2007年04月24日

嫌われたとしても

出る杭は打たれる文化圏に暮らして43年、金槌木槌もって追いかけてくるやつには慣れた。
私が嫌いでもいいよ。
私も同じエネルギーで嫌いになってると身が持たないから、そういうのはちょっと放っておくけど。
ネガティブなエネルギーがどこかでポジティブに変換する可能性もあるから、出来るだけ私からは愛せるように努力するよ。努力してみる。…便利な言葉だな。

最近、新しく友達になった人に、なんとなく嫌われちゃったみたいで。
ママ友だちは全員仲良し、って方が普通じゃないんだから、久しぶりに「普通」に直面したんだと思う。私は、ちょっといいなと思っていただけに、残念なんだけど。
まあ仕方ない。嫉妬されてるのは誤解だと思うんだけど、あえてこっちの弱点を喧伝する義理もないしね。
大人なんだから、うまく距離をとっていこう。

そんな私には、福助がいる。
なんとなくむしゃくしゃするとき、福助のサッカーの練習を見るだけで、気持ちがスカッとするわ。
今日の練習試合では、ハットトリックだった。途中のドリブル数人抜きにも、カットにも、パス回しにも、惚れ惚れするばかりで。うっとり眺めていたら、投げつけられたちょっと差別的な哀しい言葉も、嫉妬交じりのちょっとした嫌味も、全部忘れていた。
ありがとう、福助。
なんて親孝行な子どもなんだろう。キミの自己実現は、すでにお母さんをこんなにも救い、こんなにも支える。
哀しい人にはたくさんの哀しい言葉。私は福助のおかげでたくさんの幸福な言葉に満ちている。

あ、でも、うまい。うまいぞ、福助。という掛け声は集中できないからやめて。と、今日、注意を受けたんだった。
頑張れ、がいいんだってさ。頑張れ! と言ってくれって。
頑張れ、福助。
頑張れ、みんな。
頑張れ、おかん。頑張れ。

わかんないよな、私にだって、最近とっても好きになった、苦手だった人がいるじゃないか。
はっきりものを言う私は彼女にもはっきりものをいっちゃったし、彼女も私にかなりきつめの言葉を投げてきたし、それでお互いどこかで近よらないようにしたんだけど。
だから彼女は私のことを多分、今も苦手だと思うんだけど、私は彼女の洞察力と仕事の出来具合と、そして、ギャグセンスの切れが、ここのところ、やけに気になっている。もっと話をしてみたいって、思う。そして一緒に飲んだりしたら、案外とても気が合うんじゃないかしらなんて、思ったりもし始めた。
きっかけなんて、いつどこに転がっているか、わからない。
距離を取りつつ、心閉ざさず。
大人の付き合いは、奥が深そうだ。
実は、中年以降、このあたりからが人間関係の醍醐味なのかもな。


2007年04月24日 22:47
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