2014年1月アーカイブ

原稿落ちました

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けっこう更新してませんでした。
おす。
教祖はずっと仕事をして鬱々としておりました。一昨日は新年会だったけど。
原稿待たせているのに、日記など書いていていいのか。というのもあって、静かにしてましたが、今週は大変なことがありました。

原稿落としました。

すいませんすいません。
しかも電子雑誌の原稿ですよ。イーブックジャパンのKATANA。
発売日が月曜夜だったんですが、どうしても間に合わず、8Pだけ入れて雑誌に乗せ、翌日全14Pをアップしました。
火曜日以降に買った人は気づかなかったと思いますが、月曜に買った人、二度手間になってすいませんでした。(ダウンロードし直すことで続きが読めます)

電子書籍は落ちない。
ということがわかりました。落ちてもなんとかリカバー出来る。紙の本との違いはそんなところにもあったんですね。いやあ勉強になった。
内容は、講談社をやめて独立した辣腕編集者、佐渡島さんとの対談です。
面白いよ。先月号の続きなのでぜひ続けて読んでみてくださいな。

katana13.jpg

赤裸々マーケティングのその後。
最終的に「てんまでとどけ」のマイナビ予約は800まで行きました。予約して買ってくれたみなさんには心の底から感謝してます。
あの販売方法でよく800も行った、といってくれる人もいましたが、1000を切ったことは負けも負け。大敗です。
じゃあ800部刷ります。というわけにもいかないのが印刷物の難しいところ。注文の数だけ刷るオンデマンドなら可能ですが、今回はオフセットの豪華版。どうするのかと思っていたら、
「なんとか2000部刷ることにしました」
と編集長。
ええー、刷るんだ。
余ったやつは書店で? 
「アマゾンとマイナビ通販で、あとは書店でも少し。半年で売り切るということで、がんばりましょう」
ひえええ。まだ勝負は続いていたのかー。ここで売れ残ったら本当の負けだ。

そして昨日、アマゾンでも紙の本が発売されました。
すごいいいよ、この本。表紙も豪華だし、中身も10年のパソコンの変化がびっしり詰まってて、読み応えある。
これまで30年近く漫画家やっていて、一番高くて、一番売れなくて、一番素敵な本です。
これを届けられてよかった。編集の小平さんにも深く感謝。

電子版も、アマゾンのキンドルストア、AppleのiBookStore、グーグルのGoogle Playで一斉に発売されました。アマゾンだけちょっと安いのは消費税のせいですかね。
あとコボでも出るみたいです。

アマゾンで出した紙の本は、売り切れた模様です。その割にランキングがあがってないので、あまり冊数を入れてなかったんでしょうねえ。紙を手に入れたい人は、マイナビブックスでも取り扱ってます。
てんまでとどけimgうーむ。困った。「Xてんまでとどけアイゾー版」予約数が出ました。
1400円+税。という値段もともかく、クレジットカードのみの販売であること、マイナビへの登録。という高い敷居をどれだけの読者が超えてくるか。50メートル級の巨人ですら超えるのは難しい壁ではないかと心配していたんですが、悪い予感は的中してしまいました。

5000部を超えれば一安心。3000部だったらかなりヤバイ。
2000部は採算分岐点。それ以下になると経費が上回ってしまう。
そういう状況で始まったネット予約ですが、数は全然増えません。
あんまり大きな文字で書けない状態なんですが、えらいことですよ。

500部

見えますか?
もうちょっと大きな字にしましょうか。
500

ですって。

500部にも届いてないくらいですってー。
ですってー
ですってー

そこまでとはっ!

正月早々なんという景気の悪い。
赤裸々マーケティング失敗! 
大寒波の中、わいせつ物陳列罪で捕まって裸のまま外で立たされている変態のような気分です。
これって全然人が集まらなかったクラウドファンディングよりひどいですね。関係者みんな顔色が変わっているんですが、一番ヤバイのはもちろん作者である私です。
もうどこも単行本出してくれないなあ。
「びゅううう」(風の音)

今回はやめて一時的に撤退するのはどうなんでしょう。あ、だめですか。ここまで来たらとにかく出すと。
逆に言うと世界で500冊+アルファしか刷られなかった非常に貴重な本となるわけで、レアですよ。すごい変わった色の昆虫みたいなものですよ。
プレミアが付く可能性は少しあります(笑)

小林編集長から、ちんげ教でも最後のプッシュを。という要請ですが、都知事選に出たマック赤坂氏が投票日前日の土曜の夜にスピーカーで大声出しているようなものですから。宗教法人がバックに付いた候補者が信者を前に投票を呼びかけているような...、そういうたぐいのものなので、増えて10冊くらいじゃないですかね。

ホントにこれは痛いです。
電子書籍がちょっと売れたからと浮かれてる場合じゃなかったですね年末年始。
シグマブックで後頭部をおもいっきり叩かれたような気分です。
コボって音がしました。


「ひゅうううう」

ちなみに予約専用ページはこちらです。飛ぶだけ飛んでみてもいいんですよ?
本の中身は面白いよ?

ーーー追記
カードがなくても「コンビニ決済」ができるようになったそうです。
コンビニ決済ってなんだかよくわかってないんですが便利ですね(笑)そうなのかな。
本日(8日)が最初の締め切りです。今日までの予約には、なにかおまけがつくらしいです。
早くも今年最初の仕事に行き詰まっているので息抜きにブログでも。

新年早々、Facebookで流れてきたニュースが「Nanoはありえない」という記事でした。
1月2日にAppleが毎年やっている福袋の中身が散々だった。という愚痴の日記。
Appleの福袋は3万円くらいするんですよね。3万5千円だっけ? たしかそれくらいするけれども、袋の中にはアップル信者にとってのお宝満載で、値段以上の満足度が詰まっている。「当たり」ならMacBook Airが入っていて、総額15万円を超えるものをある。発売前から大行列ができて、あっという間に行列制限が出るというシロモノです。
それを手にするために一晩中並んだのに、開けたら一番高いものは1万5千円程度のアイポッドナノだった。という記事です。
当たりもあればハズレもある。福袋はおみくじのようなものなので、それを嘆く個人がいること、当たったことを誇らしげに掲げる人、などが出てくることは当然です。

並ぶのが死ぬほど嫌いな教祖は、「福袋なんてものによく並ぶなあ」と思ってます。
時給3000円もらってもあんな極寒の地べたで何時間も並んで待つ仕事なんかやりたくない。
だいたい中身の見えない物によく何万円も支払えるものだと。
考えてみると、あれは「くじ」だから並ぶんであって、おみくじ気分で買うゲームなんでしょう。
並んでいる人たちも、自分の品物ではなく、誰かのためにお金で並んでいる「並び屋のロレンス」だったら、1万円もらったってやらないと思う。
「夜中の12時に鐘を108回ついてこい」という仕事は、相当辛い仕事なのに、年始に限っては行列ができるほど人気の仕事になる。
ことほど、仕事というのは、自分でやりたいことをやるのと、人からやらされるのでは大違いである。
という話をしたいのか。
違います。

福袋にはファンが多い。それは作っている企業が「利益を度外視して」売っている商品だからです。
東京の福袋は、売れ残りを詰め込んで、額面上は3倍以上するのでお得です、という「ガラクタ詰め合わせ」が一般的なんですが、仙台でそんなことをすると、1年間閑古鳥がなくらしいんですね。
福袋で損をさせてはいけない。
新年そんなことをお客に印象つけたらいけない。
ということで、Appleもびっくりなお得な物ばかり。というのが仙台の福袋だということを人づてに聞きました。いろんな戦略があるものだ。
まとめると、福袋は「今年を占う」くじとしての遊戯性があり、外れた人間はそのことを忘れないというリスクにより、企業側は「赤字覚悟でやらなければいけない」限定商品である。というものであるわけです。


当たりハズレがランダムなら問題ないが、確実に当たるのであれば買いたい。と思う人が多いので、いい福袋はすぐに売り切れます。
それなら人を雇ってでも並ばせて買いたい。と思いますよね? 
それをやったのが中国人でした。

高い商品を入れていることが知れ渡った結果、中国人の買い占め軍団が現れる。
それを「迷惑な」という記事にしてるんですが、

あたりまえじゃないですか。
誰だっていいものが安く売っていれば並びますよ。
中国人はなにもルールを破っていない。彼らがいいものを安く売っていることを知っているのは、それを宣伝した自分自身ですからね。
何も問題はない。
でもなんかもやもやしたものは残ります。
それはなんだろう。


寿司屋で粋な食べ方。というのがあるそうですね。
卵を食べてヒカリ物を食べて。なんていう順番がまことしやかにルールになっていたり。いや本当かどうかわからないんですが、トロを連続で食べる。というのは良くないこととされています。
なぜならトロは赤字の商品だからです。
もっと安いものを食べてもらわなければ採算が合わないのに、原価の高いトロだけを食べられてはたまらない。という「お店の論理」が、いつの間にか「粋」という話になってしまっている。
好きだったらサーモンばっかり食べればいいんですが、それは回転寿司ではできても、なかなか注文はしにくい。
かっこわいるし。
この「かっこわるい」というのが「世間」であり、空気だったりします。
「暗黙のルール」です。
お正月の福袋は、この一年を占う神聖な儀式に近い、いってみれば宗教行事に近いものであるのに、おみくじを全て買い占める、みたいなことを許していいのか。
もやもやはそんなところではないでしょうか。
そのような「わざわざ言わないけれどわかっていて当然」ということは、習慣、宗教、侘び寂び、色々あります。
中国人を迷惑な無法者呼ばわりしているのは、この「暗黙の」ルールを守らないことが多いせいじゃないかと思うんですね。
いや、暗黙ではないルールも守らない連中が多い。と言いたい人もいるでしょう。その線引は非常に難しくてなーバスな問題なんですが、とりあえず今日言いたいのは、

「福袋」という商品は賭博である。
「必ず当たる博打」を大人買いするのは当然の戦略。
「暗黙のルール」は地域性が高い。

ということで、ちゃんとしたルールを決めると、いろいろ面倒になるけれども、それがフェアなんじゃないか。
寿司屋も「トロは4カンまで」とかけばいいし、中国人の買い占め防止には「ハズレを半分入れる」ことではないか。と思った次第です。
そういう意味では最初の「Appleのはずれ」は正しいということですね(笑)

3日です。

| コメント(0)
早くも3日になってしまった。
みなさんおめでとうございます。13月ですね。
そろそろ年賀状の用意をしないと(何年も前から年賀状作るのやめたんだけど、毎年新しい人から送られてくるのでやっぱり作らないといけなくなってしまっている)
渋滞の中、伊豆下田から戻ってまいりました。さあ、仕事しないとね。
しかし部屋が寒い。仕事は明日からにして今日は寝るのです。

今年もよろしく!

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