作家の個人出版の可能性

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大失敗をしてしまった。
先日書いて、いろんなサイトで記事として紹介されたおかげでかなりの人に読まれた「2014年電子書籍の収支」のことですよ。
このサイトのリツイートだけでも400近い数字になっていて、爆発的に読まれた去年の「2013年電子書籍の収支」と較べても3分の2くらいの人が訪れたことがわかります。

何が失敗したかと言うと、なんとなくピークを打ってここから下がっていく。というイメージになってしまったこと。
一昨年出した本が去年はあまり売れない、って当たり前じゃないですかね。
新作はかなり売れている。と言っていいので、もっと「ほら、まだまだ売れるよ。電子すごいよ」って胸をはるべきだったのですね。

なんでかってーと、ぶっちゃけると、去年1000万円の収支を見た人が「うわっ」っと驚いたのか、ものすごく買ってくれたのですね。収支のエントリーの発表後、何千冊も売れた。金額にして200万円弱くらい。
なるほど、電子書籍なんて知らない人、鈴木みそという名前は知ってたけど、何年も離れていた人、に届いたんだなあとびっくりしました。
今年も、そこそこのセールスがあるのではないか。とまあたぬきの皮を勘定してたんですが、蓋を開けてみたら、あらら?
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40冊くらいしか売れてない。普段の土日と変わらない数です。ガーン二桁少ない。
今回この記事を読んでる人は、前回見た人で、すでに買っている。という可能性はありますが、ナナは新作なのでそれが動いてくれてもいい。
問題は「もう電子書籍は終わった」感をかもしてしまったことじゃないかと。

終わってないよ! これから電子書籍マーケットはどんどん大きくなっていくんですよ。
メジャー作品がどんどん売れてきた。だからマイナー漫画家としては厳しい。という内容なんですね。
世の中にはまだ電子書籍なんて触ったこともない。という人が半分以上いるらしいです。
アフリカに靴を売りに来たセールスマンが、「ダメです。こちらでは誰も靴を履きません」とネガティブに考える人と、「いけます。アフリカでは靴を履いてない人がこんなにいます!」 とポジティブに考える人とでは、これほど報告が違う。という話を思い出しますね(笑)
電子書籍がなかったら、そろそろ別の仕事を考えないといけなかったところでした。過去作品がいつまでもコツコツ売れるってすばらしいですよ。新しい読者が入り続ける限り、セールスは続いていきます。

と言っても、数字はごまかしようがないので、文章でいくら盛ってもダメですね(笑)
2015年の収支は、よくて500万に届くかどうか。というところでしょうし。
だれか5千万とか1億とかKDPでどっかーんと稼いでくれるといいんだけどなー。そのポテンシャルは十分ありますよ。(人頼みかっ)