小田和正

  • 投稿日:
おだおしょう。と読んだ人はいませんか。うちの娘はそう読みそう。
昨日ぼんやりとテレビをつけたら小田さんの歌が聞こえたので、そのまま最後まで見てしまった。
60歳を超えてあんな声が出るのはどういうしかけか。
ずっと小田和正は声もメロディも好きだが、歌詞が嫌いだったので、あまり聞かなかったのだが、ここ10年くらいはオレが年をとったせいか、小田さんが年をとったせいか、まどっちにしろ年をとったのだが、歌詞に引っかからなくなったのでよく聞くようになった。あの声を聞くと、人ののども楽器なんだなあとしみじみ思う。
で、教祖ののどです。ボイストレーニングをしようしようと思っていたときに、ちょうどそういう本をアマゾンで見つけた。

「ハリウッドスタイル 実力派ヴォーカリスト養成術」
このタイトルはなんとかしてほしいところがあるが、内容はとんでもなくすばらしい。大げさでなく人生を変えた本の1つでした。
ずっとずっと悩んでいたのが、教祖は高い「ミ」がぎりぎりで「ファ」から苦しくなり、「ソ」は裏声でないとでないこと。
昔の歌はそれで十分だったんですが、最近の歌は平気で「ラ」まで使うので、カラオケでは2つ3つ落とさないとさびが歌えないわけです。これが悔しい。
ミスチルとかスガシカオとかスピッツとかレミオロメンとか、とかとかとか。好きな歌手は全員この領域を歌いやがる。
どうにかして声がでないものか。いろいろやってもだめだったのがなんと、この本一冊読んでCDの練習をしたら6日で声が出ました。うそー! これなんの広告? みたいに信じられない効果。
結局のどから出す声は(変声期後の男性ならだれでも!)「ミ」か「ファ」が限界で、これから上の「ド」までは裏声の一部と混じり合って出さなければいけなかったのでした。
通常の声を「チェストボイス」裏声のような高い声(厳密にはファルセットと違う芯のある裏声)を「ヘッドボイス」その間を「ミドルボイス」と呼んで、ここを出すためにのどを広げる練習をさせる本で、人によっては「ミックスボイス」と言ったりしてるやつですね。
のどでいくら出してもそれはでなくて当然。ちゃんとのどを開いてやれば、だれでも「ラ」まで出る。と書いてある。
「粉雪」の「こなぁーゆきぃー」の「なー」の音が「ラ」だけど、あれが誰でも出る? ほんまかいな。と練習したらすぐに出た。
そうかボイストレーニングとはこういうことをやっていたのか。
ということで、もし高音を出したい。でもいつもカラオケではキーを下げている。という人は是非この本を買いましょう。もし声がでたら2000円は安い! 
って小田さんの話じゃなかったっけ。
彼が面白かったのは、年配の女性のファンとふれあうたびに「ババアだよ」「またババア」とかるく毒づくこと。
あの歌詞でこの台詞! なんというギャップ。意外と黒いぞ小田和正(笑)
これはぜひそういう歌詞で曲を作って欲しい。
「もうババアはいらない」
「きみが年をとった」
「モウロク」
そんな黒い歌詞でもあのノドで歌えば酔いしれるからダイジョウブ。
※ボイトレに関して追記しました。

(以下追記)もちろん「出るようになった」と言っても今まで出せなかった領域なので、大きな音では出せません。
裏声並の小さな音だけど、出せた。というのがポイントで、この声を断続的に大きな音で出せるようになるためには1年以上鍛えないといけないだろうと思う。でも出し方(ノドの使い方)がわかったのが収穫なので続けていこうと思うわけです。
まだカラオケでスピッツ原キーで出すのは無理だろうなあ。