2007年06月29日

大人びてる娘さん

P子の「個人面談」というものに行ってきた。
何か問題がありますか、と先生から聞かれても、あいにくというか幸いというか、思い当たらない。
学校はとにかく楽しそうだ。
先日の参観日でも生き生きしていたし、友だちとの話は面白いし、先生の指導力は抜群だし、学校で何かに選ばれたといっては張り切ってるし、問題を捏造しようにもできないぐらい順調。
なのでそのまま言うと、学校でも特に問題なく、濃いぃ時間を過ごしている様子をお話していただき、誉めてあげてくださいといわれたのでそのままP子をほめる。他に話題もなかったので、ついでのように進路の話をした。
「あ、記念受験で中高一貫校を受けさせたいといっておいたから」
とP子に報告したら、血相を変えてそれは違うという。
「お母さんが受けさせるのではなく、あたしが受けたいから受けるの。子どもに何かをさせようとしているというのはお母さん、間違いよ。よい母親は、子どもに何かをさせることはしないの。やりたいこと以外は、やっても意味がない。子どもに対して受験させるなんてコトバを使ったら、先生がおかあさんを誤解すると思う。そんなコトバを使ってはダメよ」
と注意されたのですみません、じゃあ明日先生に訂正しておいてねと謝る。

でも、受検「させたい」のは本当だ。だって、P子は高校から海外の学校に行きたいといっている。だとするとあと3半年しか一緒にいられないことになる。……さみしいじゃん、そんなの。

という本心は隠して、あなたのやりたいことをやりたいようにやりなさい、できる限り応援する、それがおかんの幸せである。と言ってみた。ちょっと憂鬱なことがあったんだけど、あんたとしゃべってると気持ちが前向きになっていいわ、P子がいるおかげで毎日が楽しいわよといったら、
「その憂鬱は私たちがいなければなかったこと? だとすると楽しいばかりじゃないよね」
と切り替えされたので、うーむ、でもきっと子どもがいなくても、違うことでちゃんと憂鬱はあったと思うんだよ、人は適度に憂鬱になって、幸せを感じるものだからさ。
と苦し紛れに返答してみる。
「そうね。子どもがいてもいなくても、幸せの大きさは人それぞれだから。お母さんは今お母さんだけど、鈴木ゆう子さんとして生きてるんだもんね」
んー。そうです、そのとおりです。
回転寿司って、人を哲学的にさせるわけ?  何か変なものを食べたわけでもないのに、やけに大人びて見えたP子、もうすぐ11歳なのだった。こうやってちょっとずつ、追いつき追い越されていくのね。
ビール飲んでぼんやり太っている場合ではないかもしれない、42歳の夏。

2007年06月28日

コメントに感謝しつつ

コメント、ありがとうございます。
何度か書き込まないと入りにくい状況にあって、力強かったり、くすっとさせられたりするコメント、うれしいてず。いつもいつもたくさんの力を頂いています。

で、その一つ一つにコメントをお返ししたいと思ってトライしてみたんだけど、どんなに頑張ってもコメントが入力できないの。
すみません、管理人の相方に相談してみますが、そんなわけですのでまとめて謝意をお伝えする失礼を、どうか、ご容赦くださいね。
取り急ぎ。

今日のささやかな幸せ

テニスコートに行ったら、お土産の山形産さくらんぼがごっそりおいてあった。食べ放題。夢のような体験だった。

またテニススクールに通おうかなあと思う。実際、主に経済的理由で無理だと思うのだが、自分の中にまだそんなやる気が残っていたことに驚く。ちょっと、いい感じ。

テニスの帰りに高井戸の京王ストアに寄ったら、ポイント五倍の日だった。やったー! しかも、エビスビール緑缶が安かった。

買ってきたお惣菜を並べただけだったが、相方はなぜか怒らなかった。緑缶効果か?

ビール一本で、その後、家族放置して沈没。そういうことができるほどに子ども達が大きくなったんだなあ。

変な時間に起きてしまったが、一人で夜中に時間を使える贅沢な感じが好きだ。……さて、本でも読みながら寝よう。ここんとこ、ぱたっと眠るばっかりだったが、読書しつつ呼び込むウトウトした感じ、実は大好きなんだ。

では、おやすみなさい。本日の名句。詠み人・福助 学校にて。
「はちにさす さされるかんじ やなかんじ」
……国語にはまったく期待していない。この諦観が、いい感じ。

2007年06月26日

原因不明の眠気

誰かに呪われているのかしら、眠くて眠くて。
糸車でも、ささってしまったみたいに。
このままずーっと眠りつづけたいと思いながら、ぐぉんっと起き上がってぼんやりした頭で学校にとぼとぼ歩いていき、ぼんやり役員仕事して、またぼんやりした頭でおうちまでとぼとぼ帰る。
おうちについたら、横になって、そのうちに眠ってしまい、また時間がくるとぐぉんっと起き上がってぼんやりした頭で家事仕事をこなして、だるさに我慢できなくなって横になって。
エンドレスの繰り返し。

主婦って、ボランティアの仕事って、こんなに眠いものなんでしょうか。
お金を頂戴するお仕事だったらしゃきっとするのかしら。
それじゃあ私は札束で頬をはたかれてるのと同じ。お金によって意識を保っているのなら、何よりお金が大事ってことじゃあありませんか。なんて下衆なの。

いや、こうやって原稿みたいなのを書いていても、頭の中がミルク色のもやに包まれています。これだって、読んでいただいた方がバナーをクリックしてくだされば1円2円は入ってくる内職と同じなのに。
ああ、だめだよ、眠いよ。1円が100円でも、この眠気にはかなわないよ。
お金への執着、眠気に負ける。貧乏一直線でもいい、私に枕を! 

週末は、小僧のサッカーという、ほんの数時間を除いてずーっと爆睡していた。脳みそがとけるほど寝たのに、まだ眠い。珍しく食欲もない。昨日はちょっとうれしいことがあったりして、かろうじて生気を保っているのだが、それでもこの強制終了のような眠気はいったい…。

呪われていないのだとすると、40代の女だからなのかもしれない。
あるいは怖いのは、小僧の療育で気合入れることもなくなった分、なんかどっと疲れが出始めたのかなあとも思う。燃え尽き症候群なのかしら……真っ白に、燃え尽きたように、眠いんだ。


2007年06月24日

カラオケ カラオケ

相方が「今の俺は自分史上最も歌が上手いぜ」というので、一緒にカラオケに行く。
本当に声域が広がっていて、驚く。
ダムカラに入り浸り、さすがに全国民を相手にして日々、しのぎを削っているだけのことはあった。
人気曲でも上位ランキング、新曲でも軒並み90点台後半の高得点をマーク。
しかし、ヤツは地下室にこもって、ナニをしているのか。本当に仕事をしているのか。
仕事の合間にも歌えるようにとマイマイク持って打ち合わせに出かけていくのは、どうなのか。

新曲なんか一曲も歌えない私は本日、ユーミン様になりきって熱唱。
当時は聞き込んでいたんだなあ、と思う高得点を、私も気持ちよくく連発した。歌詞もほとんど暗記していて、ああこの記憶容量に英単語を入れ込んでいたら、ちゃんと大学にいけたかもしれなかったのにと思う。
全国の見知らぬ40代女性と、同時代に共有したであろう青春時代を、歌にのせて思い出し、歌ってて泣きそうになっちゃったわ。

歌いたい歌がまだ大量に残っていたので、近日また行きたい気もするのだけれど、相方のように堂々と一人カラオケをする勇気はなくて。
役員仲間でも誘ってみるかなあ。
私の友だちで歌の上手い人ベスト30を作るとすると、今期の役員仲間のうち一緒にカラオケをしたことがある7人、確実に上位ランクインなのだ。全員、踊って歌える芸達者という小学校役員って……偶然にしては出来すぎ。そりゃあ、部活動みたいに楽しく仕事がはかどるってもんだよなあ。役員仕事が終わったら、カラオケ部を作るのもいいな。
で、トートバッグの中にマイマイクをしのばせるのは部員の基本。毎週二回は、夕飯のおつかい前に、軽く一人カラオケで自主トレ。あの芸達者たちに混ぜてもらうんだから、真剣に歌いこんでおかないとね。部活なら自主トレ、当然だし。

そしていつの日か、今流行りの歌で、40代の青春を思い出したいわ。……もう、流行の歌、入らない気もするんだけど!!

2007年06月22日

蛙地獄

じごく かえるじごく

と、福助が書いている。
地獄 蛙地獄?

どんな地獄なんだろうか。蛙がわんさか? ぬるぬるでいぼいぼ?
うひゃー、ぞくぞくするなあ。
横線がいっぱい引いてあるぞ、それは地獄の何なのか。

よくよく見たら、タイムカードで、
きたじごく かえるじごく
と書いてあった。
来た時刻、帰る時刻、だったのか。
へんなとこ、にごらないでよ。

2007年06月21日

「ま」

その髪型、なんとかしない?
ジャイアントロボみたいだよ。

と、相方に言われる。何だよ、ジャイアントロボって。と思い鏡を見に行ったら、本当にジャイアントロボというか、スフィンクスというか、変な頭の人が立っていた。
「ま」
と言いつつポーズをとってみたら、本当にジャイアントロボのようだったので、自分で笑ってしまい、自分で自分を見て笑うようになったら女としてはおしまいなのではないかと、その後、ちょっと落ち込んだ。
そういえば、適当にごまかして、もう何ヶ月も美容院にいっていない。しかし、髪を結い上げないとジャイアントロボになるのはさすがにまずいんじゃないかと思う。

プライベートサロンでヘアメイクさんの友達に髪を切ってもらっていた昔日を甘く思い出しながら、1000円カットに出かけよう。
あ、もちろん、25日を過ぎてから。今月は税金の支払いだのなんので、本当に大ピンチなんだもん。髪はジャイアントロボのままでも死なないが、メシは食えないと大変なことになるからなあ。月末は怖い。
いやー、ホント、若いときの贅沢は買ってでもしておくものである。若くてきれいなときに、素敵なひと時をすごした思い出で、案外ちょっと苦しい日常も乗り切れるもんよ。


2007年06月19日

死語

元気印。
という言葉を、四半世紀ぶりぐらいに突然耳にして、吹いた。
相方はひとつ上だ。同じ時代を生きてきたって、こういう言葉のギャグが共有できていいなあ。

「私って、元気印なヒトだからぁ」

と、アンニュイに言う。って、罰ゲームで使えそうなネタだな。

私の20代の友人達にはきっと話がピーマンだろう。
うわー、書いてて恥ずかしい。


2007年06月18日

我が家の怪談

朝起きたら、冷蔵庫はタダの大きな箱になっていた。
「水凍る寒さ」でなければならない冷凍庫も、じきにタダの箱になるのだろう。
そこにぎっしり詰めこまれていた氷柱はまだ氷柱のままだったので、ひとまず冷蔵庫のほうに牛乳パックで作った氷柱を移す。こんなことに氷柱作りが役立ったことに驚くが、私が生まれた頃には、でっかい氷を入れれば立派な冷蔵庫だったのだと「三丁目の夕日」を思う。

氷柱は麦茶を入れたジャグに突っ込むためにある。これで一日中冷たい麦茶が大量供給できるのだ。
我が家のサッカー少年少女と、ついでにジョギング&テニスオヤジのために、ペットボトルにも氷が作られている。どんだけ、スポーツ一家なんだ。私一人が丹下のオヤッサンである。
ほとんど冷凍食品を使わない我が家においては、冷凍庫とは氷柱保存箱なのだった。

考えてみると、前回の冷蔵庫は相方のお婿入り道具だった。それが購入後7年で壊れて、そしてこいつを買ってからすでに8年が経過していた。あら、ぴっくり。
とりあえずプラグを抜いて見て再起動させたり、蹴ったり、あらゆるスイッチを押したり、してみたんだけど。真っ暗。そしていつもジージー、うるさいくせに、今日はやけに静かな朝である。
直そうにも部品がないだろうなあ。修理の人の派遣を待って、結局直らないではブランクが痛い。第一氷柱のない生活は、スポーツ一家と丹下のおっさんにはつらすぎる。
そろそろ新しく買う時期がきているのかもと相方と話し合い、ネットでカタログを選んでいると、それはそれでちょっとウキウキ。……いずれも十万円以上だと知って、かなりショボショボ。

相方の単行本が出て、やっと私のへそくりで補填していた家計赤字分が返ってくると思っていた矢先、これだ。なぜ我が家は右から左にお金が流れていくのだろう。左から右にも受け流れていく。
家のせいか、この家の風水がそうなっているのか。Dr.○○監修のご本どおりに作られているから、完璧なはずなのに。
「強運に恵まれ富を築きつつも、浪費多く、きっちり出て行く」という運らしいのだが、なぜか前半部分は消えてしまって、きっちり出て行くばっかりが現実なのか。笑いながら都合のいいところばっかり読んでいた罰か、西に黄色を怠っているせいか。出窓に夏みかんでも盛ってみるか。よし、下田に電話して、夏みかん、送ってもらおう。ついでにお米も。……おねだり嫁か! 丹下のおっさんのクセに。
玄関が常にトレーニングシューズから吐き出される砂で汚れているのが悪いのか、マツイ棒がないのが悪いのか。それともあれか、いやこれが悪いのか……多分冷蔵庫が壊れたのが、もっとも悪いんだと思う。

会いたい友達にせっかく会いに行こうと予定していたのにキャンセルのメールをいれて、ひとまずお弁当用冷凍コロッケの残りとミックス野菜をチンして相方とブランチ。ため息混じりに相方と重い腰を、……それが、なかなかあがらなくてさ。痛い出費だもんで。

大きさを測り、今日の夜は食材使いきり大パーティーの予感で、食材確認のために最期に未練がましく冷蔵庫をあけたら、あらららら? 電気ついてるし、動いてるわっ。おとーさん、おとーさん!
謎は謎なんだが、まあ、いいか、目覚めてくれたのだし。と、「レナードの朝」を思う。

実は、我が家には座敷童がいる。
突然がこーんと瓶がテーブルから落ちたり、電気がついたり消えたり、スイッチを入れていない家電が動き出したり、出かけに携帯電話がなくなったり(多分それは私のせい)、月末にお金が足りなくなったり(多分それも私のせい)、気が付いたらすっかり太っていたり(それは絶対私のせい)する。
見えないのだが明らかに足音と人の気配だけはあって、家族一同、「ああまたあの子が遊びに来たね」などといっているのだが、とうとう冷蔵庫を止めたか。童ちゃん、おなか減らしていないといいなあ。

2007年06月15日

忙しい、忙しい。

明日はなんかとてつもなく忙しいみたいだ。

午前中、私は役員仕事でお出かけ。帰宅してお昼を食べたら、小僧のサッカーの送迎。これだけならまだいいがっ!

夜にお出かけの予定が入っている。娘と二人っきりでデートするつもりで予約したチケット、その二ヵ月後の明日には、娘の土曜日は完全にふさがっていたのだった。大失敗。
息子と行こうかとも思ったが、息子は絶対に面白がらないので、娘の習い事を早退させていくことに。しかし、娘はその日、代々木まで出ており、待ち合わせしようと提案したら泣きそうな顔になるので、しょうがない、お稽古場まで迎えに行くことに。
そんなにしてまで行くほどのものなのかはもう考えないことにする。
ところがこの時期なら締め切りを免れ、託児を任せられると踏んでいた相方の、仕事が上がっていないという。
必然的に、息子のお迎えは私の仕事になる。夕飯は外で二人で食べてねというわけにもいかないから、ご飯のしたくもしなければならない。何より、相方が仕事部屋にこもれば、小僧を一人で留守番させるに等しい。うわ、これまた大失敗。
近所に託児所を探そうか誰か友達に頼むかとも思ったが、問題はあさって早朝から遠征、試合なのだった。なんとしても九時には寝かせたい、とすると託児所も友達宅も、断然無理。
小僧、これも試練だ。無計画な母を持ったことを恨め。
もっとも、もう一人で風呂には入れるし、ご飯を食べるときにはとうちゃんに一声かければよい。サーブぐらいなら給食当番ですでにやってるし、間違ってガス台をつけないように元栓をロックしていけば安心だ。味噌汁が冷たいぐらいの不利益なら上々。黙っていたって食後の歯磨きは娘より丁寧だし、くもんタイムを設けたことで、宿題も言われずとも自分でやれるし、なんだ娘さんよりずっとしっかりしてるんじゃん、ビバ、療育で培った構造化。

そして私は明日の夜中に帰宅し、娘とこっそりお風呂に入ったら、あさっての試合用に、娘の分と息子や私の分のお弁当を作るのだ。そう、あさっては、先週の雨で繰り上がった娘の試合と、突然招聘された小僧の親善試合。お弁当持参。
ああ、その材料も明日買ってこなくちゃダメだ。いつ買い物に行けばいいんだ? この際、コンビニ弁当でもいいんじゃないか? どこかでアスリート用コンビニ弁当を売り出してくれないかなあ。
っていうか、この予定だと娘と私は明日、いつ夕飯を食べているのだろうか。帰宅後にお茶漬け? でもって、あさってはどういうスケジュールでご飯を、準備を、お出かけを???
あさっての早朝、息子のために車を出すのもなんだかすでに億劫である。
ゆっくりめに電車でサッカーの公式戦に行く娘のお弁当、コンビニで買えというわけには行かない。となると、どういうタイミングで渡せばいいんだ。
まったく、何で娘はサッカーなんか始めちゃったんだろうという根源的な疑問が浮かぶが、とりあえず抹殺する。かまいきれないことは承知の上なはず。
しかし小さな頃から試合なれしていて必ず同行が義務付けられている小僧は何を用意したらいいかもわかっているが、姉のほうはまだ始めて一ヶ月。荷物は自分でチェックさせるにしても、お芝居用に長く伸ばしている髪の毛は一人では結べず……ああコリャダメだ、早起きさせて髪も結わないと。
そのときに朝ご飯を食べさせ、冷蔵庫にあるお弁当の説明をすればいいか。保冷剤の絶対数は足りているのか。あとで要チェック。
世の中のサッカーママは、みんなこんなに大変なんだろうか。私の手際が悪いだけなんだろうか。
明日も明後日も、相方は締め切りだから、アブラギッシュな顔でかりかり書きつづけているか、終わって爆睡しているか。とにかくまったく当てにはならない。……やっぱり、相方の朝ご飯とお昼と夕飯も、用意していくべきなんだろうか。
そんなこんなで、私は明日の夜、何時間眠れるんだろう。この一週間、いや四月からこのかた、私はどれぐらいの睡眠時間で回しているんだろう。
趣味もたっぷり予定に入っているんだから、忙しいのはお楽しみでもある。だが、睡眠削ってまで、私は何を貪欲に学ぼうとして、こんなに遊んでいるのだろう。

試合は大好きだが、突然入り込んでくる試合はこちらの予定がめちゃくちゃになるので、ものすごく不機嫌になるなあ。
取材が複数かけもちで入り、原稿の締め切りを抱えての移動でも、全部自分のことだけなら、なんとでもなる。ここにいろんな人の都合が入ってきて、その全員のサポートが私の仕事となると、段取りがとてつもなく面倒で、投げ出したくなることもある。
こんな愚痴を書き連ねていないで、風邪気味にして疲労困憊なのだから、早く風呂に入って寝ればいいんじゃないかなあと、ふと思う。ああ、まだ夕飯の後片付けもすんでいないじゃないか。洗濯物は居間で散乱している。なにやってるんだ、私は。
今日は一日コマネズミのように動き回っていて、食後ようやくパソコンの前に座ったんだけど……。明日だけじゃなく、毎日忙しいのか。
まあいいや、ゆっくり眠るのは最期のお楽しみにとっておく。さあ、今日出来ることは今日のうちに。


2007年06月14日

小児病棟(しんみり警告)

小僧がらみで、成育医療センターにいってきました。 
とてつもなくでかい病院。都内屈指の、小児専門病院です。
明るく楽しい雰囲気で、バルーンアートあり、プレイルームあり、売店では輸入おもちゃあり。小僧なんか大喜び。

でも、かあちゃん、その明るさが逆になんかとっても切なくて。
みんなみんな元気になれ。苦しさを乗り越えるのに、この明るさは正しいんだと思いながら、これはなんでしょう、どうしたことでしょう、そこにいるのがつらかったんです。

うちの長男坊は都立母子保健院で、次男坊は国立小児病院で亡くなりました。
超未熟児でうまれてしまった、一卵性双生児。福助とそっくりな顔です。
どっちも、病院病院した病院でした。そこが統廃合される形で成育がでっかくなったと聞いています。
都立母子保健院で初めての出産をし、その子は最初から厳しい状況で、五日後に息を引き取りました。遺体を抱いて表玄関を出ることは避けてくれといわれ、亡くした当日に夫が買いにいった新品のおくるみを着せて、裏口から出て、葬儀のためにそっと車に乗りました。
何も知らない掃除婦さんから「おめでとうございます」と声をかけられて、ひどく動揺したのを覚えています。
助かると目されていた次男坊でしたが、半年後、一度も乳を飲むことなく逝きました。毎日面会に行っては、小さな小さな彼をなで続けました。彼の小さな爪を切ることだけが私に許された仕事でした。私の指をてのひらで握ってきた彼の小さな指と、めん棒で与えられた砂糖水をなめたときの彼の笑顔が忘れられません。それだけが、たぶん彼の幸せでした。一生で最大の贅沢が、砂糖水でした。
でも、手術に手術を重ねた国立小児病院は、薄暗い廊下で何時間もただじっと震えて待っていた記憶がもっとも鮮明なのでした。彼と過ごした時間だけを覚えていたいのに、暗い病院、寒い廊下、殺風景な保育器、臨終の瞬間、断片の記憶は残酷です。

私のような悲しい思いをした人が、これからする人が、この希望に満ち溢れた雰囲気の病院に、おそらくいるのだ。雰囲気が希望に満ち溢れていたからこそ、切なさが増したのかもしれません。
いや、どんな病院であれ、小児科の重症病棟というだけで、勝手に思いを馳せてしまって、胸が痛んだだけかもしれないんですが。

今、病の淵にある人が、少しでも楽になりますように。
愛する人たちがそばにいて、心地よい時間をすごせますように。
心から、祈ります。見知らぬ人であっても、同じ痛みを知る者として。

風邪をひいたらしくちょっとだるいけれど、こんなことでへたばっているわけにはいかないわ、かあちゃんは。と、思いました。
いつもいつも、天国の双子が私に元気をくれます。 本当に親孝行な子どもたちです。
もちろん、今生きてる二人の子どもも、とっても親孝行です。だって、元気に生きてるんですから。

2007年06月13日

とほほな朝

いい天気。
睡眠も十分たりている。
冷蔵庫には食べ物もいっぱい詰まってる。ご飯も炊き立てなはずだ。

幸せな目覚めのはずなのに、昨日数ヶ月ぶりでマッサージ機にかかったせいで、全身ごっつく痛いもみかえしがきている。出産直後のキリンの赤ちゃんのような足取りである。
どうもこの数ヶ月の間に私はさらに成長しているらしく、マッサージ機に乗ってももみ玉が厚い脂肪層に邪魔され痛い箇所に届かない、隔靴掻痒な気分だったため、何度も繰り返しもまれ続けたのが、もみかえしの理由だと思う。そうか、太りすぎは体に悪いんだなと自覚する。っていうか、私の場合は頭が悪いのかもしれない。欲が深いのもいけない。

スマートに生きていきたい。かっこいい中年になりたい。自己研鑽をあきらめたわけじゃないつもりだが、別の意味で肉体的研鑚の結果、全身くまなくもみかえし筋肉痛があるというのは、ちょっと絶望的な気持ちにさせられるもので。
長い人生、こんなとほほな朝があっても、まあ、いいんだけどさ。


2007年06月12日

ご近所

公園を歩いていたら、どこかで見た顔が。
とある漫画家夫人にしておかんという、私の同業者なのだった。
うわーひさしぶりだねぇ!! と、つもる話もあるわけなのだが、気がつくと子育て談義ばっかり。まあ、好きでやってる仕事の話になるのは仕方ない。
つれているお子がまた、かわいいのなんのって。
美男美女のカップルなので当然と言えば当然だ……と、娘のこけし顔と、ロナウジーニョの口元に限りなく近づいている小僧を思う。遺伝子には逆らえないんだから、これまた仕方ない。

町内会こそ違うが、同じ学区だ。
ご近所というのはいいもんだなあ。

一年生の親睦会があり、八割の出席率に驚く。
世田谷は学校選択制ではない。基本的に地域の子は地域で育てるというスローガンの元、学区が限られているのだ。つまり、みーんなご近所さん。どこに住んでいるのかを説明すれば、すぐにわかるし、新しいお友達のご近所にはたいてい知り合いが住んでいるから、いきなり親近感がわく。
六年間を共にするのだから、仲がいいほうがいいに決まってる。全員で仲良しなんて無理だと思うけど、親が顔見知り同士なら、仮に喧嘩しても深い痛手にはなりにくい。
学校と密につながると、道を歩いているだけでご挨拶が絶えなくなるぐらい加速度的に知り合いが増えるのだけれど、そんな経験もいっそ新鮮だ。

楽しそうな人がたくさんいて、全然話したりなかった。
でも、また次の機会に。そうやって、次回に期待するのもお楽しみの一つだなあ。なんたって、ご近所なんだもんね。

2007年06月11日

福助の好きなこと

福助は、
「大きくなったらサッカーの審判になるのもいいなあ」
と言い出しました。
すぐそばで試合を見て、ジャッジするのはとても楽しそうに思えるようです。
幼稚園の先生になって、サッカーを教えるのもいいなあ、僕小さい子大好きだから。
とも言い出しました。夢が広がっています。幼稚園の先生に聞かせたいです。
ちょっと前まで、Jリーガーになったあと、回転寿司の職人さんになるという夢もありました。
卒業アルバムにはブンデスリーガの選手と書かれ、入学したときにはリーガエスパニョーラの、とりわけバルサに入るべく百円ショップでスペイン語のCDを買い求めていました。
なんでもいいです、君がみる夢が、君に楽しい毎日を与えてくれるなら。
今は少年サッカーがなんだか激戦区になっていて、どんどん低年齢化し、親が私立の難関校受験並に共に戦わないとダメみたいな雰囲気ですけれども、どんなときにも「楽しいサッカー」を志していれば、いつまでもサッカー好きでいられるんじゃないかと思います。
大切なのは、プロを目指すことじゃなく、いつまでもサッカーが好きでいられること。
万が一、18歳で代表に呼ばれたとしたって、その一年後に戦力外通告されるかもしれない世界です。それでも、世界は終わらないのだということを、しっかり学んで欲しいです。
サッカーが一生、福助のすぐそばにあってくれればいいな。
ナイキのCMばりに毎日ボールを部屋で蹴りつづけて、もう母親としてはいいかげんにしなさいと怒鳴る気力もないわ。
でも、そんなことが楽しくて仕方ないなら、それが何よりです。
ゴミ箱の中にボールを蹴りこむ精度をあげる練習したり、のぼり棒ぐらいの柱にボールを当てる確率を高める訓練は、大きくなって何かの余興で使えるかもしれないしね。
福助は夢中になりすぎるから、親の仕事は、どれだけ「やめさせる」かだと、以前お世話になったチームのコーチから言われました。そんなにも愛することがこんなに早く見つかった幸運を寿ぎつつ、実は好成績を上げてきた「くもん」にも、少し力を入れてみないかと、親のスケベ心からそそのかしが入ってるところです。
好きな女が何人もいるのは困るけど、好きなことはいくつあってもいいと思うの。
福助君、好きな女を問えば、一途に、チョコレートをくれたS奈ちゃんだけ。そして将来の夢も好きなことも、何か一言も自己紹介も、生活全部がサッカー一色。
ううう、かあさん、S奈ちゃんが別の子にもチョコレートをあげたのを知っているんだが、……まあ、いいか、それは。
必ずしも、相思相愛になれないけれど、その子がいるだけで楽しいのだから。それはアリです。
結果や見返りは関係なく、ただ大好きだというその気持ちが大事だと思います。
女の子も、サッカーも。ついでに、算数もね。


2007年06月09日

財布が。

みつかりました。

探していたのは「おうちの財布」で、キャッシュカードや家族カードや今月の食費やら税金の領収書やらなにやらが入っています。マジ真っ青でした。
うっかり置いてしまいそうな引出しは全部、冷蔵庫や戸棚や下駄箱まで調べ尽くし。
普段は室温管理のバナナを、無意識で入れたのだろう、野菜室で発見してレスキューする。
戸棚にしまわれたままのお菓子を発見する。
私の使っていないバッグの中に、小銭とお札、財布に入っていない状態で発見する。
下駄箱にトイレットペーパーを、あ、これは脱臭剤代わりだった、ついでに新しいのと入れ替える。
家中の引出しを全部あけて、そこにはないはずの蚊取り線香をみつけた。異国のコインをみつけた。ドラクエか?

まったく、だらしない母親だ。P子に整理整頓!なんていってられない。
これからは同じ場所に置いておくんだよと福助とP子に諭され、素直に「はい」と返事をする。
老いては子に従うのだ。
生きた心地のしない二時間半。
子ども達と一緒にゆっくり記憶をたどり、一緒にカレーを作るために子ども達に材料を買い物にいかせた……その最終指令を出したのは……腰痛ストレッチしていた福助の二段ベッド下段だったわけで……枕の下からちゃんと出てきました。

明日からご飯が食べられない、おかあさんのお小遣いには限界があるぞ、などと言いながら必死に探してくれた子ども達ありがとう。
報奨金100円贈呈。

2007年06月08日

お財布がない〜。
どうしよう、どうしよう。

最近、悲しいほどいろいろモノをなくして、忘れ物ばっかりしている。
どこかおかしくなっているみたいだ。
今日はある場所に行くと、何をしにきたのか忘れ、元の位置に戻ると楽譜をとりに行ったのだと思い出し、またその場所に行くと、何をしにきたのか忘れ、元の位置に戻った瞬間、お琴のお稽古どころではないわと泣きたくなった。

真っ青だ。なんでないんだ、どこにいれちゃったんだ!過去の私、出て来いっ!出てきて、ちゃんと説明しろ。最後に使ったのが、一昨日……。そんな昔のこと、わかんないよぉぉぉ。

2007年06月06日

とんちこ

「福助、髪の毛伸びきってぼさぼさじゃん。髪型、どうする?」
「あ、僕ね、トンチコ坊主にする」
今、なんて?
「トンチコ坊主。一休さんみたいに」
とんち小坊主のことね。変なところで区切らないでくれよんと大笑い。教科書音読していても、すらすら早口言葉みたいによむくせに、イントネーションがものすごく変だしさ。
まあ、お脳の使い方が違うって、私が英語を話すようなもんなんだから、しょうがない。何年日本にいても、福助は日本語うまくないじゃないかなあ。

2007年06月05日

友達に子どもが生まれた!
単純にうれしい。
女の子だって。
P子ともいつか、一緒に語り合ったりする仲になるのかな。
おめでとう、S一族のみなさん。
おめでとう、S家の長女ちゃん。
Sは、SMのSじゃなく、仮名ね。


昨日の授業参観見ての、福助の話を書き足しておこう。
校庭には限界があるので、ボール遊びをやっていい学年というのは順番が決まっている。
当然、福助にとって、一週間に一度だけしかその日は回ってこない。
入学当初、学校ではサッカーが出来ないんだと泣き、こっそり体育館の裏でリフティングをしていてこっぴどく叱られた翌日には、福助、もう学校に行かなくてもいいやと言い出すこともあった。
先生にどう申し入れをすべきか、様子を見ていたら……。
すぐにあっさり解決したのである。
福助、自分1人で、ボール遊びをしていい優先学年の、サッカーをしているお兄さんたちに話をつけに行ったという。うちの学校は伝統的に上が下にやさしく、一年坊主にちゃんと付き合ってくれる上級生がいることも幸いした。
そして昨日、参観日の休み時間に、私はその風景を初めてしっかり見たのだった。
六年生同士のパス回しを、一年坊主たちがカルガモの親子のように並んで追っかけていた。いつも一緒にサッカーをしているんだと福助から報告を受けていたんだが、要はただ単に、かなりいいように遊んでもらっているだけなのだった。
しかし、とても上手な大きな子にぶつかっていき、一緒に走り、体を入れてドリブルを奪おうとするわけだから、これは下手な練習よりずっといい。時々一年の誰かがボールを持つと、別の一年と球をまわしあって六年にとられるのを避ける。このスリリングなコンビネーションの練習もいい。
それにしても、情熱さえあれば、一年生でもちゃんと問題は解決できるんだなあ。サッカーボールは世代をも超える共通言語だ。すげぇ!
下手に親が出て行かなくてよかった。木のように立って見る。それが親という漢字だ。学校では、見守りモードでいこうと心に決めた日であった。

2007年06月04日

授業参観日

「運動会の徒競走、走る前に、みんなはどんなことを考えましたか」
道徳の時間に、一年生の担任の先生が聞いた。
と、一年生はみんなその感想を口々に言い放つ。
「絶対に一等賞をとると思って走ったー」
と、あきくん(仮名)が大声で言う。と、その前の座席のよしくん(仮名)がすかさず、
「だけどあきくん、三等だったんだよね」
と大声でフォロー。フォロー? まったく悪気なく言ってて、言われてるほうも堂々としたもので、こんな漫才のネタみたいなのが日常に転がっている一年生って素敵。
福助が後ろに立っていたおかあさん達の中に私を見つけて、僕二等だったねとちょっとはにかんで言った。
道徳の時間の教材は「うみのうんどうかい」。
イルカ二頭が泳いで、イセエビ先生が同着一等といったのに、主人公は相手のほうが少し鼻が先に入ったから彼が一等だと申請したという、正直者はバカを…もとい、正直者はすばらしいという教訓話を聞いて、小僧の運動会の徒競走、二等賞に納得がいかずにコマ送りまでして順位を確認したのは私です、おとな気なくてすみませんでしたと教室の隅でこっそり反省する。イセエビ先生、ごめんなさい。

おそらくまったく意味はわかっていなかっただろう、難しい道徳の時間、ふらふら立ち歩いてしまう子どもや、飽きておしゃべりしたり、靴下を脱いだりしている子どももいた中で、とりあえずじーっとすわっていられた福助をえらいなあと思う。だが、それも担任の先生のおかげが大きいことを、クラスに入ってすぐに知った。
余計な刺激が入らないように、部屋はいつも片付いている。
黒板には長い針がいくつまで、と黄色でかかれていて、授業の終わりがすぐわかる。
今日の科目も黒板に全部書かれていて、先の見通しが立つので、子ども達が迷わない。
図を多用する。
指示はみじかく、必ず二度繰り返してくれる。
筆箱をしまう、いすを引くなど、細かいことも休み時間ごと、毎回おっくうがらずに言葉にしてくれるので、みんなよい癖がついている。
ありがたいことだ。
先生は、さまざまなところで療育テクニックを駆使されている。
ほんの少しの工夫で、生きにくい子にも生きて行きやすい道は示せる。最初にお願いしていたとおりのことだけでなく、さらに先生独自の工夫がなされていて、感激して泣きそうになってしまった。
窓際のトットちゃん的な子もいるのだが、初めて触れる学校なのだから、一年生なら誰もがいい感じで活用できるだろう。
友達同士の遊び方も、じっくり見せてもらった。かなりお姉さん的な女の子達と、誰と組んでも笑いあってそれはそれは楽しそうな男の子たちと。みんなでとっても仲良しな感じが、大変にいい気分の参観日だった。

2007年06月03日

サッカー今日の試合記録

午前中は息子の、午後からは娘のサッカーの試合。
福助は一試合目、3対0で勝ち。1アシスト1ゴール。
二試合目は、前半2点、後半すぐに1点を取らて3点のビハインド、2点をFKで、2点をドリブルで運んで決め、計4点を返し、逆転。残り一分で相手シュートに対し福助がハンドしてしまってPKで決められての引き分け。
福助、負けそうになると泣いていたものだが、最近は精神的に強くなった。ちょうどいい時間帯にもらったFKは絶対に僕が蹴るといって譲らず、実際にすごい一撃だったのはよい経験になっただろう。
P子にとっては今日が初試合。
まったく球に触れることもないのかと思ったが、意外にもたいへん頑張っていて、DFとしての仕事はP子にしては上出来だった。2試合ともP子のクリアミスから得点を許したし、ファールスローは5回もするし、まさに「P子にしては」の冠突きだが、顔を真っ赤にして、足を止めず、もう走れないほど走りつづけた我が娘に、不覚にも感動してしまった。
福助は大暴れしたものの実は体調不良で発熱しており、試合後、寝込んでしまい、P子の試合には応援に行かなかった。
相方も怒涛の締め切り。
P子ははっきりいって、ドヘタな新人経験一ヶ月である。しかし、下手だからこそ私にダイレクトに訴えかけてきた、あのひたむきな頑張りをちょっと見せたかったなあ。
記録として数字に残る働きはないが、記憶には鮮明に残った。
せめてもの記録として、日記に書いておこう。


2007年06月02日

失敗した髪型

編み込みの髪を解いたら、いい感じでウェーブがかかっていたので、洗いたての髪をきつく編みこんで寝てみた。
今、私の目の前に置いた鏡には、眼鏡をかけたアサハラショウコウもどき(中年女性らしき)がいる。これで千歳烏山界隈を歩くのはマズイと思う。


2007年06月01日

遠足だった!

「東京地方は、んーっと、くろひょうにご注意」
P子がネットの天気予報を音読すると、すかさず相方が、
「ちょっと待ちな、黒豹はいくらなんでも降ってこないだろう」
と突っ込みをいれるので、
「黒豹は無理でも雪豹なら降りそうだねぇ、見てみたいねぇ、ユンピュウはどうかねぇ」
などと食後のお茶をいれつつ、一応受け止める私。
「あああ、おかあさん、その、降るっていう字だよ、ゆきひょうが降る、の降る。ふるひょう?」
降雪、降雨、というのは知っておりましたが、降雹コウヒョウという言葉は浅学にして知りませんでした。
ちょっとここでCMです。

相方の「銭」五巻、好評発売中。

ちなみに雪豹は降りません。幻の白い豹のことだ。ユンピョウは……
そんなとこはどうでもいいんだが、昨日は雷雨にヒョウまで降りましたね。
夕方、遊びに来ていたお友達がずぶぬれで帰っていきました。
楽しい時間をシェアしていながら、私ばっかりが無事ですまないような気持ちのまま夕飯の支度を……と台所に立っていると、おもむろにうちの小僧が言うんです。
「おかあさん、明日遠足だからね」
ウヒョーッ、しまったーっっっ、ぬかったーっっっ!
すっかり忘れておりました。ありもんで今晩はしのげても、お弁当のおかずがないや。白メシのおにぎりだけで遠足していたら、裸の大将であります。
そんなわけで「シャワー強」みたいな雨の中、お弁当のおかずとおにぎり用ののりとおやつを求めて、スーパーへ。
今はおやつ300円以内とかじゃないんですよ、「食後食べきれるだけ」指定。私たちの頃はその300円でどれだけよい買い物をするか、前日は生死を賭けた大勝負の心持ちだったもんですが、今はあっさりしたもんです。
せっかくびしょびしょで買い物に来たんだから、こまごまいろいろ買っていって迷わせたろ。と思います。こういうときに限って、切れている食品が多くて、卵だの牛乳だのみりんだの、ずっしり重い戦利品。
そして、外はヒョウ。
いったい、どんな罰ゲーム?
水も滴るいい女で帰宅し、ご飯と明日の準備だ。さあ、小僧、運命の時は来た。このお菓子、どれを選ぶんだーい? にやにや。
小僧はあっさりハイチュウ数個と駄菓子のラムネと小分けのコアラのマーチだけとって、「あとはいらない」。
えー、うっそぉ。山盛りの駄菓子があるんだよぉ? お宝の山を目の前に、豊かな時代の子はちっとも喜びやしないわけで。
この罰あたりめ、もったいないおばけがとりついて、お前のかあさんでーべーそー!になるぞ。いやもう、出産ですっかりでべそなおかん、さらに産後、体重は怒涛の勢いで増加中。へそまわり、妊娠線が台風のように渦巻いてます。昔の悪口というのはなかなか的を得ているんだなあ。

そして、一夜あけて今日。
相変わらずおかんの体重はそのままに、朝から雨も降りましたが、今はいいお天気。
きっと緩急のある楽しい遠足になっていることでしょう。
我が家ではおかずの貧しい分、幼稚園の頃から欠かさずメッセージカードを同封してごまかしてきたんですが、(はしを入れ忘れてもメッセージカードは忘れない)、小学生に宛てる手紙なので、漢字もいっぱい使って、ちょっと気取ってみました。二ヶ月ぶりに書くお弁当メッセージは、すごく懐かしい。
ああ、昨日の夕方、福助がちゃんと遠足だといってくれてよかったなあ。もし今朝になって言われてたら、メッセージどころじゃなかったね。まったくどうしてこう、わすれっぽいんだろう。
今日はお天気だけに、ひょうがない……いや、しょうがないねぇ。

駄洒落オチで、どーもスミマセン。