマークする福助も、本当のストレートは凡打しかできなかった。
昨日、灼熱の夏に、少年団に誘われて、ついうっかり出場した野球大会。
ろくに練習にも出られないまま、ユニフォームを借りて、上機嫌だった。
福助はベンチを温め続け、6時間待って、第二試合目に、代打で起用された。
ファールを重ねたのち、ファーストに打ちつけ、二塁走者を三塁に進めた犠打となった。
その後、そのままセンターに入ったが、牽制球のカバーが出来ずに失点を許し、本人としては納得の行かない出来だったそうで…。
「ああ、もっと練習したかった!」
と、戻ってきてから何度か口にしていた言葉。
練習しておくべきだったと痛感していたんだろうなあ。他の選手たちはあまりに華麗なプレイなんだもの。
勝ちたかったとか、ミスがどうとか、出番がどうとかじゃないのが、小僧らしいなと思う。
ひたすら自分との戦いなんだよ。
ああ、父親似だよねと思う。私は一番が大好きだし、強いのがいいと思っているけど、相方は今日の自分より明日の自分が少し上達しているというのにしびれるんだってさ。

自分がスポ少に所属していたときには全く気づかなかったことに気づいた。
親たちが夢中になって準備し、サポートし、応援して、子供たちと一緒に泣き笑いしている姿だ。
その想いは、子供たちにも伝わる。
もしかすると、その想いこそが、与えられる財産として最も大きな財産になるかもしれないとすら、思う。強いとか、うまいとか、実はそんなこと関係ない。
自分の親が、自分のためだけに存在し、自分を心の底から応援してくれる姿を見て、何も感じない子供などいるわけがなく、そうやって育つ子供たちが道を踏み外すはずがないのだ。
野球少年たちの夏に合流させてもらえて、私はなんかいいものみちゃったなと思った。

もとより大好きな野球だから、応援には力が入る。スコアブックだって付けられるほどだ。
福助と同級生だから、選手はみんな、我が子みたいなものなのだ。握手だってし放題よ。
監督を差し置いて、ひとり強力な暑苦しい応援団になったことを反省しつつも、見ているだけで一緒に戦っているような気持ちになって、ああ、実に楽しかったなあ。
福助、野球に行っていたら、多分私が夢中になりすぎたかもしれない。
改めて、サッカーでよかったんだと思った。
そうだ、秋になったら、甥っ子団子鼻三兄弟の野球も観に行こう。お楽しみがまた広がっちゃうなあ。

さて、ずっとスポーツだけに明け暮れた小学四年生の夏休みが、終わった。
「おかあさん、自由研究、どうしよう……」
と、今朝から小僧、真っ青である。一応、科学博物館には連れていってあるので、それを書けば。
……でも、今年一番の研究は、スポーツだった気がするよ。ほぼ毎日、バスケかサッカーか水泳か、後半には野球が入っていた。
「いっぱい遊びました」で、いいんじゃないかなと思うんだけどね。本当に、頑張り過ぎなぐらい、頑張って遊んでいたよね。それが成果だと思うんだけどねぇ。

2010年08月30日 15:46