今度は皿が降ってきた。
左肋骨と同時に、左腕にも打撲があったようで、肩があがらない。
当然右手一本しか使えないのだが、それでも夕飯は作る。
といっても、寸胴に大量の野菜スープ、あとは下田から送られた救援物資の魚を焼くだけである。一汁一菜にしては豪華な金目鯛。
で、お皿が眠っている戸棚を開けたら、今度は上から皿が降ってきたのであった。
ひらり、というよりは、どすん、と身をかわしたら、右足の打撲&ねんざが、がっきーん。
ううう。痛い。ちょっと泣く。
さすがにコレールのお皿は割れない。だから好きよ、アメリカ製って。頑丈で。
しかし、日米決戦に負けたお気に入りの和食器がひとつ、お亡くなりになった。
奥に入っていた、プラスティックの蒸し器(多分100円ショップ製)の位置が何かの拍子でずれたのがこの戦禍の原因だ。
それはもうここ何年も使っていないのに、頂き物だから捨てられないという、義理の塊であった。それによって、私はとってもとっても気に入っていた陶器(3000円相当)を失い、さらにケガを悪化させたのである。
……なんだか、いろいろなことがバカバカしくなった。
ずーっと散らかった部屋に座ったり寝たりしていると、もう全部なくてもいいよな、ふっふっふっ、捨てちゃえよ、と、どこかサディスティックな気持ちになる自分がいる。
それにしっかり呼応して、いやん、捨てちゃうの、捨てられないのに、ああ、でもこんなに捨てたらどうなってしまうのかしら、もうどうにでもして。みたいな、Mな私を発見する。
治そう。一日も早く治そう。
妄想に取り憑かれて、おかしなコトになる前に。
そして、元気な体でもりもり動いて、この家中の義理の塊と欲の塊を、一気に全部処分し、私は快適に暮らすのだ。
そうだよ、タイに引っ越すつもりになればいい。どのみち老後はそっちにいくんだから、貯めるべきは腹の脂肪でも、着られない洋服でも、不要な書類や雑貨でもなく、現金であろうがっ、この○○○めっ!! ピシッ。ひゃあああ、おゆるしを! 捨てますから、何もかも捨てますからぁぁぁ。
ただいま、不適切な表現がございましたことを謹んでお詫び申し上げます。
パソコンがカリカリ、不穏な音を立てている。
まだまだ災難が続きそうなのが怖い。
敵は戸棚の中にもパソコンの中にも潜んでいるのだ。
おっと、冷蔵庫の中にも潜んでいる、あの甘い伏兵にも、気をつけなければならない。
私は一体、何に試されているのか?
2006年11月22日 00:12たぶん、妖怪にぎり変化(風来のシレン)あたりに試されているのかと。
…というのは冗談ですが、私はたぶん、また明日も良い一日になるように、毎晩(?)厄払いをされているのでは?と思ったりしています。
Posted by: いまちゃん : 2006年11月23日 00:08厄よけしたい……(切望)。
にぎり変化に試されて、おにぎりみたいな体型になってます。ああ。
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