2007年04月05日

ボールは友達

わけあって小学校に。
娘は新学期を前にして、体調不良。
大人の話をしている間、小僧は校庭でボールを蹴ってるねと走っていった。

雨が降り出して、校庭で遊んでいた子どもたちがみんな軒下に集まってきた。
中断して、外を見ると、小僧、楽しそうに小学生のお兄さんたちと話している。五年生く゜らいが2人と、三年生ぐらいが1人。息をはずませてるから、サッカーしていたんだな。うちの学校って、お兄さんたちの面倒見がいいのねと再発見する。
「福助〜、雨降ってきたから、強くならないうちに、先に帰ってて〜」
と声をかけると、機嫌のいい笑顔で、
「いや、お兄さんたちの家に遊びに行きたい」
って、ははは。それはダメだ。すぐに同じ学校の先輩になるんだろうけど、まだ私の知らない子だしね。
「家にひとりで帰れるよね〜、通学路通って、先に帰っててよ〜、おかあさんもすぐ帰るから〜」
雨足が少し強くなる。
「わかったー。じゃ、さよなら!」
元気に先輩方に挨拶して、今度は正門の方に駆けていった。

ボールさえあれば、ホントに誰とでもあっという間に友達になれるんだな。
そして、1人でそそくさと帰れるほど、強くもなれるんだな。
問題は、小学校にマイボールを持っていけないことと、休み時間に必ずしもボールを蹴らしてもらえるわけではないことだけど、校庭走るの大好きなんだし、とりあえず大丈夫そうな気がしてきた。
先行する悪いうわさとの戦い、いつどのタイミングで告知していくか、果たして誰が味方で敵なのか、なあんて、私だけがちょっと神経質になりすぎちゃっただけなのかもよ?

帰宅すると、福助は室内用ボールを抱えたまま、バルサTV(スペインサッカーリーグのチーム。尊敬するロナウジーニョと、かくありたいと願っているデコやエトウが所属している)を見ていた。
「僕、スペイン人に生まれたかったな」
という福助。
いや、福助は日本人の福助だからこそ、よかったんだと思うよ。
日本人っぽくはないけど、スペインなら異端に見える「らしくなさ」も目立たないから、そのうちリーガ・エスパニョーラ目指す手はある。
何より、ボールがあればどこに行っても困らないんだから、スペインでもどこでも行けばいいんじゃないかなあ。
そう思えたら、小学校での杞憂なんてちいさい、ちいさい。という気がしてきた。


2007年04月05日 00:22
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