2010年06月01日

くたくた

小学生のサッカーは晴耕雨読だと思っていたのだが、四月からサッカー環境が変わったため、雨が降ろうが風が吹こうが練習がある。槍でも降ってこない限り、ある。
週に三日。さらに土日は、任意で早朝トレーニング、時々練習試合が入ってくる。

そこに、ミニバスケットボールはやめない選択をしたものだから、「がんばれ、ベアーズ!」物語もまだ続いている。
夏には区大会に出場するらしい。
他校から親善試合の申し込みも舞い込み始めている。
最近では、土曜日、2時間の朝練の後に、5時間のパスケ練習にも行く。壊すのではないかとハラハラしているが、自分のシュートの精度が低いことが許せないらしい。
家にいたらいたで、どうせボールで遊んでいるのだし…とは思うが、友人の本気アスリートたちが次々剥離やら疲労骨折やら、オスグッドだシンスプリントだと故障している中、気が気ではない。

駿足だけがとりえの小僧は、運動会の練習にも余念がなかった。
夕飯のリクエストは、決まって揚げニンニク。最近の小僧はかなり、香ばしい匂いになっている。九時になると電池が切れたように眠り、それでも疲れは蓄積するばかりだ。
運動会も無事終わって、これで少しゆっくりできるだろうか。

擦り切れないといいな。
どうしたら、うまい具合にブレーキがかけられるのだ?

そういう私自身、いろいろな事を抱え込みすぎなのだ。
やらなくちゃならないことだけをやっていたら、精神的にもたないので、やりたい事を入れていく。すると、スケジュールはもりもり膨らんでしまう。
それでも、ゆっくり休むぐらいなら、友達と会いたいのだから、仕方ない。

ここのところ、小康状態なので放っておいたら、母ヨシコ、落ち込み始めてしまっているようで、面倒だなあと思う。
私は優等生ではないので、面倒なコトは面倒だなあと認識しながら、適当にやる。
やらなくちゃならないことは、そんな風に手を抜くのだ。
親孝行なんてガラじゃないから、「ちょっと親切なおばちゃん」程度でいいと割り切る。
そうしないと、私自身が擦り切れてしまうからね。

小僧が元気に燃やしきっているのは、小僧にはやりたいことだけがあるからなのかもしれないなあ。
そこが大人と違うところだ。
じゃ、無理にブレーキをかけることもないんじゃないか。
子ども時代は、やりたいことだけやればいい。
ぐったりしているところだけ見れば確かにアレだけど、翌日には元気に起きてくるし、サッカーでもバスケでも、とんでもなく走っているわけだし。
きっと、子どもは疲れないにちがいない。


2010年06月01日 07:08