2012年3月アーカイブ

ギリギリ温泉の単行本のコメント欄に、「僕と日本が震えた日」の経済編についての意見が書きこまれていました。
コメントを返してみましたが、コメント欄は見ない人も多いと思ったので、別途トピを立ててお答えします。


あなたの書いた漫画を見ました。

わざとなのか無知なのか知りませんが、間違いをそのままにしておくと害なので指摘しにきました。

復興を題材にした漫画であなたはこう書いています。

「(日本は)昭和40年以来本質的に黒字になったことがない」

「ずっと借金でくらしている」

「日本は赤字で破綻する」

これは大間違いだ。

政府に借金があるのが日本だけなんですか?

この世界に借金がない政府があるのか?

仮に「本質的が」プライマリーバランスを指しているとして、先進国と呼ばれる国々はプライマリーバランスが赤字の国ばかりなんですが?

そもそも通貨というのは中央銀行の負債なんですが?

政府の借金には自国通貨建て、外貨建て、共通通貨建てが存在し、自国通貨建ての債務では債務不履行が起こりえない。

自国通貨建て債務で債務不履行が起こるならそのプロセスを明示すべき。

自国通貨建て国債ってのは金利がついた通貨なんですよ。分かりませんか?

国債の発行残高なんて減らそうと思えば減らせるんです。

でもやらないのは意味がないからです。

これも理解できませんか?

赤字・黒字を問題にするなら貿易収支・所得収支を問題にすべきでしょう。

そもそも通貨発行権・徴税権のある国家と個人を同一視してる時点で大間違い。

わざわざミスリードしてネガティブキャンペーンですか?

それともただの馬鹿ですか?

どっちにしてもあなたは有害だ。

「日本はオワコン」なら、日本より経済力が弱い国はなんでしょうね?


経済編のご意見色々届いています。

他の放射線の取材が非常に長い時間をかけて行われているのに比べて、経済のマンガの取材が甘いと言われればそのとおりです。
経済の理解がないぼんくら漫画家という指摘は間違っていないです。

なので、わかりませんか? わかりませんか? と言われると、すいません。よくわかりません。とお答えするしかないです。
よくわからないことを専門家の先生に聞いて、それをある程度消化しつつ、こういうことかな。と作品にするのが仕事なので、理論が間違っていると言われても申し訳ないけれども私の手に余ります。

ただ、この経済編に対するご意見は、ネットのまとめサイトにマンガの一部が載った時から増えました。おそらく匿名の貴方もそこを見てきていると思います。
あれはマンガの途中を切り出したもので、正しく内容を伝えていません。経済の専門家にとってはあそこだけでいいのかもしれませんが、少なくとも経済編の1話全てを見て、そこからご意見をいただいたいと思います。
経済以外も震災を軸にして色々描いています。決して恐怖を煽ってネガティブキャンペーンをしているものではないことがわかっていただけると思います。

本日発売です。
アマゾンで予約した人はもう届いていますか? 昨日くらいから本屋さんでも並んでいたようです。足元のお悪い中ではございますが、お近くの書店まで足をお運びいただけると幸いです。結婚式の司会か。
さて、なにか書こうと思ったんだが、ギリギリ温泉については先月集中して描いて燃え尽きているので、今振り返って何か書こうと思ってもあまり出てこないなあ。
今月も下旬に入って、やっとのんびりしてきて、今週なんかずっと午前は寝てるし、午後になってもジョギングしてネット見てるうちに夕方になるんで、じゃあ一杯やるかと(笑)飲んでばっかりですよ。
あー、のんびりしてる。
そしたら昨日「化学式に強くなる」の22刷りが届いて、「物理に強くなる」の6刷りのお知らせハガキが来て、大変にいい気分です。
増刷というのは大変うれしいお知らせなんですね。それが1000部でも。
先月から月刊誌の連載がなくなっているので、4ヶ月もすると乾上がってしまうんですけど、(貯金は笑うほどない。先月カードが落ちなくて電話があったほど!)もう少しこの仕事終わった気分を満喫していていいですか。単行本の印税が入るくらいまで。

自分のウェブサイトで本を紹介してなかったことに、今さらながら気づいたのでリンクをペタリ。
さっき編集から電話がありまして、発売から10日で「僕と日本が震えた日」重版決まりました!
パチパチパチ。
1万7千部スタート、今回3000部の増刷なので、トータル2万部です。
」の1巻は5万部以上、「マンガ 化学式に強くなる」は11万部を超えてるんで、部数としてはまだまだ地味ですが、コツコツ増えていって欲しいです。この本は商売抜きなんで、たくさんの人に読んでもらえるとうれしいです。
ツイッターのリアクションや色々な書評は好意的なものばかりで、ありがたいことです。鈴木みその本としてはかつて無いことですよ(笑)
増刷が決まったということは、今「版元」に本が無くなったということで、本屋さんになくなったわけではありません。全国津々浦々、すぐに売り切れになってしまう本屋さんもありますが、全然売れなかったところもあります。
そこで売れ残った本が一月もすると戻ってくるわけです。それを想定して、売れ残らないくらいの量をちょぼちょぼ刷る。というのが増刷です。
残っている本屋さんには残ってます。まだ手に入らないという人は、いろんな本屋で聞いて回ってくれるとうれしいです。なければないで本屋さんに「この本は売れている」という印象をつけますし、あったら在庫なってぐるぐる回る本の旅を短くできます。
場合によっては読んだ後ブックオフに売られていくという旅もありますけどね。

本を読んだ感想などもどんどん書き込んだりつぶやいたりしてください。
良い感想も悪い感想も、なんでもありです。

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