2013年1月アーカイブ

アマゾンで無事発売になりました!
この電子本がどのくらい売れるのか、大変興味深いです。
紙の本は、去年の2月頭に出て、1ヶ月くらいはドドーンと売れたようですが、3月11日を超えるとぴたっと動かなくなったようで、初版1万8千部、増刷2000部、トータル2万部で止まりました。
本屋さんが震災の季節もの。と判断したのも注文に影響したと聞きました。
それでなくても震災関係の本は去年の春頃から売れなくなり、本屋さんの棚で見ることも減りました。
続編の福島編が進まないのも、普通に描いても載せてくれる雑誌がない。ということもあります。
キンドルで一定数売れると、描きおろしで続編を発表できる状態になるので、大変面白いなあと思います。
ワンコインで買えるので、未読の人はぜひ!

そしてたった今! 午前10時30分。
アマゾンを覗いたら、超えてました!
超えたよ大台!

10001部

すげえええええ!
おかげさまで1万部!
ご愛顧に感謝して1万部!
北海道の長万部!

今月頭に本をアップロードした時、まさか電子の本が1000部超えるとは思ってなかったんですが、1万超えるとは!
1月の最終日にピッタリ超えるというのも、計算しやすくて素晴らしい。
2巻以降も好調であります。
今月はいい月だったなあ。
(早くEIN番号貰わなきゃ...)
bokufuru.jpg入れた! 
一つまた山を登った。
「僕と日本が震えた日」Kindleにアップしました。遅くても48時間以内にストアに並びます。
表紙を見て分かる通り、単行本のデザインをそのまま流用しています。
内部の編集をしてくれた山本直人さん(ファミマガの元編集長)カバーデザインをしてくれた彦坂暢章さんが快諾してくれたおかげです。
文字データの入った1200dpiのTIFからおこしたので、線もシャープに出てます。カラーページも美しい!
モアレは仕様ですから(きっぱり)
印刷データを使って電子書籍化したのに、出版社に戻す印税はなしという徳間の大野さんに感謝!
売上の一部を義援金にあてるので、少し高めの値段設定で(小声で)498円にしました。

Kindle用のあとがきをテキストデータで入れようと、いろいろやってみたものの、エラーが出てしまう。リンクつけたかったんだけど、今回も断念した。だんねんでした、xhtmlを混在させちゃダメなのかなー。

そして明後日くらいに、ついに、大台に乗ります。
「限界集落(ギリギリ)温泉第一巻」が、上の桁に! 
少し勢いは弱まってきたものの、まだ1日300冊以上売れているのがすごい。
iPadから見るベストセラーは、すべての商品を売上げ順に並べるようになっているんだけど、1位が「Kindleペーパーホワイト」
2番めが「電源アダプタ」
続く3番目に「限界集落温泉1巻」
4番が「KindleファイアHD」
となってて驚いた。ハードより売れてる!(笑)
まあ、あのあたりの順位は、正確に数字を反映してなさそうなので、洒落ですけど。ええ。
驚愕の売上は...、1月を閉めたら発表します。これぞ電子書籍元年!という数字が出てます。

苦手な事務処理

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ヨメの文字だけの本をキンドルで出してみようと、テキストをいじっていて色々発見している。
文字の本は簡単に作れるんですよ。
テキスト「なんたら.txt」があれば、表紙を入れて、タイトルと作者名を書き込むと、いきなりEPUBというものができるサイト(ひまつぶし雑記帳があります。

出来てきたEPUBをアマゾンのサイトで登録すると、本当に何の知識がなくてもキンドルで本が出せます。文章と表紙があればいい。すげえ、本当に15分もあれば作れる!

EPUBはどんな構成でできているんだろう、と思ったら、必要なフォルダをzipで固めたものなんですね、なんだそうだったのか。
.epubという拡張子を.zipに変えると、中身が現れます。
「content.opf」がないからどうやって指定しているのか不思議だったけど、やっと全貌を理解した。
Sigilというフリーウェアで開いて手直ししてみよう。
これであとがきをjpgじゃなくテキストで表示させることができそう。

アマゾンからメールが来た。
KDPは米国法人(Amazon Services International, Inc.) が提供するサービスなので、米国以外の国にお住まいの方への支払いは、米国の税法に基づいて30%が源泉徴収されます。売上のあった月の月末日から60日後にロイヤリティの支払いを行いますが、それまでに有効な米国納税者番号(EIN番号)をW8-BENいう米国IRSフォームを提出していただくと、日本にお住まいである方であれば源泉徴収が免除されます。

うっわー、勘弁してほしい。一番面倒そうなものが残っていたのかー。
米国に所得税を3割も持っていかれないために、まずEIN番号をもらう書類(SS-4)をファックスか電話か郵送しなければいけない。フォームはここ
ファックス番号がどうも違っているらしく、苦労して調べて方が公開してくれていた。
010−1−267−941−1040
この番号で合っているのかなー...。まだ未確認です。

EIN番号をもらったら、それをW8-BENに記入して、米国に郵送して、受理された後に、アマゾンに連絡しないといけない。という。
ひーひー。
とりあえずSS4の書き込みまできた。明日ファックスしてみる。

これ、GoogleやAppleでアプリ出している人も通る道らしいですね。
EIN。めんどくさそう。会陰切開とか思っちゃうわ、思わないかそうですか。
キンドルで本を出す時は必ずやらなければいけないので、みなさんがんばりましょー。

ステマ

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ずっとキンドル関係の話ばかりでしたが、他にも電子で出してます。
4巻全部まるっと読めます。
たまに懐かしくなって、描いた本人も読みに行ったりしますから、みなさん利用してみてはいかがでしょう。
その時にちょこっとまわりの広告...ごほげほがほっ。
近頃インフルが流行ってますからお気をつけて。
周りの色のついた場所をクリッ...げほごほごほごほっ。
がーっぺっ。ごくん。

もうひとつ出しているのが「エガリテ」
この漫画好きなんだけどねえ。テニスやってないと面白くないかもしれないしなあ。
これもアマゾンで出し直してみようかと思ってる。

あと、紙の単行本になっていない作品で、プレイボーイ誌の別冊でやった漫画があるんですよ。
主人公は、雑誌の記者。
事件にたいしてどのように書いたらいいのか、真面目に悩んでいる若手の編集者なんだが、彼は大変な秘密を持っている。
女装。
好きでやっているのではないが、バーのママに言わせると何万人に一人の才能だと言う。
「こんなにきれいになる男の人なんて滅多にいない。人生変わるわよ?」
絶世の美女に変身することで、事件の取材がするすると進んでしまう。
そのマンガのタイトルは
「マスゴミ」
知らなかったでしょ?
一昨年4本くらいやったんですよ。でも雑誌が無くなってしまったので途中で終わってしまいました。
書き足して単行本にしようという話が止まったまま。書き足す元気もないので、このまま本にしちゃおうかしらね。
売れたら続きを描けばいいしー。そんなところも電子出版のいいところー。それそれー。
おねえことばでごーーーー。

かわるわよー。

消える本

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集英社がダウンロード制限を撤廃−電子書籍のこれから
というまとめサイトの記事を見た。

昨日、いつまで電子本はユーザーの手元にあるだろうか、ということを考えていた(昨日のうちに書いておけばよかったw)
漫画は特に大きなファイルなので、いつまでもキンドルやiPadに入れておかないだろう。読んでしまった本は、自分の本棚に置いておき、また読み返したいなあと思ったらいつでも読めるようにしておきたい。そのためにどこに置き場所を作ればいいか。
PCを使い慣れている人なら、パソコンの中に入れておいて、USBで充電しながら、たくさんある電子書籍の中から、手元のiPhoneなどに何10冊かを放り込んで持ち運ぶ。という形だろうか。
いや、ネット上に本棚があればもっと便利じゃね?
というのがクラウドサービスである。
通信でいつでもアクセスできる場所に本を置いておけば、家のPCに繋ぐまでもない。
アマゾンは一人ひとりのユーザーに5GBのエリアを作って、無料で使えるようにしている。

でも5GBって少ないんですよね。リアル本棚で言えばカラーボックスくらい?
(※文章だけの本なら容量が小さいので、何千冊も保存できる)
自分は家の中では2テラのHDDを無線で繋いで、いつでも自炊した本を並べた本棚にアクセスできるようにしているので、ネット上でもできれば500GBくらいの本棚があればなあと思ってます。5年もすれば普通にそのくらいできそうですけどね。
持っている本が安全に保存され、いつでも自動的に整理された本棚が見られる。それが電子のメリットの一つですね

それが突然消えて無くなってしまったら? 一定期間で消えてしまう本や、何らかの不具合で消えて無くなる可能性があるとしたら、そんなもの誰がお金を出して買うだろうか。
楽天koboに最初期待していたけれど、決定的にダメだと思ったのは、その前にやっていたRabooの電子書籍サービスをいとも簡単に見限って、そこまで買ってくれた人たちの本の資産をざっくり切ったことだ。(たしか6000いくら分までしか保証しなかった)
暴挙といっていい。三木谷氏は二度と本など売ってはいけない。英語を話せる手下と一緒に無人島に流されて蝿の王にでもなればよい。
自分は絶対に楽天で買い物をしないと決めた。

アマゾンは、たとえPCのデータが壊れて飛んで、クラウドの本棚が消えてしまっても、売買記録がある限り何度でもダウンロードすることができる。
でも、もしもアマゾンがつぶれてしまったら。
アマゾンがつぶれても、ここみそきちドットコムのサーバーが生きている限り、メールをくれれば漫画のデータはいつでもダウンロードできるようにしておきます。
これが言いたかった。
1度電子書籍で買ってくれた人に対しては、一生同じ本を2度買う必要なし。
将来マシンの解像度が上がっていって、HD画像で出し直すことになっても、今の読者の人には無料アップデートで読めるようにする。それは当たり前だと思ってる。
本当は紙の単行本の読者には、電書をタダで配りたいんですよ。すでに一度買ってくれた人だから。
これから出す本に、電子書籍ダウンロード権をつけて出せないだろうか。
難しいのは、立ち読みでDLされないように、一冊ごとにIDを割り振って管理すると、やっぱり将来何度もDLすることができなくなること。
本を買ってすぐに古本屋に売る人が大量に出てしまうこと。
などが懸念される。
まあ、それでもいいじゃないかなと思う。
「電子書籍のあけぼの」という漫画を描いた時、当時の小学館の鈴木雄介氏(現eBookJapan会長)は
「PCの人たちはすぐに鍵の発想をする。私は言ったんですよ。あなた方は客を泥棒扱いするのかと」
「立ち読みの子供を追い払っちゃいけないんですよ」
多少のコピーは宣伝のようなもの。と言ってました。
今から15年くらい前の話ですが、慧眼ですね。
鍵を厳しくするほどファイルは扱いにくくなり、普通の人が簡単に使えなくなって不便になる。
鍵を甘くすると、使い勝手は良くなるが、コピーが氾濫して製作者側に利益が戻らなくなる。
どのくらいにするのか。はネットにつきまとう頭の痛い問題である。
でも、最近は鍵をゆるくする、いっそかけない。という方向に進んでいるように思える。
コピーを厳しく取り締まるより、正規なもの安く買えるようにしよう、としたのがAppleの音楽の戦略だったことは有名で、アマゾンもその方向に進んでいる。
一方日本国内の状況は反対側に振れている。高い本にガチガチのプロテクトかけて、バックアップもとれない、別のハードに買い換えたらデータを移せない仕様にし、メリットをがんじがらめに縛って電子は売れないと言っているのはなんであろうか。そんなガラパゴスなものは三木谷氏といっしょに無人島に流してしまえばよい。100万年後くらいに変な英語を話すイグアナになっているかもしれない。
もっと日本の本好きを信頼したらどうだろう。使い勝手がよければ読者はかならず増えていくのだから。

現実的には、紙の本の最後あたりに100円で電子書籍が買える、というリンクをつけておく。というくらいでしょうか。
次の紙の本を出す時に考えます。
しかし当時最先端だった小学館が、最後まで消える本を出しているとはなあ...。

おかげさまで!

| コメント(5)
このブログに貼ってあるアマゾンのリンクから、いったいどれだけの人が飛んで買ってくれているのか。
アフィリエイトのデータを見てみた。
ちなみに1週間で「限界集落(ギリギリ)温泉第一巻」は約4000部売れたんですよ。すごいねえ。
そのうちブログから直リンで飛んで買ってくれた人の数。
さあ、どのくらいだと思いますか。
さすがにはっきり書いてはいけないと思うので、パーセントで。
全体に締めるアフィリエイトの人の割合は、じゃじゃん。
2.5%

少なっ!
いや数は結構多いんですよ? でもここから買ってくれた数の40倍も売れてる。
ブログを読んで興味を持った人より、「読んで面白かった」というツイートやRTのクチコミが効いているということですね。
そしてたぶん何より大きいのは、コミックを検索すると「ランキングの1位」として最初に本の画面が出てくること。この広告効果は恐ろしく大きいということでしょう。
逆に、一旦ランク外に落ちてしまうと、人目につかなくなってしまうので、安定して売れ続けることは難しいんじゃないか、ということが想像されますね。いきなり売れて、ぱたっと動かなくなるより、月々10万円くらいを安定して何年も続けてくれた方がありがたいんだけど、そうもいかないか。

キンドル直販で4冊の本をこれまで3週間ほど売ってますが、累計でなんと12000部を突破しました!
今足し算してびっくり。
そして利益が。なんと100万円を軽く突破しておりました! ひえええ。
これを最初に書くべきだったんじゃね?
もうでっかい字で、「おかげさまで12000部!」 と。
真っ赤な太字で
「100万円当たりました!」 と。
宝くじかっ。
文字を赤くするタグなんだっけかなw
気分はもう100万部売れたような感じですよ。いやそんな売れたことがないのでよくわからないですけど。

あと、ディアゴスティーニ戦略ですが、1巻に対して2巻、3巻、4巻はどのくらい売れているのか。
以前2巻に繋がった人は17%が22%に上がったと書きましたが、今は26%!
400円に上ったのに、続けて買ってくれてる人の数が増えているのはすごくうれしい。4分の1以上の人が繋がった。1巻がたくさん売れるよりずっとうれしいです。
そして2巻から3巻は同じ82%で変わらないんですが、4巻、最終巻は
96%

すごい! 最後まで読んでくれてありがとうございました。
こんなに売れると、次のを出すのが怖いね。
いや守るものなんかないからどんどん行きますけども。
Twitterで鈴木みそを検索すると、色々な意見が聞こえる。
エゴサーチとは、自分の名前をググることだが、あまりネットの評判のよくない作家は、編集者に「やめたほうがいいですよ」と自分の名前の2ちゃんのスレッドを見ないように言われる。らしい。
「鈴木みそ」
は昔からあまり評判の芳しくない漫画家であります。よろしくないのを知っているということは、よく検索しているということですね(笑)
ここ10日ほど、Kindle関係で話題になっているので、「鈴木みそ」や「限界集落温泉」に関するつぶやきが多いが、おおむね評判がいい。
好意的な書き込みだらけで、悪評をカットするフィルタができたのかと思うくらい。
牧歌的だった初期のインターネットを思い出す。

好評なのはまだ数千、という数だからであって、これが2万3万という単位で売れると、いつもの「みそバカしね」という書き込みが出てくるのかもしれない(笑)
信じられないことに、今Kindleコミック部門の1位から4位までを独占していまして、まあ一生のうちに二度とないことなので、今を十分満喫してますが。これほど(といっても普通の売れたマンガ本より3桁ほどオーダーが小さいのだが)「ギリギリ」が売れているのはどんな理由なのか考えてしまう。

●電子でマンガを読もうとは思っていなかったが、100円で買ってみたら意外と読めた。という人が多い説。
まだアマゾン書店は立ち上がったばかりなので、なんでもよかった。たまたまタイミングがよかった。

●マンガの内容とこのブログの書き込みが、リンクしているのが面白い説。
潰れかけた旅館と、ぱっとしないベテラン漫画家。というのが通じていると言えば言える。なにかネットで一発しかけてやろう的な話がリアルで進行している。というのが誘引になっているのではないか。

●本屋で注文するほど興味はない。けれども見かけたら読んでみよう。というファンが、案外多くいた説。
単行本を心待ちにしているファン、とまではいかないけど名前は知ってるし、面白いなら読みたいな。という人たちに、今まで届いていなかった。
なんせ本屋に置いてないから! 
大きな書店の店員に聞かないとわからないような、隅の方の下の段に最新の4巻だけぽつりとある。という状態ではなく、いつでも探せてすぐ買える。
小さなニーズを掘り起こせたのではないか。

本は「売れ残るリスク」がとても大きいので、誰もが売れる。と判断できるそつのない作品が、計算できるものとして大きく刷られている。
一部のファンに受けるマニアックな作品は、街の小さな書店では仕入れてもらえず、小部数になってしまう。
全国のどこの本屋でもあるようなメジャー作家より、癖っぽくて一部のファンしかいない、でも変わった面白い作品を作るよ? みたいな作家が電子書籍で脚光を浴びるかもしれない。
これまでの「メジャー」「マイナー」というカテゴリー自体がすでに古臭い気もする。

ネットはロングテールだ。と昔言われていたけれども、長い一本ではなく、たくさんの多様な尻尾を持っているのかもしれない。
ネットは九尾の狐だったりして。(たしかに化かされている人は多い)
もしそうなら、一部のファンだけに知られていた作品が、アマゾンで再発見されるかもしれない。3千人のファンがいたら、紙の本は作れないけれど、電子本なら小銭くらいにはなる。
作家には、実は隠れたファンが、今まで考えられていた数の10倍も100倍もいて、既存の書店ルートでは見えなかった需要が掘り起こせたりするのではないか。
2ちゃんによって個人のつぶやきが作家に届いて、作家の胃酸を増やすように、個人のニーズがまとまって届くことで、マイナーと言われていた作家の資産を増やしてくれるかもしれない。(韻を踏んでみた)
マスが小さくなることで、雑誌が潰れていく。という書き込みを今朝見たが、小さく分散することで、たくさんの作家や作品が生まれてくるとしたら、悪いことばかりじゃない。
鈴木みそが小さく売れているのは、実はその電子書籍時代の前触れなのだった。

だったらいいなあ(笑)
俺にとって今年が電子書籍元年です。
 「アマゾンでマンガを出版」カテゴリが長くなって、最初のエントリーが読めなくなってしまったので分割して新たなカテゴリ「アマゾンでマンガ(怒涛編)」になりました。合わせてよろしくお願いします。

復旧しました

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本日12時くらいから、このブログが表示されなかった問題は解決しました。ってここ見りゃわかりますわね。
このブログはレンタルサーバーにMovableType5.0で作っております。
せっかく多くの人が見に来てくれているので、デザインをかわいくしちゃおうなどと思ったのが失敗の素。
MTの最新バージョンは5,2か、「SmartphoneOption」を入れると、スマーフォンに対応するのか! と色々アップデートして、デザインテーマを変更したとたん、ブチッと画面が切れた。ドメインがサーバーから落ちてしまった感じ。
半日かけて、結局レンタルサーバーの設定から一度misokichiドメインを消して、もう一度新しくmisokichiを作るということで、やっと元に戻りましたー。もう新しいのは当分入れません(笑)
ウィジェットを変えることで、デザインをいじろう(やるのか)

でもひとつトラブルを超えるたびに、スキルがアップするのが自分でわかるのが、PCの面白いところですな。
だから人柱になろうとも新しいことをやってしまうんだろうなあ。

という日記をアップしようとしたら、テンプレートがどうしたと言ってエラーを起こした。
テンプレ初期化した。これでどうだ。さあ参ったか。(おれが)

順位が消えた?

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キンドルランキングから「限界集落(ギリギリ)温泉」が一斉に消えました。
あれ? あれれ?
もしかして、昨日このブログで数字書いちゃったのがいけなかったのかな。
やらかしたか。せっかく勢いがついてきたのに!
と「限界集落」でキンドルストアをググったら、本はありました。
よく見るとカテゴリが「コミック」に変わっている。

KDPで本を作る時、「漫画、一般」というカテゴリしかなく、漫画で登録したのに一般書になっているのはなぜだろう。と思っていたことは前に書きましたが、KDPでは選べなかった「コミック」の仲間に入れてもらえたようです。
コミックのランキングを見たら、ちゃんと入っていました。1,2,4,5位に!
上位独占だ。
冗談としか思えないけど、ハードの立ちあげ初期にはそういうことも起こるということで。
でも、一般の本のランキングに入ってた方が目立ったからよかったんじゃないかと、少々残念でありますよ。
他のカテゴリは、例えば「歴史」でも「小説」でも「ノンフィクション」でも、そのカテゴリの中で順位が出ると同時に、総合ランキングに入ってくるものなんですが、コミックは別枠。それだけ売れる本が多いってことですね。
でもコミックカテゴリでも1位だということに驚いた。
じゃあ値段があまり変わらない「銭」は何位なのかと調べたら、「コミック」「青年」35位。
この本も本当は自分で出す予定だったんですが、先にエンターブレインから出てしまったので、様子を見ているんですが、今まではランキングに入ってもなかったはず。
今回「ギリギリ」を買ってくれた人が流れで読んでくれているんじゃないかと思ってる。
「銭」も1巻100円で売ればいいのにね。
eb!さん、キャンペーンやりましょうよ。こっちでやっちゃっていいなら、無料の「銭0巻」を作って巻くよ。
それはいいアイディアだと思った。
やることがたまってきて新作に手が回らないのも困ったことです。

予想外に売れている「限界集落(ギリギリ)温泉第一巻」ですが、さっき、うとうと昼寝をしている間にKindleランキングの1位になっておりましたよー!
ええー、なにそれ、すごくない?
ランキングは1時間ごとに変動するから、1位の写真撮っておこうかな!
kindlelank.png
昨日コメント欄で「自炊ノ全テ」をKDPで99円で出している佐藤貴明さんに教えてもらいましたが、「アマゾンは宣伝になるようないい数字については公表してもよい」のだそうです。
1巻が2400部売れているとか、2,3,4巻が合わせて1500部を超え、売上はなんと半月で45万円を超えたとか、具体的な数字を出して構わないということです。
1冊400円の本でも70%(マイナス通信費)のロイヤリティはでかい。ということがわかります。
1冊250円というのは、10%の単行本印税だと2500円の本を売ってることと同じだから。600円の本換算で(2,3,4巻累計で)6000部の増刷ということ。
まとめるとかなりの数字になるわけです。いやすごい! んがー! 興奮してるー。
有料の電子出版で1000部超えるとは夢にも思っていなかったので、生々しい数字ばっかり出してすいません。

このブログで「Kindleで出版するのは面倒だけど面白い」と書いていることも大きいでしょう。
見に来てくれて、100円なら買ってみようか。と思ってくれた人がたくさんいた、といいうことですね。うー、ありがたいことです。
今から買ってくれてもいいですよ?

もうひとついいニュース。
「僕と日本が震えた日」を出した徳間書店さんよりお返事が来ました。
個人で電子本を出してもかまわない。ただ、もしも徳間から電子出版物を出すことがあった時、併売できるような余地を残しておいて欲しい。
ということでした。出版社側の印税のバックもなし、データもそのまま使ってよいとのこと。
おお! 返事を待ったかいがありました。
法務と話し合っていただいていたようです。大野さん感謝です。
併売するためには70%ロイヤリティではなく35%である必要がありますが、70%の契約は3ヶ月ごとの見直しだったと思います。そのあたりアマゾンに確認をとって進めて行こうと思います。
※ロイヤリティによってではなく「KDPセレクト」に入っているのかどうか。が問題。「KDPセレクト」に加入することは同時に「アマゾン独占」を意味する。70%ロイヤリティで売るためにはKDPセクレトに加入しなければならないので、結果的にはアマゾン独占となる。
35%の場合はKDPセレクトに入っても入らなくてもよい。
近日電子版発売です。
紙の本をお買い上げくださる人はリンク先のこちらを!
昨日ワインの勢いで書いたエントリー09は、我が家の家計をくっきり映しすぎているとヨメからクレームが来るほどでしたので、書き換えておきました。
書き直したら言いたいことが整理されてぐっとよくなった(と自分で思う)ので、続けて読んでくれるとうれしいです。

Kindleの印税は原稿料換算でいくらになるか。というのが昨日の話でしたが、これから先、どんどん原稿料は安くなっていくと思われます。
雑誌がやっていけず、漫画雑誌が減っていけば、作家は安くても描ける場所を探します。同時にネットではイラストをタダでもいいから発表したい。という人が増えていく。プロもアマもダンピング。
どう考えても原稿料が上がる要素がない(笑)

もしかしてあと数年後には、原稿料がタダになっているかもしれない。
冗談でなく。
そんな馬鹿な。タダで描く奴がいるか。と思うかもしれないけれど、そこから高額な支払いをする「タニマチ」なファンを囲い込むことができれば十分成り立ちます。
権利を高額で入札する「クラウドファウンディング」もその一つの形ですね。
最近では悪いイメージしかない「有料メルマガ」も。

紙の印刷物は高額なものになり、電子はタダに近い販促物。安く読んだ人は、お金をより払って紙を買ったり、SNSに入ったり、メルマガ買ったりする、というのが未来像なのかなーと考えてます。
岡田斗司夫さんが実践していますね。(実はそれが興味深かったので、去年1年間、年間1万円のクラウドシティに在籍していました)

といいつつも、有料メルマガのように、漫画が信者向けの広報になってしまうような未来は、あまり気持ちのいいものではないので、雑誌のように安く広くまかれるものに描くことはとても大事だと思うのです。
電子の雑誌。それがKindleとの中間にできればなあ。と思ってます。
そういうのを楽天には期待していたのに(笑)
ソフトバンクかauか、はたまた任天堂か。余裕のある企業が出版社に手を差し伸べてコンテンツの下支えを始めてほしいです。
「ビューン」は漫画サンデーを買い取ってしまえばいいんですよ。やってください孫正義さん!
※今日のAmazonリンクは紙の本の「限界集落温泉1巻」にしてみました。紙も元気に発売中です。
アマゾンは15日閉めの翌月払い。
勘違いしてました。末締めで15日に前の月の支払いが確定する。という形のようです。
3連休でかなり売れたんですが、昨日今日でも勢いは衰えず、販売数の変化を飽かずに眺めては、むふふふと微笑んでます。
紙の本では、どのくらい売れているのか実感がなかったので、数冊でもリアルタイムで数字が増えているのを見ると、すごくうれしいです。
今この瞬間に誰かが買ってくれている!
サイン会以外にそれを実感したことがなかったので、これもネットのおかげだなあと新鮮な気分です。

4冊ともKindleランキング上位(1巻が4位、2巻が24位、3巻32位、4巻33位)
にいるため、オススメに表示されるせいなのか、販売数も日に日に増えていて、ここ数日は1日1万円を超えてます。
えええー、じゃあ、このままだと月30万円から50万円?
年間500万円超え?
だったらいいんだけどねえ(笑)

紙の単行本というのは出た時だけ何百万円という印税が入ってきますが、それが売り切れて次に刷るまではお金が入らない「先払い」が出版の基本です。
本が売れ残ったら金返せ。とは言われないんですが、その分売れ残らないように、そーっとそーっと様子を見ながら刷るので、売れる本はすぐに足りなくなってしまう。販売機会をロスしてしているのです。
電子は売り切れなし。
やっと、そのメリットをじわじわ体感してます。
ずっと「電子に売れなし」だと思ってたからね(笑)

1巻に勢いがつくと同時に、他の巻も動いていて、1巻から2巻は17%から22%にアップ!
2巻から3巻は82%で変わりないものの、3巻から4巻が84%にアップ。
最終巻に向けて、数値が盛り返しているところがいいですね。とてもいい!


前のエントリーに来たコメントで、「ギリギリ温泉4巻」は最後にページが足りずにバタバタした、とあとがきで書いているのですが、電子なら書き足せばいいんじゃないですか。というご意見が来ました。

ごもっとも。そうやって更新できるところも電子本のメリットの一つ。
でもね、マンガ描くの大変なんですよ。いやホントにね。
24ページ描くと寿命がちょっとだけ縮んだのがわかるからね(笑)
イラストを数枚かいて10万円とかだと、よし! という感じですが、マンガをきっちり描くと、ぐあー、つらい。逃げたい、死ぬ。と毎回泣きそうな気分です。(楽しんで描いている人が羨ましい)

という身も蓋もないことをかいてしまったので、ついでに大事なことを書かないと。
Kindleでぼちぼち儲かりそう。という空気になって来ましたが、じゃあオリジナルを書き下ろすことができるだろうか。
200ページはムリとしても、100ページくらいを書き下ろして、いくらで売ったらいいか。
100ページを1000円くらいで売りたいところだけど、それはムリなので、1冊300円。
で売ったとして、70%の印税で通信料引かれて正味62.5%。
1冊当たり187円。
1万部以上売って、ページ2万円の原稿料が出る計算。
原稿料を半分の1万円にするとペイラインが5000部。
電子の5000部は、大変にハードルが高い。
というわけで、まだまだ原稿料をもらって発表する媒体「雑誌」が必要なんですね。一旦原稿料をもらってしまえば、あとは売れただけ黒字です(元々赤字という概念がないので気分的なものですが)

ただ、雑誌はどこも赤字で、それを埋めるために「単行本」の売上によってなりたっています。月刊誌で雑誌の赤字を埋めるペイラインは「作家ひとりあたり単行本3万部」であることは、「銭」1巻で描いたとおりです。現状もあまり変わっていません。もっと悪くなっているかもしれない。
電子出版はその赤字を埋める大切な単行本売上を削りとってしまうものです。
出版社側から見たら、作家が「雑誌に描いたものを電子化して発表する」ことにいい顔をするはずがありません。
かといって紙の単行本で一律10%のロイヤリティに決めて動かさなかったように、電子出版も15%とか25%で固定してしまおう。というやり方は、作家側として納得できるものではありません。
出版社から出すなら、Amazonが3割を持っていった後、作家と出版社で残りを均等に分ける。そのあたりが落とし所じゃないでしょうか。
このあたりはそれぞれの作家と各出版社との話し合いなので、相場もなにもわかりませんが。
今個人で自由に出せるチャンスなのだから、ここはひとつやるだけやってしまおう。というのが自分のポジションです。

雑誌での原稿料が発生しない場合、どれくらい売れればいいのか。
単行本と同じ200ページを書き下ろすとする。
1冊500円で3万部くらい売れると、750万円くらい。
電子出版で3万部は、紙での60万部相当くらいですかね?(笑)
そこまで売れないと、出版社からの独立ということにはならないわけです。

ただ計算してみると、3万部でいいのか。と思えなくもありません。
70%のロイヤリティだからこそ、この計算が成り立ちます。
自分の単行本は初版3万部前後なので(最近は減ってますが)、電子で同じ数が売れれば、描きおろしできないこともない。
ハードが何百万台普及して、みんなが気軽に本を買うようになれば、なんとか電子出版だけでも食っていけないことはない。
あくまでも計算上で、モチベーションを維持できるのか、作品制作で行き詰まったら、話し合える人がいない不安などなど、たくさん超えなきゃいけない山はありますが。
Kindleに火が付けば、電子出版の可能性が再び広がるんじゃないかと思います。
行くぜ百万台。

大雪

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まったく東京モンは、ちっと降ったくらいで大騒ぎしよって。
はいすいません、寒いです。ドサドサ屋根から雪が落ちてきて驚きます。
北の方ではこのくらい毎日降ってるんでしょ? 北海道なんて寒すぎて落ちた雪がそのまま風で飛んでしまうので、積もらないで角に溜まっていくとか。ぶるぶるぶる。
タライに入れた水を空中に投げると、地面に落ちる前に一瞬で凍りつくわ、ヘリウムは壁を上がってくるわ、電気抵抗はゼロになるわ、もう想像もつかないくらい寒いのでしょう。ぶるぶるぶる。

家の娘は今日、こんな天気なのに弓道の大会に出てますよ。
ヨメは「応援にいくよ」などと言ってたのに、この雪にビビって「特に応援なくても大丈夫だよね。がんばって」と布団に潜り込みました。夫婦揃って寒さにとても弱いのです。
午前の予選で良い記録出したので、午後の決勝に進んだらしいです。雪に埋もれて遭難しないといいけれど。

昨日大台に乗った「限界集落(ギリギリ)温泉1巻」ですが、今日見たらすげえ売れてる!
この日記が宣伝として効いているのか、単に休日なのがいいのか、はたまた雪でやることがないのでマンガでもDLして読もうと思ったのか。一日で昨日までの合計の3割も!(※数字は推定です)
とてもうれしいことです。
売上合計も、なんと!
大台いきました。
うん10万円の桁に。
すげえwww.いや草を生やしてる場合じゃなく。
早く次の本を仕込みたいところですが、連載や他の仕事もあるので、今日はせっせとペン入れ。別の仕事のネームもやらないと。
地下なので雪の影響はまったく感じません。寝袋にくるまって作業してるし。湯たんぽ交換しないと。ぶるぶるぶる。
cover4.jpg「限界集落(ギリギリ)温泉第四巻」Kindleで発売になりました。

昨日、Jコミの新年会に行って来まして、初めて赤松健先生と会って話してきました。
めちゃくちゃ面白かったんですが、詳細はまた今度。

「電子出版物がいかに売れないか」
というのは、一度でも電子書籍を出したことがある人はみんな知っているわけです。笑うほど売れない。
時々集英社から振込通知が来ますが、3円とか12円とかの数字が並んでる。
明治時代の円かよ。というほど。
支払いが1000円超えたら「すごいね」と言われるのが電子出版です。
いつかは紙の本に取って代わるだろうけど、まだまだ近いうちには電子の時代は来ないだろう。と思ってる人が多いので、ますます電子化は遅れていて、毎年「電子出版元年」を繰り返してます。去年元年でしたがリセットしてやり直し、また今年は元年。なにをしてけつかんねん。
などということを4,5年繰り返しているのが現状ですね。

そういうボロボロの電子書籍の中では、Jコミは頑張っていて、コンテンツを無料で配って広告をクリックしてもらってその広告料を作者に支払うというアフィリエイトモデルで、他の有料電子書籍より多額の支払いをしている。
多額といっても、それはそこ。千円ですごい、という世界ですからそれほど多い額ではありませんが。

みんなに「アマゾンで直販始めましょう。印税7割ですよ」と言ってまわっても、あまり反応が芳しくない。
お金じゃ動かない。というのも漫画家の大きな特徴で、腐るほど銭を持っている人がいて、そういう人は金にむとんちゃくなのはわかりますが、あまり無い人も、お金はどうでもいいと思っているらしいです。

そんなことを書いている自分すら、いわゆるお金で動くタイプではないのでそのあたりはよく分かるんですね。お金をゲームの対価として細かく分析するのが好きなだけで、印税の率よりも編集者との信頼関係の方が大事だと思ってるわけです。
プロの漫画家たちが、出版社から出していた本を、アマゾンで自費出版の形で出し直すことをしないのは、金額うんぬんではなく、出版社や編集者との「信頼」を壊してしまうのではないか。と考えてしまうことが最大の理由でしょう。

でもそのくらいじゃ壊れないですよ。(壊れるなら所詮そこまでのこと)
心配するのはそこでしょうか。
いま、出版社に楯突いて電子化を進めても、月に千円ぽっちじゃ話にならない。という現状はありますが、3年後を考えたらどうでしょう。
出版社はどのくらい残っているのか。
雑誌はまだあるのか。
自分は作品を描いているのか。
そういう恐ろしいことを考えると、余裕がある今こそ、個人で出版するオプションも試しておいたほうがいいと思うわけです。作家がKindleで出すようになると、読者がハードを買うので、さらに作家を呼び。それが読者を呼び。という循環がおこる。
「絶版になった作品だけを取り扱う」ということで既存出版社との対立を避け、独自の電子出版の道を進んでいるのがJコミですが、Kindleでも出版社と対立しない方向から始めるのは進めやすいかもしれません。
単行本にならなかった読み切りを集めたり、同人誌ように書き下ろした作品を出してみて「電子どないなもんじゃ」と様子を見るのもありだと思います。アップルと違って18禁エリアがあるので、エロもいけます。むしろ電子書籍はエロが牽引するんじゃないかと思います。
今までは考えられなかった「世界にエロマンガを売る」ということが普通にできますから、イタリアやフランス、ブラジルや中国で、緊縛ものがバンバン売れるなどということもあるかもしれません。

毎日売れた数字が見れるのって楽しいですよ(笑)
情報は包み隠さず出していきますから利用してください。
さあ、はじめましょう。


で、数をばらしてはいけないKDPですが、なんと!
本日午後4時、大台を突破しましたーー!!!

「ギリギリ温泉1巻」の販売数がひとつ上の桁に行きました!
1冊100円で35%ロイヤリティなので、うん万円以上になりました! すげえ(笑)。いや笑いごっちゃなく。

昨日のパーティで、「シリーズ物は1巻、2巻、3巻...と巻が進むほど、売れる数が減ってしまう問題」が話題になりました。
亀有やゴルゴ、というような何百年続くかわからないものは別ですが、一般の漫画は巻が進むごとにジリジリ数を減らしてしまう。それを防ぐために、巻が進むほど値段を安くするのはどうか。というアイディアが出されていました。赤松先生は面白いことを考える。

この「限界集落(ギリギリ)温泉」は全4巻完結なので、値段を下げることは考えなかったですが、1巻を特別に安くして続きを買っていただく作戦。ディアゴスティーニ戦略をとっています。
では400円に上った2巻はどれだけの人数が減っているのか。逆にどれだけの読者がついてきたのか。
気になるでしょ?
ふふふふふ。
数を出せないので、パーセントで書きます。
1巻から2巻
 17%
おお、やっぱりガクンと減りますね。100円だから買ってみたけど、●面白くなかった。●400円は高い。●iPhoneでは読みにくい。●みそはくそ。などが考えられます。※これは実際の感想ではなく想像です。
8割が離れました。続きが気にならないんでしょうか(涙)

ただ、次はいい数字が出てます。
2巻から3巻
 81%
8割以上の人が続けて買ってくれています。ありがたいです。

3巻から4巻
 76%
悪くないです。4巻はまだ土曜の昼に出たばかりで、1冊だけ出遅れていました。一気に追いついてきました。
というわけで、トータルではもう、うん万円を超えましたよ。うん10万円を超える日も近い。

この勢いでいてくれたらいいんですが、すぐに話題が移っていって忘れられるのがネットの怖いところ。
今週中には「アジアを喰う」を出して、今月中に「僕と日本が震えた日」を出す予定ですから、みなさんよろしくお願いします。
あとは嫁の文章の本を作ってみようかなあと思ってます。テキストベースの本のつくり方も知りたいし。

漫画描くより、こういう作業してるほうが好きだということには問題がありますね。我ながら(笑)

値段設定について

「限界集落(ギリギリ)温泉第一巻」
値段を日本で100円にしましたが、アメリカでは5ドルに設定しました。
今年の1月は円ドル相場が揺れ動いていて、毎日レートが変わっていて面白いんですが、この日本語のみの漫画本をどこの外国人が買うのか。買っても現地に住む日本人だけだろうと思い、全巻5ドルという値段に設定してみました。
100円という値段は日本だけのお値引きとなります(テレビ通販の声で)

以前つぶやいた通り、70%ロイヤリティを設定する場合には、いくつか制限をうけます。
1,250円以下の値付けはできない。
 100円で本を売りたい場合は自動的に35%ロイヤリティとなります。
2,読者のダウンロード料金を、容量に応じて負担すること。
 1MBあたり1円。漫画は30MBくらいなので30円が経費として引かれる。
3,「KDPセレクト」に加入、本が無料でレンタルされることを了承すること。
※13年1月の段階ではまだ日本でレンタルは始まっていません。
4,「KDPセクレト」はキンドル独占であり、他の電子書籍ストアと併売はできない。
 これを書き忘れていましたが、70%の場合は「キンドル独占」が条件となります。
※Kindle独占は「KDPセレクト」に加入するための条件。結果的に70%ロイヤリティは「独占」となる

ここで一つトラブル発生。
日本で35%で売っている「ギリギリ温泉1巻」ですが、なぜか世界では70%ロイヤリティになっていて、KDPセレクトに加入させられているのです。

USドルで値段を設定すると、他の国はUSドルをその国の値段に自動で変換してくれるしくみがあり、日本以外はそれをつかって、一律5ドルにしています。
70%ロイヤリティは、ダウンロード分の通信費を負担しなければいけないのですが、海外はこれがとても高いんですね。5ドルのうち4ドル70セントも通信費として取られる!
なんだそれ。とおもいますよね(笑)国のボッタクリの宝くじだって半分しか持って行かないのに。
5ドルの本のロイヤリティ70%で30セントほどの利益。というのは通信費がベラボーだからです。35%なら通信費は請求されないので、1ドル70セントの利益。

30MBを超えるような漫画は、ロイヤリティ35%の方が断然お得なのです。

「ギリギリ温泉1巻」は、日本で35%なのに、世界で70%設定になっているのはおかしい。世界でも35%を選んだはずなのに。
何度やってもできない。
Amazonにメールして、これはどういうことか。と尋ねたが、なかなかこっちの言うことがわかってもらえない。
日本語で丁寧にメールしても、なにかずれた「翻訳された日本語」みたいなものが帰ってくる。うーむ。
しかたないので、箇条書きにして、シンプルに説明。
昨日やっと「理解しました」とメールが戻ってきた。

バグでした。
日本では当初70%がなかったため、システムが完備されていないようです。今直しているそうです。よかったよかった。

2巻以降は日本でも70%で売っているため、この問題は発生しません。
でも昨日「限界集落(ギリギリ)温泉第四巻」をアップロードして、5ドルで設定したら、4巻は24ページ増えて221ページなんですが、通信費が上がり、利益0円。になりました。
利益0円なら、最初から0円の本にするわ! と思ったけれど、海外だけ35%にすることもできず(これもバグかもしれないので、近く直る可能性はあります)4巻は7ドルにさせていただきました。英語圏の人すいません。
cover.jpg
画像の解像度を修正してアップしなおした「限界集落(ギリギリ)温泉第一巻」第二版が、Kindleストアに並びました。
特別価格100円。

ダウンロード(ここから買ってくれるとアフィリエイトもついて2倍お得です、オレがw)

おおー、やっときたー。
とりあえずまあ読んでやってください。
まだKindlePaperWhiteもKindlefireHDも、アマゾンのハードは持ってないよ、という人でも、スマホ持ったりしませんか。
iPhoneでもAndroidでも、アマゾンのKindleアプリを使えば、簡単に読むことができますぜ。
まだ電子書籍を体験してない人、こんな感じで漫画が読めるのかー、というネタにもなります。
まあ、正直にいうと、画面の小さいスマホで漫画読んでも、字は小さいわ絵はちまちましてるわ、で老眼始まった人にはきついです。わはは。
が、7インチタブレット以上ならとても読みやすいです。
iPadminiとかGoogleNexus7とか早く世間に普及しないかなー。

ちなみにKindleペーパーホワイト、すっごくいいですよ。
去年買ったモノの中で一番気に入ってます。
軽くて電池は長持ちだわ、なにより字が読みやすい。
イーインク、すげえって思いましたね。最初は「なにこれ」と思ったけど、使い込むほどに良い感じ。
ページのめくりの時のフラッシュも慣れてしまえば気になりません。
漫画を読むにはあまり向いていない、というのは本当ですけどね。
1巻を買って面白かった人は、2巻3巻と買いましょう。
cover2.jpg
cover3.jpg
4巻は今週末には発売できると思います。

Kindleストアは売れた数を言ってはいけないらしいんですが、今アマゾンの「レポート」を見たところ、なんと3桁を超えました。千の桁じゃないよ? その下の桁にやっといった。
一昨年、パブーでテニスの漫画「エガリテ」を電子書籍で出したんだけども、全然うれなくて(笑)
いい本なんだよー。フルカラーで100ページ近くあって400円。
でもこれが90冊くらいしか売れなかった。電子はだめじゃないかとこのあたりで思ったわけですが、さすがにアマゾン。3日で突破しました。
2巻3巻も2桁超えまして、とても小さい一歩ですけど、確実に踏み出した感があります。
次々雑誌が休刊していき、出版の仕事が先細りしている今、電子出版が軌道に乗ってくれることがどれほど頼もしいか。
頑張ります。ぼちぼちと。
技術的な話は、多くの人には退屈かと思ったので、TwitterでKindleのロイヤリティについて呟いた。
印税であります。
これは注目を浴びて、RTもかなりされたのだが、なんということか、税率間違えてました!
うわー、ちゃんと調べて書けよー。ということで、発言をここに並べて訂正しながらエントリーを作ってしまいましょう。
ーーーー
kindleの直販。アカウントを本名にしていたら、鈴木みそ本人確認ができないということで「限界集落(ギリギリ)温泉1巻」がレビュー中のまま発売できない。自分をどうやって証明したらいいのか。とりあえずアカウント名を「鈴木みそ」に変えて2巻をアップしたら発売できた。なんじゃそれ。
ーーーー
昨日から「限界集落(ギリギリ)温泉第二巻」は売られているが、2巻だけ買ってもしょうがないだろうと、なんの告知もしなかったが、今日1冊売れていた。誰が買ったんだろうw。
ーーーー
Kindleで出す本は、印税30%(正しくは35%)と70%を選択できる。当然70%が得なのだが、細かい規定があってめんどくさい。読者のダウンロード代金を請求される。1メガ1円。漫画の場合30メガくらいの容量があるので、本1冊につき30円くらいを売上から引かれる。(30%35%の方はそこがない)
ーーーー
容量によって最低料金が設定されていて、漫画を70%で売るためには250円以上に設定しないといけないらしい。それと、Kindleストアで月に1冊タダでの貸し出す「KDPセレクト」に登録しなければいけない。タダで読まれますけどいいですね。という条件を飲むことが7割のキモなのだ。
ーーーー
1巻はできるだけ多く撒きたいので、一冊100円。その後は400円という値段にしてみたが、100円は30%35%しか設定できない。などなど、値段一つとっても「ううむ」と考えこんでしまう。同人誌を作るってこういう感じなのかな? 楽しいっちゃ楽しいw.
ーーーー
KDPセレクトは、Kindle読者にとってはいい試みで、毎月1冊好きな本をタダで読める。自分はこれで出していくつもりなので、4ヶ月待てば全4巻を手に入れられます。作者側にはダダで売れた(というのも変だが)刷数に応じて積立金が分配されるしくみ。どのくらいバックされるかはわからない。
ーーーー
印税70%を選ぶと、世界各国一律で7割になるが、ダウンロード手数料が高いので、1冊5ドル(日本円で430円)の本で、20数セントほどの利益になる。30%35%だと1ドル50セント以上。印税低い方が利益が何倍も大きくなる。70%のうまみはまったくない。外国で売れる本を作るなら3割の方で。
ーーーー
というところまでが昨日(1月7日)のつぶやき。
昨日の昼に自分の証明として、エンターブレインとの間でかわされた出版契約書をiPhoneで撮り、住所と名前、「鈴木稔(ペンネーム鈴木みそ)を乙とする」という部分をアマゾンに送信。夜中になって認められたようで、「限界集落(ギリギリ)温泉1,2,3巻」が発売になった。

ぱちぱちぱち。

でも、1巻は実は解像度を間違えていて、本当は縦1200px×横844pxのはずが、縦横間違えて縦844pxにしてしまっていたので、アップしなおし。また販売が伸びてしまいました。
2,3巻は、タイトルを「限界集落(ギリギリ)温泉第二巻」としたところ、(ギリギリ)のカッコが全角で本当は「限界集落(ギリギリ)温泉第二巻」←カッコが半角。にならないといけなかったので、タイトルを変えたら、発売が伸びました(笑)
なかなかすぱっと出ないもんですなあ。
アマゾンは日本時間の夜中に仕事しているらしく、メールの返事や承認が朝の3,4時あたりが多い。さすが南アメリカにあるだけのことはある。
とまれ、ギリギリ温泉。今夜辺りに出そうです。さあ、4巻も作ってしまわねば。

参考にしたサイトは「さっそくKindle用コミックを公開してみよう」です。
懇切丁寧に説明してくれていてファイルのダウンロードまでできて、素晴らしい。
ここを参考にすれば俺が説明することなどないんですが、いくつか書き足したほうがいいと思う部分があったので、それを付け足しておきます。

まず、ここのファイル、練習用なのか64ページまでの本しか作れません。
それ以上のページにする時は、htmlを1ページずつ手で増やしてあげないといけない!(めんどくさいです)
※197ページまで作ってみました。ここからDLしてください。

●opfファイルも書き足しました。
 著者名を付け足しました
 見開き設定が偶数ページが左ページだったのを、右ページに変えました
●目次定義ファイルに1話から8話まで、あとがき、奥付を付け加えました

【誰か教えて】
目次定義ファイルで「カバー」ページを表示させるやり方がわかりません。
<navLabel><text>表紙</text></navLabel> 
<content src="html/cover.html"/>
と表記すると、mobiに打ち出す時にエラーをおこします。

htmlなんて何年ぶりに書いたろうw.
ここのサイトも大変参考になりました。
モアレが大変。というところまで書きましたっけ。
スクリーントーンを使っている以上(PC上の擬似トーンを含む)粒状の模様を縮小すると、格子縞の干渉で模様ができる、いわゆるモアレが生じることがあります。
ちなみにモアレというのはフランス語で、「模様が荒れる」模荒れ、ではないですがそんなことはどうでもいいです。

結論から言えば、これはどうしようもありません。「コミックスタジオ」は、粒状のトーンをグレーにして出力することができますから、生データからトーン情報を変えて書き出せばオーケーです。
自分の場合は、書きだしたデータをさらにPhotoshop上で切ったり貼ったり描き足したりして仕上げていたので、生データからまた書き出すというのはとてもできないので、Photoshop上の粒粒はあきらめました。ある程度のモアレはしかたありません。
縦7000ピクセル以上の大きなデータを、Kindleに合わせて縮小しますが、それを何度も縮小するとモアレが目立ちますから、一度だけ縮小する。というやり方にしました。

ページの外側、印刷限界以上に書き込んでいる「裁ち落とし」の部分は、そのままだとちょっと大きく描きすぎていて裁ち落とし以外のコマの白い部分が目立ちすぎるので、自分はまず裁ち落としを半分くらい切り落としてから、画面全体を縮小しました。
※画面がないとわかりにくいかなあ

そして全てのページを縦1200px×横844pxに縮小、jpegで中くらいの画質に圧縮。最終的に1枚150KBくらいのファイルにします。
単行本1冊200ページ前後なので、全ファイルで30MBくらいになります。
これが中身です。
フォルダには「images」と名前をつけます。
ちなみにすべてのファイルは「page####」という名前でナンバリングするのがKindleの仕様です。(#は連番の数字が入る)
自分は表紙と目次を入れたかったので、3ページから漫画を始めました。
漫画の最初のページが「page0003.jpg」という名前になるわけです。

そこに
「本体表紙」...「page0001.jpg」
「目次」.........「page0002.jpg」

漫画が「page0003.jpg」から「page0194.jpg」までなので、その後に
「あとがき」...「page0195.jpg」
「奥付」.........「page0196.jpg」
(奥付というのは本の最後にある、初出(どの本の何月号から始まり何月号までか」どの出版社のなんという著者名か、というのが載っているページです。
「裏表紙」......「page0197.jpg」

を入れて、全197ページにしました。
基本的に紙の本と同じ形です。
最後に忘れてはいけないのが「表紙」です。これだけはカラーで解像度を高くします。
2000ピクセルくらいあるのがいいそうなので、自分はどこかのサイトを参考に縦2500px×横1563pxにしました。少し圧縮かけて800KBくらい。
「表紙」.........「cover.jpg」
これが「images」フォルダの中身です。

この「目次」はKindleでいう「目次」とは違っていて、Kindleの機能的な目次にはなっていません。なぜ機能しないのかまだよくわからないのですが、Kindleには文字で作られた「リフロー型」ファイル用には必ず「目次」をつけなければなりません。
ユーザーが読むときに自由に文字の大きさを変えられるため、ページという概念がなくなるからですね。「章」の頭に飛べるように、本の最初のページに「目次」を作り、それを「index.html」で表記します。
漫画や児童書は、絵を拡大してもページ構成がずれない「固定レイアウト型」なので、目次をつけなくてもいいらしく、すべてのページに固定のhtmlファイルをリンクさせます。それが機能しない理由と思われます(これが悔しいw)PCだとページに飛べるのに、KindlePaperWhiteでは動きません。

Kindleにアップするファイルは
●目次定義ファイル(.ncx)...ホーム画面の「移動」に表示されるリンクデータ
●目次ファイル(index.html)...漫画にはいまのところ不必要
●書籍情報ファイル(.opf)...ほとんどすべての情報が書き込まれているxmlファイル
●「html」フォルダ.........すべてのページのhtmlが設定されている
●「images」フォルダ......上で説明した漫画のjpgファイルが入っている

これを同じフォルダの中に入れておき、AmazonからDLした「Kindle Previewer」に「書籍情報ファイル」を放り込むと、自動的に「mobiファイル」が生成されます。

でもなかなかうまく動いてくれないんですよ。エラーばっかり(笑)
長くなってきたので、今日はここまで。


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