福助は、
「大きくなったらサッカーの審判になるのもいいなあ」
と言い出しました。
すぐそばで試合を見て、ジャッジするのはとても楽しそうに思えるようです。
幼稚園の先生になって、サッカーを教えるのもいいなあ、僕小さい子大好きだから。
とも言い出しました。夢が広がっています。幼稚園の先生に聞かせたいです。
ちょっと前まで、Jリーガーになったあと、回転寿司の職人さんになるという夢もありました。
卒業アルバムにはブンデスリーガの選手と書かれ、入学したときにはリーガエスパニョーラの、とりわけバルサに入るべく百円ショップでスペイン語のCDを買い求めていました。
なんでもいいです、君がみる夢が、君に楽しい毎日を与えてくれるなら。
今は少年サッカーがなんだか激戦区になっていて、どんどん低年齢化し、親が私立の難関校受験並に共に戦わないとダメみたいな雰囲気ですけれども、どんなときにも「楽しいサッカー」を志していれば、いつまでもサッカー好きでいられるんじゃないかと思います。
大切なのは、プロを目指すことじゃなく、いつまでもサッカーが好きでいられること。
万が一、18歳で代表に呼ばれたとしたって、その一年後に戦力外通告されるかもしれない世界です。それでも、世界は終わらないのだということを、しっかり学んで欲しいです。
サッカーが一生、福助のすぐそばにあってくれればいいな。
ナイキのCMばりに毎日ボールを部屋で蹴りつづけて、もう母親としてはいいかげんにしなさいと怒鳴る気力もないわ。
でも、そんなことが楽しくて仕方ないなら、それが何よりです。
ゴミ箱の中にボールを蹴りこむ精度をあげる練習したり、のぼり棒ぐらいの柱にボールを当てる確率を高める訓練は、大きくなって何かの余興で使えるかもしれないしね。
福助は夢中になりすぎるから、親の仕事は、どれだけ「やめさせる」かだと、以前お世話になったチームのコーチから言われました。そんなにも愛することがこんなに早く見つかった幸運を寿ぎつつ、実は好成績を上げてきた「くもん」にも、少し力を入れてみないかと、親のスケベ心からそそのかしが入ってるところです。
好きな女が何人もいるのは困るけど、好きなことはいくつあってもいいと思うの。
福助君、好きな女を問えば、一途に、チョコレートをくれたS奈ちゃんだけ。そして将来の夢も好きなことも、何か一言も自己紹介も、生活全部がサッカー一色。
ううう、かあさん、S奈ちゃんが別の子にもチョコレートをあげたのを知っているんだが、……まあ、いいか、それは。
必ずしも、相思相愛になれないけれど、その子がいるだけで楽しいのだから。それはアリです。
結果や見返りは関係なく、ただ大好きだというその気持ちが大事だと思います。
女の子も、サッカーも。ついでに、算数もね。
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