2008年03月25日

卒業式

役得。
役員は来賓席に座って、小学校の卒業式に臨席できるのです。
泣いた、泣いた。
私は「子どもが一生懸命」に弱いの。
いつしか、すすけてしまっていた心の中から、真っ黒くろすけが一気にお引越ししたかのように、透明感あふれる気持ちになっていました。純粋だった12の心を、私はいつ失くしてしまっていたのだろう。
抱負を語る彼らは、未来の希望そのものです。
みんなの前途が一人残らず洋々としているように、心から祈りました。

うちの娘は五年生ですから、卒業式にも参加します。
立派に六年生を見送っていました。
来年はタオルが必需品になりそうで、これはビデオを撮るなど何か別の集中するものを持ち込まないと、ダム決壊状態で着物が涙染みだらけになりそうだと危惧しました。
記録より記憶、と思っていたんですが、その記憶がままならないほど、タオルで顔を覆っているのでは……しかし、記録にしたって私の嗚咽と鼻をすする音ばっかり入るのも、またどうかと……親としては考えどころです。まあ、考える時間はまだ幸い一年もある。
小僧の幼稚園の時には、普通にタオルを用意したもんなあ。
……あれから一年か。
なんかさー、節目節目って、子どもにとってもそうだけど、親にとってとても大事な栞だったんだなあ。

さてこれで、小6と小2の母かぁ。
学生には、短いながらも春休みというものがあります。一日どうやって家で過ごせと!?な二週間が始まりました。台風より大変かもしれない、春休みが。

2008年03月25日 17:19