2010年4月アーカイブ

通称「ぼくなつ」といえばプレステのゲームでは有名な、ぼくのなつやすみだが、この作者である綾部和さんayabekazと最近ツイッターで知り合った。
「最初のはやりましたー」と軽く挨拶などをしていたら、みそさんの昔の知り合いの人とゲーム作りましたよ。と綾部さんが言う。
ぼくなつ2の舞台は、伊豆の富戸で、近くの大きな架空の街は下田という設定でした。
おお、そうなのかー。
教祖の知り合いでゲームを作っていたと言えば、もう何年前だったか連絡があって、一度飲んだ高校の時の同級生がいた。その時の話を「おとなのしくみ」のネタにして、ゲーム業界はいいなあ、いやいや漫画家の方がいいなあ。というオチで終わる漫画を描いたので覚えている人もいるかもしれない。
高橋。物理研究部の高橋ね。下の名前は忘れちゃったけど。
みたいな話をしたら、どうも違う。
芸大油絵科らしい。
え? 芸大の同級生でゲームに行った人間がいるんだ。
綾部さんから返事は来ていないのでまだ確認できていないが、それはもしかして「伊藤」じゃないか?
伊豆の下田の片田舎で、割と近所で子供の頃から知っている、大学の同級生がひとりいるのだ。
ガキの頃から彼は足がめっぽう速く、頭がよく、そして二枚目だった。なので中学では生徒会長だった。普通そこまでなんでもできるとどこかに弱点があるものだが、スポーツ万能のくせにやつは、絵もうまかった。たしか音楽の才能もあったと思う。
よく覚えてないのは、1学年違うのだ。向こうが1学年下なんである。
彼の姉ちゃんがまた賢くて、二人とも生徒会長であった。オレが勝てるのは絵だけだな、とぼんやり思ったのを覚えている。ところがその後知るのだが、彼のじいちゃんは画家だったのだ。
北高で、運動部の勧誘をけり、入ってきたのは教祖がいた美術部だった。
高校の途中で田舎から東京へ引越ししてしまい、それっきりになったが、芸大で顔をあわせてびっくりした。
教祖は2浪で油絵科に入ったが、ほとんど学校に行かなかったため、次の年も1年生だった。そこに入ってきたのが彼、伊藤たいがだった。どんな漢字だったか忘れた。
油絵科というのは年間55人しか入らない学部で、同じ県の出身者もほとんどいない(東京が半分くらいなので)さみしい学校なのだが、それがあんな片田舎の2キロくらいの距離に同級生がいることが実に不思議だった。なんだよタイガは絵でもトップクラスかよ。というのが密かなショックだった、彼はそれほどスーパーな男だったのである。
その後留年してもやっぱり学校に行かなかった教祖は、除籍になってしまったが、タイガはしっかり卒業しただろう。学校関係に友達がいないのでまったく情報がないのだが。

そこで今日の話に戻る。同級生だというのでてっきり高校の同級生だと思ったが、「芸大の」同級生で同郷は伊藤しかいない。ゲームにいたのか。とひらがなで検索をかけたら、一発で出てきた。
伊藤泰雅

初回のパリ個展。1964年静岡県生。1991年芸大大学院油画技法/材料修了


なんと画家になっていた。
いやそんな驚くこともない。大学院までしっかり出て。順当と言えば順当である。うんうん、すばらしい。
ゲーム制作に参加していたのは17年前というから、彼が30弱だからバイトというところか。絵かきとしたら十分ありえることだ。これがついさっきの事なので、懐かしくてつい長い日記になってしまった。
タイガよ、オレは漫画家やってるよ。きっと漫画はオレの方がちょっとうまいと思うよ(笑)。いやわからないけど。
もし検索か何かでここにたどり着いたらいっぱい飲もうぜ。

※綾部さんから連絡が来て、ゲームの人とは違う人でした。
今朝、近くの公園をジョギングしていた時にふと考えた。
アディダスマイコーチを使うようになって、速度とスタミナが変わった。それまで漫然と3年間走っていたが、メソッドに従って走るようになったら、1ヶ月半で劇的に変化した。
毎日同じ距離同じ速度で走るのと、日によって速度や距離を変える方式では後者のほうがトレーニング効果が大きい。ということは知ってはいたものの、なかなか心拍数を上げるトレーニングはできなかった。
それを簡単にできてしまうのがこのマイコーチで、それはそれは驚く効果なので、速く走りたい人は使うといいです。
思ったのはそこではなく、つい自分が陥ってしまう罠について。

レースに出るために走っているのではないのに、スタミナがついてタイムがアップすると素直に嬉しいわけです。自分の能力が上がることが嬉しい。
別に誰とも競争していないと言いながら、見えない仮想敵なランナーをぶち抜く快感のようなものがある。それは知らない人かもしれないし、過去の自分だったりする。
苦しいトレーニングの先に、自分の能力向上がある。
ここに落とし穴があるんじゃないかと思ったんですね。
努力するほど、自分より速く走れる人を尊敬するようになる。
苦しいトレーニングをするほど、自分のタイムがよくなるほど、その傾向が高まるのではないか。
苦しい思いをするほど、その業界の上にいる人のすごさがわかるので、尊敬するのは当然といえば当然なんだが、それは逆に下にいる人間、自分より下を見下すことになるのではないか。
と思ってはっとしたわけですね。いまさらこんなことに気づくのもなんですが。

昔から「○○さん尊敬してます!」と大げさに言う人が苦手だった教祖ですが、その理由は、人をやたら尊敬する人は同じくらい別の人を軽蔑しているんじゃないか、と思っていたからです。
上を作ることは下を作ることで、ヒエラルキーとはそういうものなんですが、その強さというか影響力がそれぞれの人にとって違っているんだろうと思うんですね。
で、最近とても真面目に走って、体重を計り、カロリーを計り、節制しているオレなんですが、マヨネーズをどばどばかけている嫁をみると、あーあ、という感じが実際あるんですよ(笑)もっとしぼらんかい!と。
その傾向は自分が努力して絞るほど、その努力に比例して大きくなっているのではないか。

真面目な人ほど、不真面目なものに憤り、法律で律してしまおうと考えるのではないか。
非実在青年などと言って漫画を制限しようとしている人は、ものすごく真面目に何かを努力してきたのかもしれない。真面目でない人間はダメだと考えていることが根本かもしれない。

好きで走っているはずなのに、苦しいトレーニングをすると、そこを肯定するために努力しない人間を見下してしまう。
オレはいい加減な人間だったのに、なにを真人間化してしまったのか。と思って足が止まってしまいました。
だからといって、みんな上も下もなく、「好き」「嫌い」でいいじゃないか。とも言いません。平等がいいとも思えないので。
競争して勝つのも努力も楽しいことだから。
何事も行き過ぎてはいけないなという自分への戒めです。
いいかげんがいい。その加減は実に難しいけど。
とりあえず今夜はいっぱいやろう。ネームの締め切りはひとまず置いておいて(笑)
iPhoneのOperaブラウザミニで書き込みしてる。
Opera軽くていいな。
タ イトルを見ると、5年前なら何言っているのかさっぱり分からんな、と思ったので、あの頃の未来には来ていることはわかった。
未来は4月に積もるほどの雪が降る大変に寒いところです。地球は寒冷化に向かっているんでしょう。
こんな寒さの中、小僧は7時からサッカーにでかけた。犬を見る気分である。
さあ、今日も一 日がんばるか。

と書き込んでみたが、ブログに本文が反映されない。しかたないので文章をEvernoteにコピーして、MacBookから書き込んでおります。MT5だったらもっと簡単に書き込めるのかもしれない。

筒井漫画でました

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本日「筒井漫画読本ふたたび」の見本誌がやってきました。

明智抄 さん      「幸福ですか?」
いがらしみきお さん   「北極王」
伊藤伸平 さん      「五郎八航空」
折原みと さん      「サチコちゃん」
雷門獅篭 さん     「落語・伝票あらそい」
菊池直恵 さん    「熊の木本線」
鈴木みそ さん      「あるいは酒でいっぱいの海」
大地丙太郎 さん     「発明後のパターン」
高橋葉介 さん      「ラッパを吹く弟」
田亀源五郎 さん     「恋とは何でしょう」(『男たちのかいた絵』より)
竹本健治 さん      「スペードの女王」
とり・みき さん     「わが良き狼」
萩原玲二 さん      「弁天さま」
みずしな孝之 さん    「フェミニズム殺人事件のようなもの」(パロディ4コマ)
Moo.念平 さん    「うちゅうを どんどん どこまでも」

出版社のデータをそのまま使ったので、自分の名前までさん付けになっていてまぬけですが、自分だけとるのもなんだなあ、ということでそのままにしました。
1600円もする本なので、さすがに印刷が綺麗です。年末にこつこつ描いた甲斐があったというもんで、感無量です。
いや筒井先生の名前の入った本にかけるだけで嬉しくてしょうがないの。ああ、漫画家やってて良かった。
いや読んでみると実に面白い本ですよ。部数は少なめなんで、本屋で見つけたらすぐに買わないとなくなるよ? 

「限界集落(ギリギリ)温泉」の1巻も、地味な話ながらネットでの評判はまずまずといった感じでしょうか。
ホリエモンのサイトでも先月8位と善戦してます。いやあ「銭」はあそこで売れてるけど、「ギリギリ」はランキング入らないかなあと思っていたので、売れてよかった。
3万部も刷ってしまったらしいので、なんとか完売して欲しいと思います。
まあテルマエ景気でしばらくエンターブレインは大丈夫なそうなんで(笑)、足を引っ張らないよう、がんばります。

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