息子が、文部科学省から保護者の皆様へと書かれた、大変立派な厚紙に印刷された広告をもらってきた。
つやつやで、印刷コスト、いかにも高そうだなあ。と思いつつ、表題は、「子どもの読書活動について」。
これ、全国の子どもに配ってるんだろうか。
一応本日配る意図なんかも書かれているのね、4月23日は「サン・ジョルディの日」だから。社団法人読書推進運動協議会が定めた子どもの読書週間だから。シェイクスピアの命日でユネスコが世界・本と著作権の日」を宣言しているから。
ってことは、きっと今日、とにかく今日、何が何でも今日、配布されたんだろうと思う。いったい、こんなくだらないことに、何億かけてるんだろう。
いわく、本を読まなくなった子が増えてるから、本を読もう。本はこんなにいいのであるということがかっちりした日本語で書かれているのだが、果たしてこのかっちり感にどれほどの訴求力があるのだろうかとものすごーく疑問に思ったよ、私は。
もうちょっと美しい日本語で書くとかさ、目を引くコピーを考えるとかさ、せめてデザイン凝るとかさ……。
閣議決定された読書活動の推進とか、推進に関する法律とかいう字が躍っちゃう段階で、なんかこう、読書の楽しみから離れていくような気がしてならないの。強いられてする読書が楽しいわけないじゃないか。面白い本、漫画でも何でも、与えておけば勝手に読むもの。
ただ、愛すべき点もあった。
四箇所も誤植があって、正誤表が挟まってるの。
それ、全部助詞が抜けてたり、間違っていたり……。読書してもダメなんじゃーんという抜けた感じは、ちょっと笑えてよかったんだけどね。
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