2007年07月10日

PTA役員という仕事

年いっておにぎり見れば全盛の、PTA室の日々思い出し

私は自分の43年間の人生で、今もっともおにぎりを食べていると思う。
部活動みたいな役員活動、昼食用のおにぎりを二個持参して、朝学校に出かけていく。

気心の知れたメンバーは、たとえば大会を戦うチームメイトと同じだ。
それぞれの個性が活かされて持ち場で適確な仕事をこなしていく。それを全員で賞賛しつつ、よく笑い、知らなかった謎が解明されれば一緒に驚き、時には理不尽なクレームに共に憤りもし、あっという間に四ヶ月が過ぎた。

今、多分、私は子どものために役員をしてはいない。
これではいけない、と気づいたのは最近だ。
PTA活動に時間を取られつづける最大の理由は、仕事は歴史の続く分だけ、増殖しつづけているという事実にある。
何が伝統で何が因習か。ただ前年度の仕事のトレースだけではいけない。自分で判断して前進しないと、時間はいくらあっても足りないのだ。そして、継承すべき点と、断ち切らなければならない点を見極めないと、さらに仕事を増やして時期役員にバトンを渡すことになってしまうのだ。
楽しいだけの部活動にしない。
本来の目的に立ち返ろう。
私たちの代が礎になって、もう一度やるべきことを見直し、より子どものためのPTAに近づけよう。
私の所属するチームYAKUINは、幸いなことに体育会系である。
合目的的かどうか、なんていうとお堅いが、目的はひとつゴールを決めること! のような単純な目的に向かって、何が必要か、どうすればいいか、みんなよく知っているのが幸いした。
統一見解は導きやすく、常にコンセンサスをとっているから、主軸がぶれない。本部役員全員がサムライのように責任感を持って自分の仕事を進めていき、その中で仕事を振ったり、助けを求めたり。
この人にこれを頼もうと思えるのは、本当に力量を信用できるからなのだ。
ドリブルで囲まれたら誰がパスをもらいに行くか。ここで流れを組み立てなおすためにどんな動きが必要か。
もちろん、ミスしてしまってフリーキックをとられたら、リカバリーは全員で。結果はどうあれ、その仕事振りは間違っていないのだと、全面肯定しながら、熱い日々を過ごしている。
中年の青春は、PTAにみつけたり!! と思うぐらいだ。
「私、すばらしい!が口癖になっちゃったわ」
と誰かが言っていたが、互いに信頼しあって仕事を任せあうのは素敵なことだ。
そして、多分私たちはおにぎりを食べながら、とても強いチームになっている。
ついでに、まわりの各委員会チームもそれぞれ、絶大なチームワークをもって大変に協力的だ。運営委員会は紛糾することもなく、和やかにいい感じに進んでいる。
始まったばかりだが、もう一学期が終わる。秋には行事が目白押しだ。
時期役員が迷わないように、これは省略できる、これはこんな簡略化が可能、これは新しく増やした仕事だがこんな意義があると思う、など、とにかくファイルに申し送り事項をたっぷり書き込んでいく。
そして、もしも時期役員がこれらを読まなくても、仕事をざくざくなくしてしまっても、それはそれで私達の仕事の否定ではなく、新しい改善策として認めるべきだと覚悟する。
それが礎になるということだ。喜んで礎になろうと思う。
何をどうしたという結果や経過も大切なのかもしれない。だが、母親が楽しそうに学校でボランティアしていることを、誇りに思わない子どもはいないという信条が、私のおにぎりで働く原動力になっている。

ただ問題は、無償の仕事に時間をとられすぎる点だなあ。
簡略化を図ったとしても、フルタイムで働く人なら、学校の活動に参加するのはやはり土日のイベントの盛り上げ係をよろしくね。というのが順当な気がする。
関われるところで関わっていくのが、PTA活動だと思う。何もしない人はズルイという発想ではなく。
来年は私も、別の人にバトンを渡し、私は私のできるかかわり方を模索しよう。

日本中にいる「役員」という名の同士の皆さん、夏休みはすぐそこです。頑張りましょうね!!
噂によく聞く、反論に対して感情的になったり、独善的になったり、目的を見失うタイプの困ったチャン。最近ではモンスターペアレンツなる、ひたすら我が子可愛さで盲目的に他人を攻撃する親もいると聞きます。幸いというかあいにくというか、まだ私にはそういう人と対立する機会はないんだけど、そういうことの対策を練っている対外的な機関の話を聞いたりすると、怖くなることもあります。一筋縄では行かないこともあるよね、いろいろあるもの。だけど、いろいろあって、みんないい。どんなイライラも、経験値が増えて最強かあさんになる道なのだ、同士よ!
せっかく役員やってんですから、成長は著しいんだと自負しつつ、さあ前進前進前進。


2007年07月10日 10:59
コメント

はい、U子先輩
私も頑張りますとついて行きたくなる文章ありがとうございます。
今年わたしも子ども会役員というPTAとは似て非なる役員をやっております。

だって、涙がでちゃう、女の子だもん的なことも多々ありますが、やるっきゃないのです。

Posted by: たかぽん : 2007年07月11日 22:04
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