「マスゴミ」キンドル連載スタート!

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タイから戻ってきました。という報告は昨日ツイッターでしましたが、今日は朝からネームの打合せ、アマゾンの発表会、別件の打ち合わせ。と1週間遊んでいたツケが回ってきていて台風どころじゃありません。

今日10月25日で、キンドルが日本上陸して丸1年が経ったそうです。
そのおかげで今年の教祖がいるわけですが、キンドルが来てなかったらどうなっていたんでしょう。
もう東京を脱出していたかもしれない。
タイからお送りしてまーす。(あまり変わらないじゃんw)

その発表会ですが、これはゲットナビのおひろめの取材で行ったわけです。ところがびっくり。
自分の作品がこんなに大きく扱われているとは思わなかった。
キンドルは今日から「キンドル連載」という新企画を始めるんですが、教祖もその中で一発なんかやらない? と声をかけられていたので、前からKDPで出そうと思っていた「マスゴミ」を出させてもらうことにしました。
キンドルによる週刊連載。
1話、2話...、と毎週続きが更新されて、雑誌のように連載が読める。最後に全部のデータがダウンロードされたら、普通にキンドルに並ぶ1冊の単行本になるというしくみ。
さすがに毎週新作を書き下ろすのは無理なので、以前別冊プレイボーイで連載してた作品をここに出してみたわけです。(編集部には快諾を得ました。感謝です)

全部で18作品しかない中で、漫画は6本。5本。
そんなに絞り込んでいるんだ。というのにびっくり。プレゼンしている友田部長も、取材席に鈴木みそがいるのをみつけてびっくり。
みそさん来てたんですか?
いやあ、取材で(笑)

その場で別の記者たちから取材されることになりました。このタイトルがよかったのかな(笑)
380円で買うと、今日は1話だけですが、毎週続きがダウンロードされていきます。が、まだデータを2話までしか作ってません。
ドキドキですが、原稿が間に合わないと「読者に返金」するしくみなので、安心してお買い求めください。
作者にはおそらくペナルティとともに違約金がやってきますから、遅れることはできません。

そういえば、最近のライターは原稿遅い人いないんですって。
みんな締切前にどんどんあげてくる。そういう世界になっているらしい。
原稿遅い人は「古い」人なんだそうです。
うわーー、すげえ。と思ったんだけど、漫画の世界もそうなっていくのかもしれないですね。
原稿遅い人は古い人。「古い」ってかなりぐさっと来ますよ。
しかも締切に遅れるとペナルティ。原稿料は下がっていき、下手すると赤が出る。おお恐ろしや!
そんな感じなので、「マスゴミ」をひとつよろしくね。

ここから追記
という日記をあげてみたところ、「締切に間に合わなかったら払い戻しに違約金!」
「漫画家に厳しいAmazon!」
「締切破りは市中引き回しの上うち首獄門!」
「自宅を晒してプチ炎上の刑!」
などと話題になり、特に同業者から強い反応がありました。
すいません。そこまで厳しくはありません(笑)
Amazonが言っているのは、
「連載が何らかの理由で(作者が連載途中で亡くなってしまったりして)途中で終わってしまった時は、読者に料金を払い戻す。
ということです。1週2週遅れたらすぐに払い戻しがあるわけではありません。
違約金は「あるかもしれない。たぶんあるんじゃないかな」というみその想像です。 
多少盛っております。
大袈裟な表現であったことをお詫びして訂正します。