2007年02月01日

ちいさな誤り

お酒を強引に飲ませて、事故死に見せかけた事件があった。
そのニュースを福助と一緒に見た。
「なんていってるの、おかあさん」
「お酒いっぱい飲むと、しんじゃうんだよ。そうやって、いっぱい飲ませた人がいて、いっぱい飲んだ人は死んじゃったというお話だよ」
多少意訳だが、子ども相手に殺戮の明細を語るのもアレだし。
「そうか。お酒は怖いねおかあさん」
「そうだねぇ」
「やっぱりぼくの言ったとおりだよ。おかあさん、この前飲み会でお酒いっぱい飲んで、殺害しなくて本当によかったよ」
……ええーっと、単純に「死ななくてよかった」で、いいと思うよ。
最近の福助は、無理に難しい言葉を使おうとする。

「餃子には、たんぱく質が入っている? じゃあ、カリウムは? じゃあナトリウムは? じゃあニラは?」
確かに、全部入っているけど、ちょっと違う。

「なんでぼくのお父さんは家にずっといるの。働くって、そういうことじゃないよ。働くって、どこかに出かけていくんだよ。働くってことを、お父さんもちゃんと考えないとダメだよ」
キッザニアという、子どもの職業訓練所アミューズメントパークに出かけて、それはもう必死でいろいろな部署に並んで精一杯働き、稼ぎを入金してクレジットカード作って、おみやげひとつ買うわけでもなく、財布とゲンナマだけをお土産に持って帰ってきた、福助の言葉であった。意外に渋ちんな働き者なのね。
微妙に勘違いしている気はするが、働く、ということを、ちゃんと考えることにするよ。

さて、姪の受験だ。
こっちには、どうか間違いがありませんように。


2007年02月01日 01:06
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