2006年06月21日

てやんでぃ!

相方の「銭」四巻が、月曜日発売されます。
ヨロシクお願いします。

本は一冊売れると定価の1割が作家の元に入ります。印税といいます。
あるいは原稿が終わった段階で、全部買い上げる形があります。増刷がかかっても印税はないシステムです。
18歳からマスコミの末席にいたのでものすごーく当たり前だと思っていた事実が、つい先日、
「1割!? たったそれしか入らないの???」
と、ムスメの方のママ友達、ムスコの方のママ友達、別々に大変驚かれたので、意外に知らない方もいるんだなあと思ったりしました。
一冊売れたら、全額入るんだと思われていたようで、それだとコミケの世界ですね。まず第一巻を読んでいただけば、そういうしくみがわかります。ええ、ええ、「銭」は、特殊な業界の経済の流れと、ついでにそれにまつわるストーリーが楽しめる、一石二鳥な本。初歩の経済学の入門編として、一家に一冊、ぜひ。
我が家には、62円、入ります。ありがとうございます。

相方はいろいろな事象を分析するのが好きです。それが連載中の漫画に活きています。
私はその分析を聞くのが好きです。相方のマンガを読むのも好きです。
しかし、相方の真似をして、ちょっと分析してみようと思うと、もともとカンでしゃべっている節がありますから、「ものすごーく整理の悪いリサイクルショップの品揃え」みたいに、とっちらかります。
リサイクルでなくても、ドン・キホーテが苦手なのは、ああいうジャングルでは目的のものが探せないからで、米屋! とか、酒屋! とか、洋品屋さん! とか、わかりやすい昭和の商店街のような、単純明快な考え方でないと、対応出来ない不器用さがあります。

ブログやmixiのいいところは、とっちらかした商品陳列をさささっと整頓してくれたり、商品価値のないものと思っていた死蔵品にお宝の価値を見いだしてくれたりとかする、考え方の鑑定団のような方達が日記を読んでくださって、いい仕事をしてくれることです。いろんな人のいろんな意見に触れると、散らかしたなりに、その混沌にも意味があったような気になる。有り難い。

というわけで、私の半径1メートル以内の子どもが、私の価値観で悪いことをした場合、容赦なく叱る。子どもに嫌われようと、親にどんな顔をされようと。
私が不愉快だ。それでいいんだ。
考えてみれば、子ども達がよくできたことは我慢出来ずにその場で絶賛するタイプなわけだから、それがポジティブであれネガティブであれ、接し方を変えるなんて小器用な真似、できっこなかったんだわ。
コドモを褒めているときに、親の指導法は関係なかったんだから、コドモ叱っているときだって、親のしつけを批判しての事じゃない。結果的にそう見えても、それはそれ。これはこれ。
自分の価値観は時々揺らぐけど、それもまた、人ならでは。
さらに価値観を押しつけたのではとの迷いも、吹っ切れた。そんなの、主張するだけするから、後は跳ね返すなりとりいれるなり、勝手にしてくれればいいのだ。私がルールというわけじゃなく、何かを言ったらその人の人生に大きく影響させてしまうかも、なんて、それこそ何様なんだという話だ。気持ちよくなったり傷ついたり。それが人と触れあう、ということだ。
いやなら離れてすごせばいいし、好きならいっぱいくっつけばいいのだ。とりあえず一億人もいるのだから、選び放題。
いいの、いいの、そのときの自分が正しいと思ったことに突き進めば。やってもやらなくても後悔するなら、やれ。っていうか、脊髄反射を理性で止めるのは無理、と、気づく。
今更……なんですが。

結局、いっぱい考えて、最後は単純なところに帰結する。
その結論は、悩む前と変わっていなかったりする。
同じ所をぐるぐる回っているような気もするけれど、それは螺旋階段のようにちゃんと次元が上がっているのだと、信じよう。

さて、相方の本が出たら、ここのところ苦しくて同じメニューがぐるぐる回っていた我が家にも、ちょっと余裕が。
さあ何を食べようかなあ。何して遊ぼうかなあ。←貯金をしろ!

2006年06月21日 07:05
コメント

お邪魔します。いつも読むだけになっておりますが、今回のお話は身につまされました。私はどこか良い子ちゃんを装っているのかもしれませんが、他の子を叱るのは躊躇してしまう方です。

命に関わる事柄については、あぶないときちんと言える大人でありたいと本気で思いました。

悩んでいっぱい考えて、その結果が単純なところに帰結しても、それは螺旋階段のように同じ場所じゃなくちゃんと次元が上がっている。

私もこうありたいです。これは座右の銘にさせていただきます。

Posted by: やま : 2006年06月21日 14:18

やま様
いえいえそんな恐縮です(笑

命に関わることだけは、しっかり。そして叱られることで子ども達は社会を知り、受け入れるにせよ拒否するにせよ、判断基準を身につけるのだと自信を持って、頑張りましょうぜ、お互いに。

Posted by: ゆう子 : 2006年07月13日 05:05
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