走るゲーム

先週知り合いに教えてもらったフラッシュのサイト。
ここのアスリートのゲームが面白くてしょうがない。
ボタンはキーボード左上のQW、右上のOP、の4つを使う。右足左足、となっているのだが、左側では太ももの開き具合を、右側はひざの屈伸を決める。
もうこれはやってもらうしかないのだが、進まない進まない。
1時間根を詰めても3メートルくらいしか進めなかった。ところがそれがつらくない。変な動きで倒れたり滑って後頭部を強打しても首が折れても、それが実に面白い。
歩いて走ることを学習していく、という作業はこんなに楽しいということを発見した。
だんだん走るコツがわかってきて、地面をけることができるようになると、次は腰を落とさないようにスピードを上げたくなっていく。ただ走るだけなのに同じ繰り返しがひとつもなく、毎回重心に対する目のフィードバックだけでバランスをとり、フォームがどんどんきれいになる。
100メートルで砂場につき、ジャンプするのがフィニッシュなのだが、どのくらい飛べるんだろう。まだ走るのが精一杯で、幅跳びを長く跳ぶ方法がわからない。
遠い昔ファミコンで野球ゲームがたくさん出たとき、スーパーリアルベースボール、というゲームがあった。たしかそんな名前だった。
ボールひとつ投げるのですら、めちゃくちゃタイミングをとるのが難しく、ほとんどの人が10分たってもまともにストライクが入らなかった。
教祖はちょっと好きだったんだけど、まったくはやらずに消えましたね。あれを思い出した。いやもっと出来はいいですけども。
学年で群を抜いて足が速い(だけの)息子にこのフラッシュをやらせてみた。
げらげら笑いながら地面をのたくっていたら、なんと5分で3歩あるいた。かとおもったら15分もしたらぱだぱだ足を交差させて20メートル近く走るではないか。オレが3時間かけていけなかったエリアに! こいつ天才じゃね? とか思いました。なにか実際に走る部分と共通する脳みその場所とかがありそうですが、ぜひこのフラッシュはお試しあれ。

コツは、両手の人差し指同士を同時に押し、次に中指同士を押す。このように指をぱたぱたさせると足もばたばたするので、タイミングを合わせて重心をコントロールするといいです。なれるまではキーを長く押さないで、こつこつ少しずつ押すとわかりやすい。
次に着地する足のひざから下の角度。これが大事なので、進行方向にけりだせるよう、垂直より少したたんだ角度で着地するようにする。
上下動を大きくさせないようにする。最後は腰の部分を注視すること。